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「言葉を教えることは人を育てること」BY明石康氏 04月11日 (火)
うれしいお知らせです!!
私たち、静浜地区の推薦の賛同と承認を受け、中部の40周年フォーラムの記念講演を依頼してきた明石康氏が、お返事を下さり、お引き受けしてくださったとの連絡を、昨日(9/8)の地区研で知りました!!

日程は来年の1月ですが、そのころに、ひょっとして、大きな世界紛争が
おきたら、そちらに駆り出されるという不安材料をかかえての決定で
す。

とはいえ、明石氏はラボの組織に信頼をもたれ、ラボがやってきた人間
教育としての外国語教育の実績に非常に関心を持たれた上で、承知なさ
ったとの報告でした。

とにもかくにも、世界紛争がおきませんように、平穏無事を祈るばかり
です。

====以下、4月に書き込みました日記です。=====

先日、NHK「英語でしゃべらないと」で「英語が使える日本人の育成のためのフォーラム」の一部を紹介していた。そのフォーラムで元国連事務次官の明石康氏が講演したらしい。「らしい」というのは、明石氏の講演内容は少しも番組では紹介されず、ほんの少し触れいていただけだった。

ですので、明石氏が、「小学校における英語教育のあり方の提言」で伝えているキーワードを少しご紹介。

「言葉を教えることは人を育てること」

★自分の国の英語で堂々と仕事を★
国際社会の最前線で話されている英語というのは、堂々とそれぞれのお国なまりの英語で仕事を進め、意見を交換しあっています。国際社会におけるコミュニケーションの手段としての英語は、許容度が高く柔軟で、もはや特定の国の言語であることから離れた、現代の「エスペラント語」のような存在なのです。

★ペラペラ話すことが英語の真髄ではない★
「ネイティブ・スピーカー並みの発音ができるようになること」に固執しすぎることには違和感を覚えます。口からペラペラと英語が出てくることが、英語の真髄では決してなく、評価されるのは語学力そのものではなく、その人自身の考えであり人間性であり、見識や教養なのです。

★言葉を学ぶ過程は人間の成長そのもの★
言葉とは、人間としての土台と中身があってこそ生きるものです。やみくもに子どもを英語漬けにするような早期英語教育熱は、本末転倒ではないでしょうか。
言葉というものは「ネイティブ・スピーカーに任せておけば覚える」というような、そんな表面的なものではありません。言葉を覚えていく過程は、人間形成の過程そのものであり、言葉とはすなわち、人間そのものなのです。人間教育と切り離した言語教育などありえません。
コミュニケーション能力を育てることは、「英語をペラペラ話す」ことではありません。相手の意思を受け止めて理解し、自分の気持ちを相手に伝える力を学ぶこと、つまり、「人との関わり方」を学ぶということです。

★「英語が話せる」すなわち「国際人」ではない★
個人という立場から、日本の外に目を向けること、外から日本を振り返ること、世界の中での自国の位置づけを意識することが、ますます重要になっています。「国際人」という言葉だけが独り歩きしているように思いますが、強いていえば、自分の国や自分自身について、内側からも外側からも客観的に見る目を持ち行動できる人が国際人と呼ばれるのではないでしょうか。
一人ひとりの子どもが、その関心のありかや素質に基づいて、伸び伸びと力を伸ばしていけるような英語教育を目指すべきだと思います。
今、小学校の英語教育導入に関心が高まっていますが、英語教育も国際理解教育もつまるところは、「全人教育」ですから、一貫した教育展望のもとに進める必要があります。
世論に流されて安易に導入するような形になれば、現場は混乱するばかりでしょう。

