幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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June 6, 2003
ワシントンのタコマより


ワシントンのタコマにきています。
昨日は、ワシントン州立大学で、日本紹介などのワークショップをしました。
部屋からアあふれるくらいの人たちが集まって、賑やかに行なわれました。
今年来日する予定の4Hの子供や家族、受け入れ予定の家族、ラボとの国際交流に、来年や再来年参加予定の家族、すでに参加した家族、過去に来日したことのある高校生や、その他にコーディネーターや、エイジェントなどなど、私たちを含めて50人くらいが集まりました。

これで、ほぼ私たちのミッションが終ります。

今日はキングカウンティを訪問。
SARSについてのお話を伺います。

きてくださっているみなさん、ありがとうございます。
お返事は帰国してからゆっくりしますね。





June 11, 2003
テューター派遣団帰国報告最終回:ワシントン州(シアトル)


<ワシントン州:シアトル、タコマ>
☆ Caroll(コーディネーター)による送迎と対応(オレゴン州でもそうであったが、ここでも、私たちが移動時に使用された車は、大学所有のバンであった。)

参加者:ここでの集い(レセプション)には、ホスト・ファミリー(今年受入を予定している家庭)、ラボ日本プログラムに参加する4‐Hと家族、カウンテイ・コーデイネ-ター、ラボ留学生(高校生)とその家族、過去にラボのホームステイで日本訪問経験者(高校生)、将来、交流に参加する予定の小中学生等、約50名ほどの人々が集った。

① Dr Pat BoyEs’(ワシントン州のリーダー)による国際理解教育セミナー:
パット・ボイエズのレクチャーは、”Global Citizenship in a Changed World”(変化する世界においての国際人の育成)
人類が初めて宇宙から、地球を見た時点から、globalという観念が生まれたという話しから始まって、global educationがいかに大切であるかということが、とてもよくわかるレクチャーであった。(詳しくお伝えしたいが。。。)
彼女自身、日本政府の招待で、栃木にホームステイした経験があり、文化や言葉の違いから生じる誤解を解くためには、やはりお互いに理解しようと言う努力が必要であることを強く訴えていた。(ラボだなぁと思い、その後の私のスピーチがしやすくなった。)
話しは、続く。我々の現実には、9・11があり、イラクや中東の争いがある。テロに対する恐れが常にある。(ここワシントン州に来て初めて、テロに対する恐れと言うことを聞いた。やはり、そうなんだと思った。)我々は知らないことに対して、恐れを持つのだ。しかし、異文化を理解し合うことによって、その恐れを乗り越えていくことができるのであろう。
その意味でも、今後もラボとの交流を進めていきたいと。。。
OHPを使って、visual的にもしっかりと準備されたレクチャーであった。
また、真ん中の大きなテーブルの上には、長年の交流の中で残されてきた日本文化を象徴する数々の品が並べられており、その中には、2年前にラボから贈呈されたラボ・4H国際交流30周年記念の扇形の立派な楯が置かれてあり、交流の歴史の重みを感じた。
    
② マイクとのインタビュー(University Broadcastを通じて企画されたもの)
ワシントン州立大学Extension Leader(エクステンション部長)のマイク・テート(前ミシガン州4Hリーダー)が会議用テレビを通じて、この日集まった皆様と我々に、つまり4Hインターナショナルプログラムの参加者に対しての歓迎や激励の言葉があった。
この会議用のテレビというのは、会議室の前面に用意された大きなスクリーンに、(相手)マイク・テート氏が映し出され、あちらにはこちらの様子が映し出されると言うもの。会話ももちろんできる。離れた場所からでも、こんな形で会議に出席できるという。
よくテレビでは見たことがあったのだが、大学の中に何カ所もそういう会議室があると聞いてびっくり。また、今回は、このことは知らされていなかっただけに、彼の登場に我々はもちろん、会場のみなさんもびっくりしていた。
しかし、Pleasant surprise、思いがけないプログラムで驚いたり、喜んだり。

③ 日本文化紹介:3回目のワークショップ
☆ 各テューターが自己紹介をし、時間がたっぷりあったため、私もスピーチをすることになって、ラボの事を話す機会ができた。
もちろん、送り出しや受け入れをして下さっている方へのお礼と、この交流が子どもたちにもたらすもの、それは双方の子どもにとって、大切なものであることを話しましたが、ラボがglobal educationであることにも触れた。
つまり、ラボは言語習得を目的としており、その方法として、世界の物語に取り組んでいること。テーマ活動と称して、私たちはそれぞれの国の物語の歴史や文化的な背景や生活習慣を学びながら行っていること、その中で子どもたちが言葉を学んでいることなどを伝えた。
では、具体的にどんな物語?ということでいろいろと紹介し、最後に、今月発刊される物語をと思って、「イラクの~」と言いかけて、ちょっとどうしようか、と迷ったのだが、今月発刊される物語の中に「ギルガメッシュ王」の物語がはいっていることをいうと、「お~」と言う声があがり、その物語を知っている方が多いことが確認されて、嬉しくなった。

