幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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・ 0・1・2歳児のラボ・パーティ
・ 学校で英語に出会う前に…
・ ことばを習得するって、どういうこと?
・ ラボをやってて、英語を話せるようになるの?
・ なぜ、英会話ではなくて、テーマ活動をするの?
・ ラボってなあに?
Welcome!
ラボ・パーティは、

物語を劇表現にする活動(テーマ活動)と

いろんな年代の子たちや

いろんな地域の子たちが様々に

関わりあう交流活動を通して、

英語力の他にも、様々な力を身につけています。


それらの力については、

ページ一覧からご覧いただくとして、

ここでは、英語を習得するってどういうことなのか

考えてみたいと思います。


まず、日本語で考えてみると・・・

“赤い”っていうことばを覚えたのは、

赤い色だけを見せられて、

“これが赤”と教えられたのではなくて、


“この赤いお花きれいね~”

“その赤いスカートよく似合ってるね~”

“この赤い積み木をここにのせよう”

このようなやりとりを通して、

“赤い”ということばを

獲得したと思うのです。


ラボでは、このやりとりを通して獲得するのに、

出来るだけ近い道筋で、

英語に出会わせてあげたいと考えています。


物語を英語と日本語で聴いて、

体を動かして表現しながら、

気持ちをのせて、ことばを発することで、

やりとりを疑似体験していきます。

このやりとりは、覚えてしまうぐらい繰り返して

発表する場合もあります。

時間はかかりますが、これを繰り返していくと、

触れることばの数はかなりの量になります。


そして、

“あっこのことばは、あの物語でも出てきた。”とか

“この言い方は、あのときと同じだ”とか

“あの歌の歌詞で出てきたあのことば”と

気付いたりします。

それが多いほど、ほんとにことばが

理解できていくことになると思うんです。


例えば、3歳の子に

『難しいっていうことを、困難っていうよ。

“困難”って言ってごらん。』と言えば、

おそらく“こ・ん・な・ん”と言えます。


でも言えたからって、

そのことばを理解しているわけでは

ありませんよね。

音をまねできても、会話のなかで

使うことは出来ません。


『“I'm happy”って言ってごらん。

私は幸せっていうことだよ。』と言えば

こどもは確かに言えます。


でも幸せっていうのがどんな気持ちのことで、

どんなときにその言葉を使うのかを、

心底理解してるかと言えば、

そうではないと思います。


ラボでは絵本とCDのシリーズを取り揃えていて、

やりとりの疑似体験・表現活動

(テーマ活動)に使っていますが、

その中に“The kindergarten Elephant”

(ぐるんぱのようちえん)があります。

そのおはなしで、ぐるんぱが“I'm happy!”と

言うのを聴いたとき、こどもたちは

happyを心の底から理解すると思います。

そして、自分が本当にhappyな気持ちを味わったとき、

心の底からこのことばが出てくることでしょう!


物語を使う良さのひとつはここにあると思います。


どんなふうに英語に出会わせてあげたいでしょうか?

ことばを習得するって、どういうことなのでしょう。
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