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国際語として英語を身につけさせるために、覚えておきたい4つのポイント
~CALA代表 阿部恵子さんの文章です。KIDDY CATという雑誌の記事より~
(20年以上前の記事だと思われますが、今でも通用します。"真実は変わらない"ということでしょうか?ラボ・ライブラリーの英語日本語で育つラボっ子の英語育ちの参考にもなるかな…(*^_^*)
更に、やり直し英語挑戦中の大人の方にも有効です!(^_-)-☆)
1 最初はひたすら聞くこと
赤ちゃんは同じ言葉を何百回、何千回と聞いたあと、はじめて話し始めます。正しい英語をあびるほど聞かせましょう。
…ひとつの音からはじまり(バババ、ブブブ等)、次第に単語らしいもの、文の部分的なもの、そして文章へと発展していきます。しかも同時に赤ちゃんが母親や周りの人たちの喜怒哀楽を含んだ表情やトーンをじょうずにまねし、使い分けていくことは、お子さんを育てた経験のある方なら思いあたるところがあるでしょう。
…たくさんの蓄積があってはじめて、そのあとに発話が自然にはじまるのです。第二外国語の場合はこの聞き込む時間は短縮されるといわれていますが、自分のものとし発話できるようになるには、やはりじゅうぶんな時間が必要です。…
2 自然なスピードの英語を聞くこと
子どもだからという理由で、意識してスピード落として話す人はいません。自然なスピードに子どもうちから慣れましょう。
…よく日本人は英語が喋れないといいますが、そのじつ相手の話す英語がうまく聞き取れないことのほうが多いようです。聞き取れないために、何を話していいのか、何と反応していいのかわからないのです。
英語の話ことばは、ことばとことばが短縮されたり同化されたりします。このような音の変化に耳が慣れていなければ、相手の言っていることを理解することはなかなか難しいでしょう。
英語は強勢のあることばです。…英語はリズムがあり、しかもこれは強勢リズムなのです。強勢リズムとは、声の大きさと長さの変化で生まれるリズムのことです。強められた音節は、強められない音節よりも大きく、そして長めに発音されます。英語は伸びたり縮んだり、ちょうどゴミバンドのようなものです。しかもそれが自然のスピードで話される場合に起こります。ですからこども達には、単語をひとつひとつ切り離したものではなく、自然のスピードで話される、ひとつの音節のかたまりとして英語をとらえさせ、聞きとらせていくようにしましょう。…
3 語彙の制限は無意味
子どもたちは発音の違いでことばに関心をもつのではなく、自分の住む世界に関連のあることばに関心をもちます。
…ことばというものは、単語ひとつひとつの意味を辞書を使って理解することもできますが、このようなやり方ばかりでは、ことばの使い方を取り違え、話し相手が首をかしげるような英語の表現ー日本語からの直訳英語ーを使うこともでてきます。ひとつのことばの意味は前後の文脈からつかみとることが大切ですし、このようなやり方によって、そのことばの適切な使い方を身につけていくことができます。…
4 まちがいの訂正をしないこと
意思伝達ができていれば、まちがいの訂正はしないこと。もし訂正する場合は、文法的まちがいよりむしろ事実関係のまちがいの指摘を
…私たちは外国語に対しては、文法的な誤りに異常に過敏になることがよくあります。ことばは誤りを繰り返しながら獲得していくものです。…
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