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 黒岩PのあれこれVol2
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娘の被災地訪問with神山氏 07月12日 (火)
すでに3週間もたってしまいましたが、さる6月22日~24日、

ラボOGの娘のみーしゃがふとしたご縁で、ノンフィクション作家の神山

氏と数人の仲間で、東北の被災地へボランティアに行ってきました。

きっかけは、わがたま川地区で開催した、45周年記念の子育てフォー

ラムに、神山氏が講師としていらした事でした。

保護者の方々や、ラボっ子、OGたちで、大変面白く有意義な講演を拝聴

しました。近著のテーマである、盲目のピアニスト辻井伸行氏のお話等

時間の経つのを忘れるほどでした。

その後の神山氏を囲んでの昼食会で(もちろん娘は参加を固辞しまし

たが、神山氏が気さくに誘ってくださったため)、就活中の悩みを相談

したりしたところ、「東北へ一緒にいこう!」という話になり、

トントン拍子に事が運んだというわけです。ラボっこOGは、もう一人

講演会に参加してくれて、7月はじめに助産師としてスーダンへ旅たっ

て行った、たま川地区川上Pのサトリンも一緒でした。二人はもちろん

子供の頃からよく知っていて、優等生の彼女にいつも尊敬の念を抱いて

いたので、今回の被災地へのボランティアは二重の意味で有意義な旅

だったようです。ミーシャに代わって報告したいと思います。

*******************************

旅の目的は、被災地の仮設住宅に、二夜限りの居酒屋を開設し、元気

づけることと、落語家の三遊亭享楽氏の高座とジャグラーの謳歌氏の

パフォーマンスを楽しんでいただくこと、そして被災地のラボパーティ

への訪問でした。もりだくさんの内容に何度も打ち合わせをし、

3台の車に荷物を積んで、総勢7人で朝早く石巻へ向かいました。

打ち合わせ通り、少人数のグループに別れてそれぞれの訪問先へ。

さとりんは、Iパーティをはじめとしてラボっ子以外の子供たちを含む、

小学生たちと一緒にソングバーズなどを楽しんだようです。

飯澤Tは、私と偶然春キャンで同ロッジになったことがあり、今回の被災

で、地域の国際交流組織を拠点として、骨身を惜しまず活動されていま

す。「国際交流協会ともだちin名取」というグループでブログもある

ので、是非ご覧下さい。また、このような状況で今夏シャペロンとして

アラスカへ出発なさるその行動力にも、頭が下がります。気を付けて

そして、素晴らしい時間をお過ごし下さいませ。

みーしゃは、Yパーティへ神山氏とともに伺いました。依田Tのご希望で

神山氏の「思ったことを言葉にする」講座を中心に、テューターのお嬢

さん達とも親睦を深めたようです。みーしゃの話によると、みんなすご

く明るくて、真剣で、ボランティアに行った自分のほうが元気を貰った

そうです。ちなみにボランティアで伺う前に、心の準備のひとつとして

被災された子ども達への、具体的な接し方が記載された、依田Tの

パーティ通信『ぐるんぱ通信』を送っていただきました。

そこには、テューターご自身の体験と、精神科のお医者様からのアドバ

イスが書いてあり、私にとっても大変参考になるものでした。実は

その精神科のお医者さまというのが、石巻在住の、わが地区の嶋岡Tの

お兄様で、こういうところにもラボのつながりを感じています。

地区の皆さんにも、このぐるんぱ通信を見ていただきました。

とても参考になりますので、関心をもたれた方は、そちらもぜひ検索

なさってみてくださいませ。


夜は居酒屋&享楽師匠の高座、こちらは地域のお年寄りが

すごく楽しみにしてくださっていたとか。飯澤Tたちが、高座を設営し、

お年寄りのためには、椅子を準備して待っていてくださったとか。

次の日はTパーティへ、さとりん、謳歌氏、神山氏とともに訪問。

時間が空いているときに、パーティのお母様が近所を案内してくださっ

たそうです。空っぽのおうちに紙が大きく貼ってあります。

この家の住人は、どこそこの避難所(或いはおうち)にいます、という

張り紙でした。また、身長より高いところを指さして黒い線が付いてい

ますが、ここまで津波が来たのですよ、という説明でした。

東海林Tの御宅では、ジャグラーの謳歌さんのパフォーマンスに見入る

子供たちの姿が、いきいきと写真にうつっていました。東海林Tも凛と

お美しく、私のラボ中の姿とはあまりに違うのでびっくりでした。

ご自宅で、お母様方、みなさまと料亭のようなお食事を供され、

この状況下での心からの振る舞いに本当に頭が下がりました。

本当に皆様にお世話になりました。この場をかりて御礼申し上げます。

今回のボランティア旅行で、みーしゃの報告と写真を見て感じたのは、

被災された方々の目を見張るほどのオーラというか、逞しさ、そして

その反対側にあるだろう、私の想像のつかないほどの傷の深さ・・・

深い闇があるからこその際立つ光なのでしょうか。現地にたっていない

私が軽々しくものを言えない。しかし、ラボOGの娘たちを受け入れ、

もてなし、そして共に明るい笑いを見せてくださった皆様の懐の深さ

に深く深く感謝いたします。テューターってすごい。ラボって深い。

神山氏には、グループキャプテンとして本当にお世話になりました。

近日にも再び石巻へいらっしゃっているとか。フットワークの軽い

神山氏のこと、今回は、どんなサプライズを抱えて訪問なさっているこ

とでしょう。氏の書いていらっしゃる本と、氏の行動力がピッタリ

リンクして、彼もまたラボOBであったと嬉しくなる私でした。
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Re:娘の被災地訪問with神山氏(07月12日) ・ >>返事を書く
むーままさん (2011年07月17日 19時51分)

 被災地訪問報告ありがとうございました。地区の集まりもいつも忙し
くあまりゆっくりお話もできなかったので、こちらで報告を読ませてい
ただいて嬉しかったです。みーしゃにとってもとてもよい体験になった
ようですね。
 45周年で何かと忙しい毎日ですが、たまにはテューターみんなでゆっくり
おしゃぺりできたらいいですね。
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