11月3日(土)今日の本番を前にローラの家でAM10:00~11:30までリハーサルをしました。 そして、現地に2:30集合、3:15舞台下にスタンバイ、3:30からの出演でした。
課題は5つあります。
①物語の中でどれだけ遊べるか。
②表現豊かに語れるか。
③チームワークを発揮できるか。
④縦長グループの魅力をだせるか。
⑤物語のテーマ(元気いっぱいのトムと仲間たちの)を伝えられるか。
個々の課題でもあり、皆の課題でもあります。 いろんな発表がありますから、どこのグループより、一番大きな声でやろうねと声かけしました。 元気な発表だったねと言われるようにやれば調度いいはずだからです。
円陣をを組み、チクサクエールで気合いを入れ、気持ちを一つにして、テーマ活動は始まりました。 微笑ましい場面もちらほら見られたし、全員がちゃんと舞台に上げれた事もうれしい事のひとつです。 大きな子は小さな子を気配りしながら、やっていましたね。 また、いつも以上の集中力でカバーしてくれることもありました。
結果は辛口で言えばたくさん注文はありますが、みんなの納得の発表となりました。 元気なトム・ソーヤにはなりましたからね。野外のステージですから、マイクにせまって言うぐらいでないと、客席に声が届きません。 とは言っても、、不自然な表現になってしまいます。
難しいけど、お話を届ける事が優先になります。
いい顔で舞台から降りてきた皆を見てよかったと思いました。
やはり、テーマ活動はいいですね。 物語の力を感じます。 なぜなら、表現しようとすることで話し合いのやり取りが生まれてきます。 CDを聴いて、言葉の意味も考えて、発見、イメージし、今日のリハーサルまで表現は常に進化しました。 テーマ活動はやはり止められません。 感動を運んでくれますし、成長の過程を知ることができますし、言葉が豊かになると言うことは、友達とさらに仲良くなり成長することになります。 新しい出会いは互いを魅力的にしてくれましたね。
子供達の可能性には勝てません! どんどん経験を重ねて心も身体も成長することでしょう。
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6回目・10月27日(土)6:30~9:00青山公民館にて、
今日は合同ラボ最後の日でしたが、あと一息「産みの苦しみ」というところです。 毎回この時期があるのですが、そのたびにラボっ子もテューターも辛い壁が立ちはだかります。 でもここを乗り越えてこれまでやって来ました。 今回も必ずや、皆でやり遂げてくれる事を信じています!
♪~ラボのテーマ活動って、有機農業に似ている!
西村正平氏(ラボのライブラリーを12作品も、音楽プロドュースして下さっています。)がラボの講演会・ワークショップを一部ですが紹介します。
「ラボのテーマ活動は有機農業に似ている。 自然発酵、バイオみたいです。 手間をかけて一流のものを与えている。 子供だましではダメです。 勉強する前に身体で触れていく、遊びの中で鍛えているのです。 そもそもことばは声にするもの、ことばは個人のものだったのです。
ラボっ子は本当の姿(子供の本性)を見せてくれる。 学校では見せない姿を見せてくれる。 子供は管理されるのがきらいだからです。 子供たちは、ずっと昔から知っていたことですけれど…。
文法というものは、後づけです。 文法を教えると感性が押さえられてしまう。 ナチュラルな感性はその少年、少女時代の環境で、それをそこなうことがあります。 いつもではないが、言葉がでてくる周期があるのです。 主語、述語など教えるなと言いたい。」と言われました!大変、真理をついた言葉でした。
「丸ごと聴いて、声に出すことの大切さ」を確信しました。 子供から言葉の意味など聞いてきたら、その時は答えてあげればいいのです。 幼い頃、歌や詩も童謡のように意味がわからないまま歌っていましたね。 英語も同じように丸のまま聴いて声にだしてください。
今、マイ・パーティの子供たちも悪戦苦闘していますが、大きく構えて見守ってあげましょう。 叱咤激励、やさしく励ましながら…
♪~言いたいことば、言いたくなることばがたくさんありますか?
知らないうちに言えるようになったよ! ということばがありますか?
自分のセリフではないところも言えるよ! なんてこともあるよね。
お話を聴くと場面が浮かんできますか?
皆で心をひとつにして、表現したいですね!
観ている人たちにも、感動を伝えたいですね!
☆リハーサルは――11月3日(土)10:00~11:30 ローラの家にて
(11月3日(土)発表当日の段取りは前号でお知らせしたとおりです。)
5回目・10月20日(土)6:30~8:30 青山公民館にて、
「わんぱく大将トム・ソーヤの好きなせりふ、言いたくなるせりふはなあに?」と聞きました。
たくさんあがりましたよ! いくつか紹介しましょう。
“Or maybe go fishing?―釣りもいいぜ。”
“Yes,I can.―できる。”
“I'd like to see you try!―おもしろい、やってくれ。”
“I can lick you.―ぼかーんと、やったろか。”
“Why, isn't that work?―だって仕事だろ?”
