Little Tern リトルターン
ブルック・ニューマン作 リサ・だークス絵 五木寛之訳
リトルターンとはコアジサシ 鳥である。 コアジサシが主人公で コアジサシは日中のほとんどを
飛び、空の住人である。 コアジサシが突然飛べなくなる、そして再びとべるようになる物語。
外的要因でなく内的要因、心の問題だったのである、鳥なのに。
陸上の生活の中で友をさがし、気持ちを通い合わせることができた 一匹のカニ。
つかず離れずの距離を保って、「知らないことを知る必要がある、知っていることになれ過ぎている」
とぶ能力をうしなったのではなく、置き忘れただけ」とカニのことば。
コアジサシはいつも空をとび、自分に影があることもしらなかったが陸の住人になって影が当たり前にあることしる。
簡単な話の陽でむずかしく、わかるようでわからない不思議な物語。でも妙に気になって読み続けてしまう
何かにつまずいたとき、困難なことに出会った時、乗り越えて再起するときにヒントを与えてくれると
プロスケーターの鈴木明子氏の推薦の本。
新書版サイズのバックの隅に収まる。中学、高校生以上、大人に薦める
tern アジサシ、 little tern コアジサシ |