幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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・ ことばを習得するって、どういうこと?
・ ラボをやってて、英語を話せるようになるの?
・ なぜ、英会話ではなくて、テーマ活動をするの?
・ ラボってなあに?
Welcome!
徳島地区のMパーティOGのことばを紹介します。

この方は、3歳でラボに入会し、ホームステイ、受け入れ、留学を経験し、

現在は英語の先生をされています。



↓↓↓↓↓ここから

【ラボをやってて、英語を話せるようになるの?】


 ラボっ子のお父さんお母さん、一度はこう思ったことはありませんか?

これは、私がラボっ子だった頃、「ラボって何?」の次によく聞いた

質問でした。その頃は、どちらの質問にもうまく答えることはできませんでした。

しかし、“ラボで英語力がつくのか”という疑問がよぎるのは自然のことだと

思います。なぜなら、ラボでの英語活動は、学校での勉強とは少し違うからです。


 英語をマスターするためには「聞く・読む・書く・話す」力を身につけなくては

なりません。この4つの力の他にもう一つ大切なのは、

『コミュニケーション力』です。上の4つの力を習得するためには

『コミュニケーション力』が必要不可欠です。


 ラボはこの『コミュニケーション力』の宝庫です。テーマ活動を通して、

物語を何度も聞いて、物語を理解・解釈し、自分たちの意見をぶつけあいながら、

テーマ活動を完成させていく。ラボで学んでいるもの、ラボによって

鍛えられているものとは、この『コミュニケーション力』ではないでしょうか。

それと、ラボの英語活動は、非常に画期的なものです。ラボっ子のころは

感覚的にしか分かりませんでしたが、英語教師になってこのことが、

生徒の学習の成果としてよくわかりました。
 

 私は○○高校で英語を教えています。勤務校は、国際科のある学校で、

帰国子女や外国籍の生徒、留学生もたくさんいて、英語教育に力を入れている

学校です。センター試験では、外国語の平均が8割(160点/200)を

超えています。満点も珍しくありません。教師の私が「がんばるな~。

食いついてくるね~!!」と感心するくらい、英語に対する意欲は高いです。

どんなことを授業でしているのかというと、もちろん読解や文法、

英作文もしますが、それに加えて、徹底的に「聞く」、「話す」を

学習します。その方法は意外にも、ラボ活動によく似ています。

生徒は全員MP3を持っていて、リーダーの教科書や単語帳などの

音声教材が全て入っています。それを自宅で聞いて練習し、授業で

Shadowingをします。Shadowingとはコンピューターから聞こえてくる音声を

何も見ないでリピートする活動です。そこで、英語のリズムや

イントネーション、発音などをチェックします。


 また英語で暗誦(素語り)もします。オバマ大統領のスピーチを国際化の

1年生全員が熱演しました。“Yes,we can!”と自分に言い聞かせながら(笑)。

また、自分たちで作成した英語のスキットもします。どこかラボに似てると

思いませんか?赴任した当時、「画期的で先駆的な活動でしょう」と

言われましたが、私にとってはどこか懐かしいものばかりでした。

その時「ラボってすごい」と感動したのを今でも覚えています。


 このことから、「ラボをやってて、英語を話せるようになるの」という

問いに対する答えは『YES!!』です。もちろん、たくさんの努力が

必要ですが、ラボはそのベースを作ってくれる場所だと私は思っています。
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