“Race you all down there!―よし、かけっこだ!”
“Gracious! Look behind you, aunt!―あっ、おばさん、うしろがあぶない!”
“What are you saying?―何言ってるんだい?”
“Tomorrow's Sunday school and church!―明日は日曜学校と教会だろ!”
“It's jam, that's what it is, Jam!―これは、ジャム、ジャムってもんだよ、トム。”
それぞれ、誰のセリフかわかりますか?
言いたくなってきたと言う事はとても喜ばしいことで、かなり言葉が入ってきているということに繋がります。
さて、今日から音楽のみで動き表現しますから、イントロクイズのように音楽をかけてみました。 皆どの場面かすぐにわかってでしょうか? YES! もちろんわかりましたよ。 ちょっと首をかしげている子もいましたが、、、
どんどん動いて行く事にしました。 英日で言える子、日本語だけの子もいましたが、自分の言葉にして表現することが今日の大切なポイントです。 互いに言葉をキャッチボールしながらお話の中で自分を役に置き換えて表現するのです。
1回通してから気になるポイントを話し合いました。 初めの大ミズーリ―号の表現です。 前回ゆっくり前進していこうという意見がでましたが、それもいいし、でもむずかしいかもね?
そこで、音楽CDを聞いてみる事で、変化がありました。 音楽を聴くと随分活気に満ちたものだったので、Ayuリーダーが自然に身体でリズムをとっていたのです。 「それ、楽しそうやね! いいねー。 皆でやる?」
男の子も身体いっぱい踊り出しましたので、ここの場面イメージにぴったりでした。なぜなら、船着場で荷物がおろされ、蒸気船が行ったり来たりする、町の様子が感じられたからでした。
よし、表現はほぼ、共有出来てきました!
全員が気持ちを一つにすることを心掛けて声を掛合いました!!
そして最後にはToリーダーから「皆でいいものにしような。 じゃあ、がんばろう!」「 おー!!」の掛声があがりました!
これなら、いいテーマ活動発表になりそうです。
4回目・10月6日(土)6:30~8:30 青山公民館にて、
まず、スタートは“Oh,Susanna”を皆で踊りました! 3才のWaちゃんも大きなラボっ子たちに混じってフォーク・ダンスに加わることができました。 大きな森の中に小さなWaちゃんがお散歩してるような風情でしたよ! これぞ縦長のグループ活動の醍醐味です。 メンバー同志が癒されるがごとく笑みがこぼれます。 楽しく、やさしい気持ちにさせてもらいました。
この勢いでテーマ活動に移り、リーダーのAyuが木曜日G.の表現をお話マップにしてくれましたので、それを確認しながら話し合いました。 To君が蒸気船大ミズーリ-号の表現を工夫してくれました。 船が動いているようにしたいという意見で、みんなで一度CDに合わせてやってみました。 だんだん、いい感じにみんなの気持ちがつながってきました。 ダメだしも遠慮なくできるようになってきましたので、互いの意見も言い合えています。 これはとても大事なことです。
☆表現の工夫
①アルフレッドとトムが出会う場面で…
バックの表現は、2人づつトムとアルフレッドになって、闘いの様子を伴走する気持ちで全員 でトムとアルフレッドになるバージョンを考えましたが、、、
⇒やっぱりピンとこないので、野次馬になってワイワイはやしている通りの子供たちになる バージョンでやってみました。
②土曜日の朝の場面で…
朝食のシーンはやめて、まだ、ベッドで寝ているトムと弟のシッドがポリ-おばさんに起こさ れて仕事を言いつけられていることになりました。
⇒バックではドア、押入れ、たんすなど表現していました。
③へいぬりの場面で…
やはり具体的に塀は表現しないで、へいぬりをしている様子をしっかりみせようということ でおさまりました。 それならば、なお塀をぬる動きをもっと大きくしないと面白味が伝わら ない事を指摘しました。 高い所をぬったり、はけとペンキのバケツをもっていたり、くふう しましょう。
トムとベンのやり取りの最中、バックで水汲みや遊んでいる場面が長いのでどうするか?
