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Learning English Through Theatre and Workshop 09月12日 (水)
約一週間、浜松に滞在したホワイトホースシアターの4人と毎日顔を合わせていたので、四国へ向かって去って行った後、なんだか、秋の空とともに、寂しくなってしまうほどです。

9月15日、16日に開催されたホワイトホースシアター公演のご報告をします。


上級『夏の夜の夢』公演。
夏の夜の夢



内容は圧巻でした。
78になる父も観に来ていましたが、笑い、身を乗り出して観ていました。でも、感想は、さっぱりわからなかったけど、おもしろかった、でした。

たった4人で、ひとり6役もこなし、複雑な妖精と人間の交錯した恋の行き違いを、さらに、劇中劇も重ねつつ、同時進行で劇が目まぐるしく進められる。
英語がわかならくても、役者たちの迫力ある演技、そのものになりきる上手さ、詩のような英語の美しさに引き込まれ、1時間半集中しっぱなし。終わった時は、観客も心地よい疲れ。

5分間着替えの待ち時間に、少し、事前に予習しておいたシェイクスピアの豆知識をお話しました。

1564~ 1616 シェイクスピアの生まれた年、没年は、語呂合わせで、ヒトゴロシ、イロイロ にあてはまり、作品の中で多くの人を殺しているけれど、『夏の夜の夢』では、ひとりも死んでいないこと。

midsummerは夏至で妖精など一番出てくる日とされているなど、

難しい話は避けながらも、妖精が出ててくる森の中という設定は、イギリスの土着の文化であるケルト文化の雰囲気を醸しつつ、
その中に『ロミオとジュリエット』の土台になったギリシャ悲劇が劇中劇で演じられていたこと、
滑稽な庶民がそれを演じていたことなど。
そこも合わせて交錯していく面白さも少し語りました。

そうこうしている間に、再び役者登場。
簡単な自己紹介の後、英語での質問が飛び交いました。

浜松で、こんなイベントがあることを、ずっと待ち続けていた。
大きな舞台でなく、こんな風に、身近にシェイクスピア劇を観ることこそ、醍醐味である、

というような感極まったイギリス人の方の感想もありました。

最後に、協力してくれた諸団体への感謝の礼を述べつつ、
当日、イスを並べたり、舞台のセットを一緒に全部してくれたラボパーティの中高生実行委員も、合わせて紹介し、みんなに拍手されていました。

ラボっこの大人と違った、観劇のリアクション(笑ったり、、、とか)が、とても印象深かったです。

君たちは、どういった団体の子たちなの?

なんて、来ていたお客さんともやりとりしていて、さわやかな印象だったのでは?(手前味噌???)

お帰りの際はアンケートもお願いしつつ、ワークショップのお知らせの裏にフェローシップのお誘いのチラシをラボセンで刷ってもらい用意し置いておきました。


中高生ラボっ子と、役者たちの、小さな交流もできました。
リーダー格のジェイソンが、もう疲れ果てたので、ステージセットの変更の作業を明日やりたい、と言い出したけれど、明日は、大きい子が少ないし、がんばってみんな手伝うから、と言ったら、最後の力をふりしぼってくれ、そのやりとりを見ていたみんなも、すご~い協力し合いました。

次の日の午前は、1時間前から人が並び始め、大慌て。

お固い挨拶はまずなしで、開始時間2分前に、ピーターパンの決闘シーンの音楽CDを流し、静かになったところで、『ピーターパン』寸劇で注意事項を伝えました。

すぐに本番。
billy'S FRIEND
終了後、
着替えの間に英語の歌を歌いましょう!!

“ROCK MY SOUL ”と 

“I COME FROM THE MONTAIN”(英語のキャンプソング)

の2曲。終わりの歌の間に、再び登場。歌の途中で、一緒に歌に入ってきてもらうよう打ち合わせ。雰囲気を盛り上げてくれました。

最後の挨拶。その中で、WHTの説明。主催のラボパーティの説明を少し付け加えました。

同日、そのまま移動で静岡公演。
静岡でも250人ほどの動員。

前座に、狩野Pの『アリス一話』
リハーサルを役者たちが、興味深そうに観ていて、mmmって感じで、感心した表情をしつつ、自分達の準備を始める。。。

ワークショップの先生の経験が多いジェイソンだけは、じっくり見続けてくれて、アドバイスしてくれるか尋ねたら、ラボっこたち直接に、

不思議な森の雰囲気はすごい出ているけれど、アリスが通ったら、木が動くよね~、その時、周りにも全部に意識をして、視界を広げて、目線に合わせて、しっかりアリスの行く方に顔も向けたら、もっと雰囲気がでるんじゃない?

