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キバ(kiva/ KEY-va)は、主に儀式の時に使う部屋です。族によって形が違います。
アコマ・スカイシティ(プエブロ族のひとつ)のキバは四角で地上にありました。大きな梯子を登り屋根の真ん中へんにかけられた梯子で下のキバに降りていくようです。
ホピ族のキバは地下にあり四角です。ホピ族は、地下にある3つの世界を通り抜けこの世に表れたとの言い伝えがあります。ですから大切な儀式は地下で行うのだそうです。キバでは、儀式、祈り、村の政治の会議、伝統を教えるなどの他にもストーリーテリングや歌をうたったりと楽しむ時もあるようです。
ケンブリッジ博士が『太陽へとぶ矢』の絵本を見て、「ライオンのキバ(マウンテンライオン強さの象徴)ヘビのキバ(輪になったところが、サークル・調和を表す)はち(トウモロコシの受粉に必要。ハニーコーンをもたらす。植物の生命をつくりだす。)かみなり(雨をもたらす)」と説明してくれました。プエブロ族の人々にとって大切なことが描かれているのです。
(ホピ族のキバの写真は、絵本『THE HOPI』より)
ホーガン・・ナバホ族では、ホーガンを呼ばれる建物で儀式などを行います。(昔は、そこに住んでいたそうです。今は儀式や、親戚などの寄り合い、ストーリーテリングや織物に使っています)男のホーガンと女のホーガンがあり、今回の旅では女のホーガンに泊めてもらいました。
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