⇒Kaちゃんの意見で、誰かがベンがおもしろそうに塀ぬりしているのを皆に教えて、それでへ い塗りの列ができるようにしたらどうかな。
⇒リーダーがそれに加えて、じゃいっぺん家に帰ってトムに渡すものと、刷毛でも持ってまた トムのところに来て並ぶことにするということになりました。
⇒トムに渡す貢物はそれぞれ何を持っているのかをちゃんと考えてやりましょう。
④大ミズーリ-号の表現…
木曜日グループの表現どおり、船の船首部分を正面にして船を表現し大きく見せる。 そのポ ジションでタイトルコールから群読の所を声を揃えて言うことに決定しました。
⇒To君からトムとベンとジョーの三人が駆け出して、大ミズーリー号を遠くに見ている様子を 意識しようと発言もありました。
Taリーダーから、
「さあ、来週の合同ラボはないから、その間にしっかり覚えておくこと! 次回は音楽CDでやるからな。」
だいぶ面白いくふうができてきました。 楽しいテーマ活動になりそうです。 さらに、聴き込みを増やして言葉がでるようにがんばりましょう!!!
3回目・9月29日(土)6:30~8:30 青山公民館にて、
☆今日の目標・目当て
・“トム・ソーヤの仲間たち”ジャンケンをしました。 キャラクターを際立たせて身体いっぱい大きな表現
が出来るようになりたいです! まだまだ、動きが小さいです! ここまでと思っても、もっと10cm
ぐらいは上にも下にも横にも動けるものですよ!
『テーマ活動でも大きく動けば声も大きく出るようになって、
言葉と思いが相手に伝わるようになります。』
・ 日本語をしっかり言いたい! 自分の言葉として言えると自然に身体も動いてきますね!
いつでも大切なのは「Listening‐聴きこみ」です。 もう、リスニング・シートは2枚目を渡しました!
想像力をピクピクさせて聴いてくださいよ!
♪~リスニングのコツは…①役になって表現しながら聴く!(アクティング)
②声を出してCDといっしょに言う!(シャドーイング)
③絵本を見ながら聴く!(ウォッチング)
④ノートに絵を描いてイメージをふくらます!(ドローイング)
⑤言葉をノートに書いて意味を意識する!(ライティング)
*お家でも出来る事からトライしてください!
☆ 今日の活動から表現をくふうしたい所
① アルフレッドとトムが出会う場面で…
・アルフレッドとトムが取っ組み合っている時、背景のみんなも後ろでたたかうのはどうだろう?
・道の表現はやめて、野次馬になるのはどうか?
・道のままでシンプルにした方がいいのでは?
② 土曜日の朝の場面で…
・ポリ-おばさんが、トムに「へいぬり」を言いつける時の背景をどうしたらいいか?
テーブルを囲んで、朝ごはんを食べているようにするか? テーブルの表現が難しいので、
まだ、ベッドで寝ているところをポリーおばさんが起こしながら言うのは?
③ へいぬりの場面で…
・塀を具体的に表現するか、しないのか?
表現しない方がいいことはトムやベンの表情や動きが強調できる。
表現しないと、何をしているのかが分かりにくいかもしれない。
実際に、塀があるのと、ないのと両方の表現をやってみました!
* 具体的に表現しないで気持ちで見せるほうが、かえっておもしろい!
これこそ、テーマ活動の王道ではないか!
上の3つは、通常のパーティ活動で話し合います。
合同ラボ2回目・9月22日(土)6:30~8:30ローラの家にて!
ソングバーズは“I've been working on the Railroad”“Oh, Susanna”をしました。
『へいぬり遊び』に登場する人々調べをしました。 キャラクターの性格、特徴、主なセリフ(言いたくなるセリフなど)書き込むようになったプリントを手渡して、自分の思うことを書きました。 キディちゃん達は大きいラボっ子が助けてくれてます。 リーダーのあゆが模造紙に書き込み皆の意見をシェア-した後で、いよいよテーマ活動で動き出しました。
☆表現のくふう
①ch~ “Oh, Mississippi! ミシシッピ-”を群読して、
②ch~ 大ミズーリ-号を表現、水車の表現がむずかしい。
トム、ベン、ジョーがでてきて、後にハックも登場。
④ch~ トムの家、ポリ-おばさん登場ベッド、押入れを表現。 そして、猫がベッドの下に隠
れている。 後にトムが飛び越していく塀も作っている。
⑤ch~ トムが歩いているとアルフレッドが角からひょいっと姿をあらわす。 町の角を表現し
ている。
⑦ch~ ベッキ-登場、トムとベッキ-の出会い。ベッキ-の家を表現している。
⑧ch~ 次ぎの朝、トムの家、ポリ-おばさんがトムにへいぬりを言いつける。
朝食を食べている表現(お話マップにはシッドも座っている。)
ヘいぬリしているトム、仲間のピート、ハリー、ジム、ジェフがあそびに誘っている。
⑨ch~ そしてベンが大ミズ-リー号を演じながら登場。
高い塀を表現しつつ、順にこども達が塀を塗りに来る。
だんだん塀の表現から子供達の表現になっていく。
最後はそのまま並んで終わり。
♪~もう一つ、今日はアイスブレイク兼キャラクター遊びとして、『トム・ソーヤ』じゃんけんをしました。
リーダーと同じジェスチャーをしたら、の場に座ります。 最後まで残ったら勝ちです!