なんて伝えて、中高生ばかりのメンバーだったので、ほとんど通訳なしで、理解していて、うなづきながら真剣に聞いていました。

公演も質疑応答も大盛況。

ただし、静岡は、ほかの英語教室の方の多数のチケット購入があったので、ラボのチラシは置かないことに。
その分、ラボっ子たちによるテーマ活動は観てもらえる良い機会になっ田と思います。

コミュニケーションワークショップ 

夜に浜松に戻り、次の日は、役者二人づつにわかれて、
静岡ワークショップと、浜松ワークショップを開催。

浜松は、一般の方の参加者は5人。
中高生以上に設定しましたが、モチベーションがある小学生高学年なら、十分参加できると思いました。ただし、ふざけたりせず、参加意欲があるなら、、、

浜松でのWSしか参加していないので、そこでの報告になりますが、

まず、ワークショップの意義をジェイソンが話す。
ゆっくりでもないけれど、しっかりはっきりと伝える。
そこで、
今日は、あえて、通訳しなくていいですか~?と聞くと、みんな、いい。
どうしても、困ったら、聞く。 と返事。


●体をほぐす。重心の位置、緊張、リラックスを通じて、自分の体をコントロール。(ちょっと竹内レッスンにも通じる)歩き方のバリエーション、ストップモーションを通して自分の体に意識する。

●声と体を使うアクティビティ。いろいろな声のバリエーション、体ごと使った声のバリエーションを役者の後についてやってみる。ライオンっぽく、猫っぽく、、、みんな驚くほどの声が出ている。

●ミラーリング:ふたりペアで鏡のように、息を合わせて相手の動作とぴったりと同じにしていく。やってみると、どちらがリーダーかわからないほどになっていく。

●棒を使ったアイコンタクトのアクティビティ:ふたりで一本の棒を指で支え合い、様々に自由に動く。ペアをふた組、3組と重ねていく。棒の自由な動きが、なんだか、アーティスティクな動くモニュメントみたいにも見えてくる。
すごく、集中して時間を忘れる。

●上下をつけたアイコンタクト:目を離さず、上の人(立ってる人)が下の人(座っている人)をコントロールする。それぞれの立場で感じ方が違うことを体験。

●二つのグループに分かれて、桃太郎を創作する。
アクティビティで使った棒を、自由に応用するように渡される。ひとりがナレーションになり、後は自由。
棒で川を表現したり、山の柴にしたり、鬼が島の門にしたり、二つのグループでまったく違う創作になった。
1時間半通してやった色々なアクティビティを応用できたと思う。


おおまかな流れですが、私が感心したのは、一つ一つのアクティビティの後で、印象に残るペアには、全員の前で、やってもらい、
その際に、必ず、コメントを述べてくれる。
そのコメントは、的確であり良いところをピックアップして、次なる気持ちを高められるシェアリングで、英語ながら、子どもたちにも通じるらしく、とても充実した気持ちになれるのです。

ジェイソンをはじめ役者たちと、普段一緒にいると、どんな状況でも、とりあえずの言いたいことは言うが、絶対に、最後は前向きな評価(感想)の言葉で締めくくる。
その自然さ、タイミングは感心させられ、こうしたWSのシェアリングの賜物だと再確認。
絶えず、仲間同士、自然な形で励まし合い、勇気づけ合い、また絶えず、ジョークを忘れず、いつも笑い声は腹から声が出ていました。

精神的なコントロールの仕方は、プロならではのこうしたWSのトレーニングの積み重ねだと、観察してわかりました。

WSを終えた会場で、WSに参加できなかった幼児~小学生ラボっこが父母たちと集合。もちよりお別れPARTY。

お母さんが腕によりをかけたディッシュを、お母さんと一緒に、英語で、説明しながら、差し出しにくる。特に、餃子が大人気。
それぞれに用意した感謝のお土産も渡す。ゴリラとビリーが飛び出す手作りカードとか。


宴もたけなわ、食事も済むころに、テーブルを片付け、有志チューターで『ゴロヒゲ平左衛門』を 着物を着てCDかけっぱなし、本番ぶっつけTAで披露。
宮本むずかし役のチューターが当日欠席で、急きょ、ジェイソンに振る。バーテンダーはオラフ。のみ姫はサリー。
着物を着せられ、筋もさっぱりわからないまま、CDの英語に合わせて、演技。それでも、子どもたち親たちにおおうけ。

