お留守番はダメ
私は中学一年生の時にアメリカでホームステイをしました。ホストは一つ年下の女の子。その時は、いつでも高校生のお姉さんかお母さんと一緒に行動をしていました。お姉さんもお父さんも家にいないときは、お母さんが洗濯に行く時さえもコインランドリーについていったりしました。
その時は不思議には思わなかったけれど、ちょっと経ってから「なんで、洗濯にも一緒に行ったんだろう?」って疑問に思ったことがあります。アメリカに来て、その答えが分かりました。アメリカでは、子供を保護する法律があり、子供に暴力を振るったり、適切な保護を与えなかった場合、親は訴えられ子供は保護されてしまいます。その延長で「子供だけで留守番をさせない」というのが常識です。「小さい子を留守番させてはいけない」という法律はないらしいですが、それが法律だと思っている人も多いらしいです。近所の人が通報して親が捕まるという例が、少なくないらしいです。「車に赤ちゃんをおいてちょっと買い物」なんてしたら、すぐ逮捕されます。
なので、中学生年代の子供を家に残して出かけることは少ないのです。特にアジア人は実際の年齢よりも若く見えます。家においていけないですよね。アメリカでは、子供だけでお留守番はできません(時間にもよるみたいですが)。「今日はお留守番してる」なんて言ったら、ホストマザーは困ってしまうでしょう。でも、ホームステイの時は「お留守番してる!」なんてつまらないこと言わないでどこにでもついていった方が楽しいから、どんどんついていくと良いと思いますよ。
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