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2/2(7名) <ホッレおばさん一回動く>自分のやりたい役で。
いつもは役のバランスをとるために「この役がいないから、しょうがなくやるという」とのことがある。特に小6の2人がリーダーとしての気持ちからかあまり人気のない役を買って出るケースが多い。今回は遠慮なしということで自分の本当にやりたい役を1番にしてやってみた。
S(6年)「えーマルガレェテ3人になっちゃうからやっぱり違う役になったほうが いいかな?」
M(6年)「今回はいいんだよ。本当に自分のやりたい役でうごけば。まぁなんとか なるでしょ。」
Mちゃんのゆるぎのない大らかな助言でSちゃんは念願のマルガレェテに。 発表の役を決める前に自分のやりたい役を一度はやってみるっていいことだな。
・・・・・一回動いている間・・・・
T(2年)「パンとかリンゴってどうなるのかな?食べるの?」
次回のラボでみんなで考えよう♪
そういえばパンの場面の前に年中のY君に「パンになろうよ」とさそったら「やだ!食べられちゃうもん」と言ってた。なるほど年中さんにとっては自分が食べられしまうということは一大事なのだな。
本番の役を決めるとき R(2年)は迷っていた「まま母」か「マルガレェテ」R「マルガレェテもいいけどそれになると継母役がいなくなるしな」しばらく迷っていたが「どっちでもいい」というので継母になることになった。本当はマルガレェテがやりたかったのかな?と思いちょっと心配したが次のラボのとき「継母のセリフ覚えてきたよ」といっってたので「どっちでもよかったんだ」とちょっとほっとした。きっといつか本当に自分のやりたい役に出会うと思う。
2/9
1回動いた後
今日考えたい場面を決める→べタッ黒おじょうさんの場面
母がマルガレェテをかわいがっているのをローザが壁のかげから見ている。うらやましくなって自分も井戸に飛び込む。
Y(1年)「べタッ黒になって帰ってきたローザーをみてマルガレェテとお母さんが『ウソでしょ?!』って顔をする。」
・・周りの様子のイメージがわいてきました。こうなってくるとおもしろくなってくる。ベタッ黒役のYaとTはローザの周りでいい感じでくねくねしている。
話し合っている時てんでにピーチクパーチク言ってて「今のわかった人?」とリーダーが聞いても「へっ?」って感じ。そんなときに
T(2年)「わかった人は両手をピーンとあげるんだよ」これがルールになった。ちなみに前々からのルールは
「ふざける人はテューターのおひざに行く」
ラボが終わった後 6年リーダー2人と話した
私「「ホッレおばさん」なのに英語では『MOTHER HOLLE』だよね」
S「そうそう今日車の中で聞いてて不思議だと思ったんだよね。」
私「なんでMOTHERなんだろうねぇ?」
・・・・
M「マルガレェテにとってはホッレおばさんがお母さんだったからじゃなぁい」
S・私・Sの母「あーそうか」
私「お母さんかぁ。みんなにとってのお母さんってどんな感じ?」
子「うーんひとことで言い表せないなぁ」
母「あまりここでは聞きたくないなぁ(笑)」
どうしてMOTHERなんだろう?お母さんって誰のお母さんなんだろう?来週ほかのラボっ子にも聞いてみよっと♪
ホッレおばさんには不思議なことがたくさんある。考えるのがおもいろい。きっと子供たちはそれぞれにイメージふくらんだときこのお話がもっともっと楽しくなるのだろう。
2/16
テューターの一言、いいような、悪いような??
Yaちゃんがクイズを考えてきた。「春の娘はいるでしょうか?」
ラボっ子「いない!」
私「いないんだぁ。じゃぁ私が春の娘になろうかな」
子「無理。なれない。年取ってるから」
私「えーなりたいのに。春の娘・・・。」
「みんなだったら何の娘になりたい?」
子「秋の娘」「夏の娘」などいろいろ答える。などといっているうちになんだかうやむやになってしまった。
ここで「みんなだったら何の娘になりたい?」という問いかけでなくて「じゃぁどんな人が春の娘になれたのかな?」という問いをすればよかった。そうすればもっと季節の娘たちについて考えられたなぁ。それとも子供たちが「秋の娘」「夏の娘」などといった後「秋の娘はどんなことするの?」ってつなげてもよかったかも。
う~~ん、何気の一言がむづかしい。私の一言よりもきっと子供たちの一言のほうがずっといい。
3/1・3/8
後半の金色の雨や風のふく場面なんとなくやってる感じがしたので次回のラボでその場面をみなで聞いてそれぞれのイメージを浮かべてみた。ほんとはその後お互いのイメージをシェアするつもりだったけど時間が足りなくなったのでできなかった。(毎回1回は通したいのでどうしても時間が足りなくなっちゃう)
でもその後「ホッレおばさん」の題を言うときの音楽の表現を考えるとき
6年リーダーのSとMが
「じゃ目をつぶってCD聞いてイメージしてみよう」って言った。
「どんなイメージだった?」
ゆ「最初やさしい空気、あとからは違ってお母さんの悪い空気の感じ」
や「川があって風がこうなって・・・」
つ「自然って感じ」
る「花も」
とみんなに聞いてた。CD聞いてイメージ浮かべるのを大切にしてくれていてうれしかった。
発表会まであと1回。この時期になるとセリフをあわせるのに時間をとられなかなかイメージを浮かべる余裕がなくなっちゃう。ことばがつながっていかないとお話も流れていかない。まだまだセリフが入ってない。
一人づつ今日の感想と来週最終練習までにやってこようと思ってることを言って終わりにした。 どうなるかな?期待と不安がごっちゃまぜ。
3/15
1回とおしてみる。セリフやナレーション練習してきたようでだいぶ気持ちが入ってきた。自分の言葉になってきたみたい。
年中のYがSの細い背中の上にはじめて一人で立ってコケコッコーといい声でないた。かっこよかったよ!はじめはホッレおばさんはあまり乗り気じゃなくて私と一緒にやってたけどやってるうちに「ホッレおばさんなんか楽しくなった。一人でもできる」と言ってみんなの中に入っていった。小学生たちは時折Yのガチョウ攻撃やぶらぶら遊びにも気長につきあってくれていたね。みんなのおかげでホッレおばさんが楽しくなってきたんだろう。ありがとう。Yも一緒にテーマ活動できてうれしい。これでひとつのグループになった。
最後にみんなに「ホッレおばさん」ってなんで「マザーホッレ」なんだろう?って聞いてみた。いろんな答えがあった。子供たち、年代によって感じ方がそれぞれ。このお話が心に残るお話になるといいな。
3/20 発表会
Rちゃんがインフルエンザで休んでしまった。前日に連絡があった。今まで一生懸命セリフ練習していたのに本人が一番せつないだろう。継母役だったので代わりに私がと覚えようとしたがその英語のイントネーションが難しい。今さらながら子供たちはよく覚えてくると感心した。当日メンバーに話すと6年のSちゃんが変わりに日本語でよかったら。やってくれるという。ありがたい。(本番はほとんど英語入っていてびっくりした。)
発表は登場人物の気持ちが見ている人たちの心に届いた。気持ちをこめてできたと思う。動きながらのナレーション、キャラバン隊みたいによくやった。心に残るホッレおばさんになったよ。
みんなでつくったホッレおばさんなのでRちゃんと一緒にもういちど発表しよう。4月にループ内でお母さんたちにみてもらうことにした。
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