ごろひげ平左衛門 (めげそうなゴロヒゲの前に現れたノミ姫、驚く宮本むずかし)

こうやってラボの子供たちが劇を通してテーマ活動と呼び、活動していることを、一緒に体験をしてもらえて嬉しいと告げると、

なるほど、これがラボなんだ~、すごい楽しい!!と大喜びでした。(たぶん)
クーラーもきかない会場しか空いていなかったので、汗だくだくが、ちょっと気の毒でしたが~

最後に着物をきちんと着せてもらい(着付けのできるテューターに)、記念撮影。

粋な着物姿

次の日は、菊川市私立中学での公演。
よく準備もしていて、英語の授業の中で、英語劇を用いていて、専門のALTもいて、ラボの進め方も興味をもたれ質問されました。全学年、小グループで英語劇を創作して発表会まで持つそうです。そんな学校の先生たちとも知り合える良い機会になりました。

学校で、彼らと別れを告げ、私は夕方のラボへ。
その日のラボでは、『かにむかし』をやったのですが、サル役の子が、本当に 「さる」 になっていました。
"BILLY's FRIEND” の中のゴリラジェラルドの影響かな?^^

私も、今日、ボランティアで幼稚園での英語の絵本の読み聞かせ(英日で)をしてきましたが、
自分の表情が豊かになったのか、すごい伝わっている感触を受けました。
子どもたちをすごい、ひきつけているという感触というか、、、

その後にプレイルームもありましたが、英語だけで絵本を読んでも、ずっと集中して聞いてくれました。
ソングバードも新鮮な気持ちで、思いをちゃんとこめてできました。
>>感想を掲示板へ
Re:Learning English Through Theatre and Workshop(09月12日) >>返事を書く
カトリーヌさん (2007年09月21日 01時03分)

報告ありがとうございました。静岡浜松での公演、WSの充実した様子が伺えます。四国に去
り、寂しいという気持ちになってしまいますよね。お疲れ様でした。私も、また会うのを楽し
みにしています。2パーティ中心で、中高大生向けのWSを呼ぶことにしました。今、参加希
望者を募っているところです。
Re:Re:Learning English Through Theatre and Workshop(09月12日) >>返事を書く
さとみさん (2007年09月27日 02時10分)

カトリーヌさんへ

長い長い報告になってしまいましたが、自分の記録にもなるので頑張っ
て書きました。

まだまだ、認知度が低いワークショップですが、やはり、読むのと、や
ってみるのとは、大違い。

感覚的に人と人とが心を通わせるというアクティビティは、普段ラボの
テーマ活動でやっているはずですが、
改めて、意識して、ひとつひとつのアクティビティを体を使ってやって
みることで、
さらに、基本が確認できるのではないでしょうか?

ラボのテーマ活動は、どう物語から自分が感じ、仲間と体と言葉で表現
していくかですが、

ワークショップは単なるマニュアルや、プラクティクスではなく、自分
の体、声、交わす感覚(通じ合わせる)に、
改めて意識してみる、ということなのではないかと思います。

秋から冬に向けてのそれぞれのラボっ子が、充実したラボ活動ができる
ことを願っています。
Re:Learning English Through Theatre and Workshop(09月12日) >>返事を書く
チェリーさん (2007年10月19日 11時47分)

昨日テューター向けワークショップに参加しました(^^)
今日、再度さとみさんの日記を読みやっと報告を理解しました。
一番はまったのはアイ・コンタクト!
日本人だから最後まで恥ずかしさが取れず、しかしどうにか自分のもの
になれないかとずっと頭の中から離れません。
きっといつかこれだ!というものに出会うのを楽しみに!
だってラボでそういう経験を何度もさせてもらっている幸せ者のチェリ
ーですモン!!
Re:Learning English Through Theatre and Workshop(09月12日) >>返事を書く
さとみさん (2007年10月21日 23時19分)

チェリーさんへ

ワークショップ参加されたご報告ありがとうございます。

本当に、文字で表現するのは、難しいでが、

何分の一かでも、伝えるには、やはり、体験した感想を言葉にしていか
ないと、伝わりませんよね~。体験と想像力は人間を成長させる一番の
要素なのでしょうが、それを文字化していくことが知識となっていくの
でしょうね~

なんだか、一人で納得していますが、読んでいる方にはちんぷんかんぷ
ん!?

幸せもののチェリー と言われることに、とっても共感している、
幸せもののさとみ です。
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