*トム-はけでペンキ塗り
*ベン-両手を回して大ミズーリ-号のまね
*ジョー-サーカスの団長のひげを作る
*ハック-(これが決まりません)
*ポリーおばさん-ほうきではくまね
*アルフレッド-リボンのネクタイを作る
*ベッキー-おさげを作る
結構夢中になりました。 毎回やりましょうね!
☆あゆリーダーから…
反省、意見を言い合う。
・トムの家の表現でベッドはもっと大きくしたい。
・場面転換をもっと、きびきびと。
・CDをよく聴いて、しゃべらない。
☆わんぱく大将(もりあげ役)を募りました!
もえ(た)、まりほ、りょうた、かおる、みほ(や)、さき
元気いっぱいのテーマ活動になるように、素晴らしいアイディアをお願いしますよ!!!
☆たくまリーダーから、次回にむけて一言…
「皆で楽しくテーマ活動できるように! 気持ちを合わそう!」
合同ラボ1回目・9月8日(土)6:30~8:30青山公民館・和室にて!
まずはソングバーズ‘Seven Steps’でアイス・ブレイク(体をほぐすこと)しました。 Taちゃんが元気にトム・ソーヤに出てくる登場人物で「どっちがすき?」のバージョンでやってくれました。
テューターから、今回の心構えなどを話し、皆の力を合わせて「わんぱく大将トム・ソーヤ」を発表することを確認しあいました。 それから、リーダーたちの紹介です。
テーマ活動リーダー:あゆ
サブ・リーダー :たくま
キャプテン :ともくん
小学生リーダー :みき、みっほー、なおっち
わんぱく大将 :(盛り上げ役のことです。 次回決めたいです!)
『トム・ソーヤ』は夏のキャンプや合宿、デイ・キャンプでどんどん取上げてきましたので、聴き込みは相当すすんでいると思います。 先週動いた結果を見ても、もうやりたい役がある様子でした!
今日は早速リーダーの声かけで、“Oh, Mississippi! ミシシッピ-”の一節を皆で群読しました。 それから、それぞれの希望の役を聞き取りしました。 もちろん場面やキャラクターやセリフを確かめながら決めていきました。
10分休憩後、テーマ活動で動いてみました。 イメージがある所、無い所がもちろん今の段階ではありますが、わいわい言いながら表現していましたよ。 流石はラボっ子です! ラボでは当たり前のことですが、普通そうそう表現できるものではないのですから、、、互いに「船作ろう」とか「ベッドになろう、猫がとびだすから」とか「押入れつくる? トムが隠れるとこ。」また、「こっちで塀作ってるよ~。」等‥たくさんの言葉のやりもらいがありました。
おかげさまで楽しいスタートができました。 みんな大きな声で言えるように頑張ろうね~!
♪~次回のお知らせ
日 時:9月22日(土)6:30~8:30
場 所: 「ローラの家」・・・今回のみ「ローラの家」でします。
9月1日
「三木金物まつり」に今年も参加する事になりました!
テーマは“TOM SAWYER、Prince of Mischief-わんぱく大将トム・ソーヤ-Whitewashing the Fence へいぬりあそび”です。
日 時:11月3日(土)午後3:30~4:00
会 場:みっきいホール前の野外ステージにて
合同ラボの日程
1回目は9月8日(土)PM6:30~8:30 青山公民館にて
2回目 9月22日
3回目 9月29日
4回目 10月6日
5回目 10月20日
6回目 10月27日
予備日 11月3日(当日)
夏休み前から高学年ラボっ子たちに打診していましたところ、、、
「うん、出てもいいよ。」「じゃ出ようよ!」と言う声が上がっていました。
主催側のFMみっきいの担当者にお尋ねしましたら、11月3日(土)にお願いしますと快諾いただきました。 さあ、皆で力を合わせてがんばりましょう!
出演時間は出入りも含めて30分内におさめて下さいとの制限がありますので、かなり工夫が必要です。
☆テーマ活動は…先週、文句なく全員一致で決定しました~!
Oh, Mississippi!
From Minnesota all the way to the Gulf of Mexico you tickle the American spine.
Corn, cotton and tobacco you carry along, as well as the songs of those who work beside you.
And you never stop singing yourself!
これはⅠ話の「へいぬり遊び」の始めの1節ですが、実にアメリカの古きよき時代を表わしています。 「トム・ソーヤ」はすでに夏休み中にもよ~く聴いていると思います! とにかく充分に楽しみたい物語です! 大地をはだしでかけめぐる子供達の姿が目にうかびます。
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