★英会話重視の落とし穴★
★一番大事なのは人まねではなく自分自身の頭できちんと考えること★
日本人は英会話が弱いと言われています。その原因を英語力の欠如と、考えがちですが、問題があるのは、むしろバックグラウンドのほうではないかと思います。
日本の教育現場や社会風土の中では、多くの日本人は母語におていすら、公の場で率直に意見を戦わせる経験をあまり積まずに成長します。まずは、自分の頭できちんと考え、借り物ではない自分自身の「中身」を持つことが必要です。
「コミュニケーション能力」の土台となるのは、自分の考える力や論理的な分析力、そして、言葉を使って人と向かい合い、理解し合おうとする態度であることを忘れてはなりません。

★言語の豊かさを楽しむ感受性を★
言語の多様性とは、すなわち豊かさです。様々な言葉の豊かさを楽しむ感受性を忘れずにいたいものです。
英語ができれば国際派、それもアメリカ英語至上主義といった考えからは、そろそろ脱却すべきでしょう。
欧米先進国だけが世界ではありません。アジアに暮らす私たちは、アジア諸国の文化や言葉にも、もっと敬意と関心を払うべきです。
英語を教える上でも、教師が非英語圏に目を向けることができないようでは、真の教育とは言えません。日本と各国・各地域の間に何本もの線を引くと、それがやがて面になります。その中で、自国や他国、また世界全体について重層的に見つめ、日本が果たすべき役割は何か、私たちはどう生きていくべきかを考える姿勢が、語学教育の根底になくてはならないと思います。
子どもの英語教育に携わる先生方は、自らが言葉を大切にすること、そして広い視野と世界観を養う努力を忘れずに、未来を生きる子どもたちの言葉と心をしっかりと育てていってほしいと思います。

*明石康(元国連事務次長・現在群馬県立女子大学外国語教育研究所長、立命館大学大学院および東洋英和女子学院大額大学院客員教授、日本紛争予防センター会長などを兼任)
参考:アルク出版「こどもに英語を教えたい」インタヴュー記事より抜粋

さてさて、なんとも私たちテューターの背中を押していただけるような追い風となるべく、明石氏の提言。これを受けて、自分が今育ていてるラボっ子たちの成長の姿と照らし合わせて裏づけることが、私たちの仕事でもありますね~。
>>感想を掲示板へ
Re:「言葉を教えることは人を育てること」(04月11日) >>返事を書く
おーじゅんさん (2006年04月12日 06時41分)

明石氏のことばをご紹介くださり、ありがとうございました。
本当に私達への応援メッセージのように感じました。 爽快でした。

他の日記もゆっくり見たいので新着リンクさせてくださいね。
Re:「言葉を教えることは人を育てること」(04月11日) >>返事を書く
まじょまじょさん (2006年04月12日 10時35分)

明石氏のことば、実に励まされますね。テユーターとしてできること、し
なければならないことが明確になりますね~。わかりやすくまとめてく
ださりありがとうございました。

さて、『「英語ができる日本人」の育成のためのフォーラム2006』の
ダイジェストが、昨夜のNHK[英語でしゃべらナイト」で放送されました
ね。その中で明石氏がチラッと映っていましたが、明石氏は、昨年のこ
のフォーラムで基調講演をされたのでした。
「さらなる英語教育の改善のための具体的な取組みについて意見交換を
行う【「英語が使える日本人」の育成のためのフォーラム2005-変
化する英語教育(教室英語から世界で使える英語へ)―】(東京ビック
サイト)」で、明石氏は「英語でも考えられる日本人」というテーマで
熱く語られました。(素晴らしい基調講演でした)
「未来を生きるこどもたちを育てる立場にある皆さんに是非お願いした
いのは、こどもたちが日本語の豊かさ、日本文化の奥深さを誇りに思っ
て世界に発信できるような教育環境を是非、整えていただきたい、とい
うことです」「言語教育は、深い洞察力と想像力、多様な価値観を許容
できる柔軟性、相手を尊重する態度の育成、人間性豊かな教育がまず根
底にあってその上で成り立つ事です。」等々、書ききれないくらいたく
さんのメッセージがありました。フォーラムの様子は、
https://www.labo-party.jp/hiroba/top.php?
PAGE=maseparty&MENU=DIARYDETAIL&DIARY_ID=19494
にUPしてあります。(BBSにアドレスを張ると一部だけリンクになってし
まいます。↑のアドレスを全てコピペしてみてください。うまく開けれ
ない場合は私のHPトップページから、左のDiaryをクリックし、昨年の日
記(4/6)に遡ってみてください。(1年に12回ほどしかUPできていな
いので、すぐに見つかると思います)日記のタイトルは【「英語が使え
る日本人」の育成のためのフォーラム2005】です。
書き込みありがとうございました。
Re:「言葉を教えることは人を育てること」(04月11日) >>返事を書く
まんぎょどんさん (2006年04月12日 17時35分)