☆ 日本文化紹介:
○ ラボの教育、国際交流を通じて育つ子供たち、国際交流に参加するラボっ子の期待、その他は、前の州とほぼ同じで、直川、崎本、飯澤3テユーターによる日本の文化の紹介、舞踊と着物(着物文化:型を大切にする文化。帯で締め付けて、気持ちを表現しない文化であることを紹介)。子供を愛でる文化(七五三)、日本の祭り、漢字の楽しさを伝え、習字や折り紙や着付けを体験する等をグループに分かれて行った。
○ 参加者はとても興味を示し、積極的に関わってくれた。
○ 担当者のキャロルによると、今日は、本当に満足した!とのこと。
○ 以上30年を越えるワシントン州との交流の意義を再確認する集いとなり、ワシントン州の集いは、最後を飾るものとなったと言えよう。

④ 夕食会:
☆ パットのご招待で、高校生留学のタカとそのホストファミリーとともに夕食
☆ 更に、交流を深めるべく、いろいろな話しあいが行われた。

翌日:
⑤ 4H Forest and Ropes Course(Bonney Lake)
Brianの指導により、ティームビルディングを体験し、ロープワークを見学。
○ 4Hの子どもたちが、このような形で色々なことを体験しながら、学んでいくのだと言うことを確認できて、交流相手としてほんとに素晴らしいいい教育を行っていると感心した。
○ Brianから、ティームビルディングのテキストをプレゼントされ、その本は、ラボのスタッフへのおみやげとして、持ち帰り、本部のH氏に手渡した。
○ ここでの教育方法は、まさに、Learning by Doingである。決しておしつけではなく、考えさせながら、子どもたち自信が学んでいくのである。

午後は:
⑥ シアトルに隣接するレントン市にあるKing county4Hオフィス訪問
☆ スタッフ総出による4H活動紹介
☆ 14歳の4H会員(女の子)による4Hの歴史の紹介(写真などを見せながらのpresentation)
☆ 15歳の女子による馬の出産に関するpresentation
☆ 二人の小学生と1人の中学生によるファションショー(自分で縫ったという洋服を着て)

◇5人ともとてもよく準備をしていて、presentationsの仕方もとても上手であった。個人が自分の研究テーマについて発表するような機会がラボにはあまりないので、今後は、そのような機会を創っていくことも考えていくことはよいのではないかと思ったりもした(Outputの場として)。

☆ 参加した4Hメンバーが用意してくれたフルーツ、チーズパイやミートパイなどのおもてなしは嬉しかった。
☆ 短い時間ではあったが、折り紙紹介などもした。

以上を持って、私の帰国報告を終わります。

6月7日、帰国のために、シアトル空港に向かいました。
空港では、体調の優れない状態であったバーニー氏が、いらして下さって、全国のテューターからのお見舞い金を手渡すことができました。
バーニー氏としばらくお話しする時間がありましたが、彼のラボに対する愛情が感じられ、早くお元気に成られることを祈りたいです。
みなさんで祈りましょうね。

帰国報告もこれで、最後になりましたが、サンフランシスコで、私たち3人を出迎えてくれて、この一週間、行動を共にして下さった山田氏(ワシントン在住)からのメッセージをお伝えします。
山田氏は、長年、国際交流を支えてきて下さっています。この間に多くの著名な方々との人脈を築き上げ、ラボ・4H国際交流に対する彼の功績は多大であり、今回の訪問を通じて、彼の素晴らしく大きなパワーを感じることができました。

彼のメッセージとも言える言葉を紹介しましょう。

「変化する世界、そして社会の中での安全で教育的な国際交流を継続するには、数多くの人々の協力と応援とが不可欠である。その人々との関係を創る為にも、ある賢者の次のような祈りが思い起こされてきたのでそれを紹介したい。
◇“神よ、
変えることができるものについては変える勇気を、変えることの出来ないものについては、それを受取る心の静謐さを、そしてその相違を判断出来る知恵を与えてください“

ちなみに、この言葉は、カリフォルニアのPat Englishの夫であるJudも大好きな言葉で、大きな額縁に刺繍されたものが、飾られてあった。
山田氏は、私の兄と同じ大学(青山学院大学の神学部)で、兄は彼にとてもお世話になった事があり、山田氏は、言ってみれば、牧師になるべき方でもあるのです。

今回のミッションが無事終わり、今年の国際交流が安全に行われることを確信して帰国した次第です。
これで、3州にわたる報告を終わります。

急ぎ足のまとめで、まだまだ書き足りない部分が多々ありますが、最低限必要な事はお伝えしたつもりです。

今後も青少年の国際交流が盛んに行われ、国と国との理解が深まり、ゆくゆくは交流で育った青少年達が世界平和に貢献できることを節に祈りつつ。

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