幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ラボを長く続けたら、英語をしゃべるようになりますか?


この質問について、わたしの個人的な意見をここに書きます。

ラボを続ける・・といっても続け方によりますが、
たとえば小学校の1年生からはじめて
国際交流(一ヶ月ホームステイに中学生で参加するとします。
毎週のパーティ活動のために、自宅でCDライブラリーを楽しみ、
テーマ活動にある程度意欲を持って参加できていれば、
相当量のボキャブラリーが耳から入ります。
それは、中学の英語で習う単語や熟語すべてのことを含むものです。
あるいは、確実にそれ以上ではないかと思います。
ラボのテーマ活動では、絵本のお話や物語の中の生きたことばをそのまま
くりかえし声に出すことになります。ですから、ただ単語を「覚える」のではなく、
そのことばの音と一緒に、そのことばの持つイメージや情景までもしっかりと
刻まれていきます。それは「記憶させる」というよりは、「カラダにしみ込む」
といったらよいでしょうか。

ひとつの単語には、いくつもの意味があります。
それぞれに異なるイメージが存在しますよね。
おはなしの中で、ココロを動かされる体験と
同時に声に出すことで、単に意味を覚えるのではなく、
頭の中だけで理解するのではなく、
気持ちも、感情も、イメージもともなったことばがカラダにしみ込むのです。
それが、話せるために一番大事な「感覚」です。いわゆるネイティブの感覚。

その感覚を知らず知らず子供が自ら学ぶのです。
だからこそ、残るのです。だからこそ、時がたっても忘れないのです。
ことばの習得は、継続がチカラ。
長く続けただけ、「忘れられない」生きたことばが蓄積されます。
その蓄積は、目には見えません。
言語習得ですから、しかも日本で育つ日本の子供にとって
母語ではありませんから、実際にその子が表面的な変化を見せるまでには、
何年もの時間がかかります。でも、それをじっと見守っていてください。
蓄積されたことばはあるとき、お話で出会った情景と重なるたびごとに、
ふっと浮かびます。
うえから「降りてくる」と言ったほうが、ぴったりくるかもしれません。
ホームステイに参加して帰ってきたラボの子供たちの多くが

一ヶ月の滞在中に出遭ったそのような体験をたくさん話してくれています。
「テーマ活動で声に出したあのことば」がパッと浮かんできて
それを思わず言ったらちゃんと通じた!
その体験が、「もっともっと話したい」という思いにつながります。

もっと話したい・・という思いと、話すために大事な「感覚」とが備われば
もうあとは自らがどんどん吸収していくことで、目標に着実に近づきます。
基礎がしっかりと作られるのですから、
その段階から先は、継続することです。
よって、かならずチカラがつきます。
これらは、わたし自身のラボ会員時代の経験と、わが子を含む
多くのラボっ子の成長過程とを踏まえて実感したことです。
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