こんにちは。直接お話したことはありませんが、お名前はよく存じてお
ります。まじょまじょさんをのせて、横浜パシフィコにむかったまんぎ
ょどんです。明石氏の講演を計画していらっしゃるとのこと、大きい話
ですね。ぜひ、実現させてください。こんどは中部支部まで でかけて
いきたいと思います。【入れるかな?】
ぜひ、がんばってください。
Re:「言葉を教えることは人を育てること」(04月11日) >>返事を書く
トトロさん (2006年04月13日 17時59分)

コピペさせていただきましたm(_ _)m 
ありがとうございます!これからもよろしくね♪
新米ママです。 ・ >>返事を書く
miyosi&nanakoさん (2006年04月27日 16時48分)

「言葉をおしえることは人を育てること」今、子育て真っ最中の私とし
てはものすごく心に入ってきた内容でした。まだ3ヶ月ですが、いわゆ
る難語を発し、一生懸命彼女なりに何かを伝えようとしています。改め
て、人間は言葉を操る動物なんだな、と感じました。まだまだ、英語も
日本語もない赤ちゃんですが、巷のわけのわからない早期英語教育だ
の、英語第一主義に惑わされないように、コミュニケーション力のある
子に育てたいな、と思いました。そう思うと「おしゃべり」てそんない
悪いことじゃないよね?我が子は私に似てすでに「おしゃべり」らし
い。ちなみに日本のバックグラウンドが中途半端だと日本語に不自由し
ます。旦那、帰国子女ですが、時々日本語が変です。日本語て歴史に関
係している単語、熟語、ことわざがかなり多くて、日本の歴史を勉強で
きなかった彼はたまに理解できない日本語があるようです。やっぱりな
んでも、背景、経過を理解することが大事だね!だって、テーマ活動す
るときも、まず背景とかその時代は・・とか話し合ったもんね。そんな
わけで、ラボの偉大さを母になって改めて実感してます。早くラボママ
になりたいわ(^^) 
Re:Re:「言葉を教えることは人を育てること」(04月11日) >>返事を書く
さとみさん (2006年04月27日 23時17分)

おーじゅんさん
>明石氏のことばをご紹介くださり、ありがとうございました。
本当に私達への応援メッセージのように感じました。 爽快でした。

他の日記もゆっくり見たいので新着リンクさせてくださいね。
----------------------------
おーじゅん・おばあちゃまへ

なーんて、失礼なことを!?
実は私もおばあちゃんになりました。
初代のラボっ子が続々と結婚ラッシュ。
そのうち、一人の孫ができました。
ソングバードに反応する~!!と報告を受けています。
家族が増えるって素敵ですね。
言葉を獲得していく姿に、毎日わくわくした目で赤ちゃんをみつめ、本
当に子育てを楽しんでいる様子に、私もうれしい限りです。
また、キャンプでお会いするときがありましたら、孫自慢しましょう
ね。
お立ち寄りありがとうございました。
落語家とひとつしかない地球の企画。さすが、おーじゅんさん!!
Re:Re:「言葉を教えることは人を育てること」(04月11日) >>返事を書く
さとみさん (2006年04月27日 23時24分)

まじょまじょさんへ


さて、『「英語ができる日本人」の育成のためのフォーラム2006』の
ダイジェストが、昨夜のNHK[英語でしゃべらナイト」で放送されました
ね。その中で明石氏がチラッと映っていましたが、明石氏は、昨年のこ
のフォーラムで基調講演をされたのでした。

→録画したものを、もう一度観ると、去年の基調講演が、明石氏だった
のですね。
それにしても、去年からフォーラムへ参加されていたなんて、さすが、
まじょまじょさん!!アンテナの高さは、さすが、元メディア関連!!

去年のフォーラム報告も、日記で読ませ頂いたのを、思い出しました。
最近、とんと、記憶のキャパシティに限界を感じています。やはり、な
んだも記録に取っておかなくては、片っ端から忘れてしまいます。情け
ない話ですが。。。

また耳寄りな情報をお知らせくださいませませ。
Re:Re:「言葉を教えることは人を育てること」(04月11日) >>返事を書く
さとみさん (2006年04月27日 23時29分)

まんぎょどんさんへ
>こんにちは。直接お話したことはありませんが、お名前はよく存じて

ります。まじょまじょさんをのせて、横浜パシフィコにむかったまんぎ
ょどんです。明石氏の講演を計画していらっしゃるとのこと、大きい話
ですね。ぜひ、実現させてください。こんどは中部支部まで でかけて
いきたいと思います。【入れるかな?】
ぜひ、がんばってください。
----------------------------
交渉は支部総局長にお任せなので、、、果たして。。。常時、国連関連
の仕事も舞い込んでくる状態で、なかなか、確約はとれないのが現状だ
そうです。

まんぎょんさんとは、埼玉フォーラムのときに移動のバスの中で、少し
お話させていただいた記憶がありますが~。
娘さんとは、ステージをご一緒させていただきました。
ほにゃらら島の母と娘という設定で。
メイクアップでは、お世話になったとお伝えください。
Re:新米ママです。 >>返事を書く
さとみさん (2006年09月20日 00時31分)

miyosi&nanakoさん
>「言葉をおしえることは人を育てること」今、子育て真っ最中の私と

てはものすごく心に入ってきた内容でした。まだ3ヶ月ですが、いわゆ
る難語を発し、一生懸命彼女なりに何かを伝えようとしています。改め
て、人間は言葉を操る動物なんだな、と感じました。まだまだ、英語も
日本語もない赤ちゃんですが、巷のわけのわからない早期英語教育だ
の、英語第一主義に惑わされないように、コミュニケーション力のある
子に育てたいな、と思いました。そう思うと「おしゃべり」てそんない
悪いことじゃないよね?我が子は私に似てすでに「おしゃべり」らし
い。ちなみに日本のバックグラウンドが中途半端だと日本語に不自由し
ます。旦那、帰国子女ですが、時々日本語が変です。日本語て歴史に関
係している単語、熟語、ことわざがかなり多くて、日本の歴史を勉強で
きなかった彼はたまに理解できない日本語があるようです。やっぱりな
んでも、背景、経過を理解することが大事だね!だって、テーマ活動す
るときも、まず背景とかその時代は・・とか話し合ったもんね。そんな
わけで、ラボの偉大さを母になって改めて実感してます。早くラボママ
になりたいわ(^^) 
----------------------------
MIYOSHI&NANAKOへ
この間は、楽しかったね~。
本当に、ななちゃんは、誰に似たのか、利発で活発でかわいい!!
おっと、失礼。全部、いいところをパパとママから頂いたのですね。

「ななこは、みんなの宝。

本当にしみじみ、そう思う。」

と豪語していたMIYOSHIも、3歳からの付き合いだけど、みんなから愛さ
れて育ったのですよ。

子どもを育ててみて初めて、親の愛を知ったり、ラボで学んだことの深
さを再認識してくれたり、チューター冥利につきるコメントをありがと
うございました。

お返事が大変、大変、遅くなりました~。

ななちゃん、また、ば~ばがだっこしてあげるからね~
(完全に、ば~ばを認めている自分が、こわい。。。)
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