幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
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・ 2021年パーティの様子
 **2021年キディグループ(土)
 **2021年小学生G.(土)
・ 講演会・ワークショップ
 松田裕樹氏
 神宮輝夫氏
 山本正昭氏
 鷲津名都江氏
 花輪充氏
 神山典士氏
 近藤禎子氏
 北畑英樹氏
 C.W.ニコル氏
 ラボ教育シンポジウムにて
 神沢利子氏
 ラボ・パーティ教育研究発表のつどい
 鈴木孝夫氏
 Lance Attenbrow
 さくまゆみこ氏
 小崎恭弘氏による「子育て講座」を開催
 金康子氏「発達障がいについての研修」
 青野博氏、仲濱京氏、平野貞夫氏、武内光仁氏(ジョン万次郎研修)
 2011年『子どもの未来を考えるフォーラム』
 2011年 講演記録・絵本で子育て講座より
 ‘12年兵庫地区TA活動発表会と内田伸子氏教育講演会
 2013年藻谷浩介氏講演
・ Log House“House of Laura”「ローラの家」ご案内は2匹のテディ・ベア!
・ ラボ発表会
 奥野パーティの15周年記念発表会
 2003年12月23日地域発表会
 2004年春のパーティ内交流会・
 2004年兵庫地区テーマ活動発表会「みにくいあひるの子」
 2005年7月パーティ発表会
 2006年三木金物まつりにて「西遊記」
 2007年7月パーティ・テーマ活動交流会
 2008年奥野パーティ20周年記念プレゼンテーション!!!
 2008年クリスマス3P交流発表会
 夏パーティ発表交流会兼壮行会とテーマ決め
 2010年夏パーティ発表会
 2011年春のつどい・パーティ発表会
 2012年夏のパーティ発表会とMariah歓迎会
 ふしぎの国のアリス-へんてこな仲間たち
 2013年夏Recitation Contest!
 29, July 2014 パーティ内テーマ活動発表
 2014年11月30日パーティ内発表会
 2015年夏ラボ奥野P.&影山P.交流発表会
 2016年夏パーティ交流テーマ活動
 2017年12月17日地区テーマ活動発表会
 2018年3月23日「ラボ奥野パーティ30周年の集い」
・ 兵庫地区中高大生活動・ガリガリ
 2005 中高大生フェスティバル
 2006年関西支部中高大生フェスティバル
 2007年関西支部中高大生フェスティバル
 2010年ガリガリ秋の合宿+小学生ディキャンプ
 2012年関西中高大生フェスティバル
 2013年関西中高大生フェスティバル
・ Big Labo (合同ラボ)
 ’03 12月23日地区発表会へ向けてみんなで選んだナーサリーライム18!
 ’04 12月19日地区テーマ活動大会・みにくいあひるの子
 ’05~’06“Helga's Dowry―ヘルガの持参金”
 2006年“The Westward Odyssey-西遊記”
 2007年“TOM SAWYER-わんぱく大将トム・ソーヤ”
 08~09“STONE SOUP-石からスープができるかな”
 09 Beautiful Blackbird とってもすてきな くろいとり
 2010年Big Labo “TANUKI-たぬき・Tanuki has Tea with the Queen”
 “John Manjiro Was Here”―『ジョン万次郎物語』
 *ラボ45周年!秋のOpen Big Labo
 ’11~’12年Big Labo 大草原の小さな家
 2012 “Alice in Wonderland-Ⅱ話The Curious Companions”
 The Westward Odyssey-西遊記 Ⅲ‐金角銀角との戦い
 *2017年シルベスター/Sylvester and The Magic Pebble
 2017年12月17日地区テーマ活動発表会
・ ラボ・パーティ合宿
 2004.夏合宿:パーティ壮行会兼Sam歓迎会
 2005年夏・5P合同合宿
 2006年パーティ合宿・壮行会・歓迎会
 2008年奥野パーティ合宿(20周年)
 2010年5P合同合宿
 2011.夏奥野パーティ合宿は中高大生企画進行!!
 2012年夏パーティ合宿
 2013年奥野Party合宿・ファンタジーって?
 2014年夏しあわせの村合同合宿
 2015年夏合同合宿三木ホースランドエオの森研修センターにて
 2016年神戸市立自然の家にて
 2017年しあわせの村・野外活動センターあおぞら合宿
 *2018年4P合同合宿自然の家にて
 2019年「淡河宿本陣跡」にて合同合宿
・ 国内キャンププログラム
 ’04 スプリングキャンプ
 ’04 サマーキャンプ
 ’05くろひめラボランド・スプリングキャンプ
 2005大山サマーキャンプ
 2005大山ウインターキャンプ
 2007年大山サマーキャンプ
 2008年黒姫ラボランド一班
 2010年大山キャンプ
 2010年びわこファミリーキャンプ
 2011年大山2班参加・Vega4
 2012年シニアメイト‐夏・黒姫ラボキャンプ
 黒姫5班‐心がほんわか癒される~2012年黒姫ラボランド
 2013年黒姫スプリングキャンプ1班
 2013年ラボサマーキャンプ2班
 2014年夏大山キャンプ1班
 2015年8月6日~9日大山キャンプ2班
・ ラボ国際交流
 2004 Labo International Exchange Program
 '04 Sam J. Crowford 受入れ
 '04 Kentucky 国際交流シャペロン 報告
 2005 Labo International Exchange Program
 ’05 Kylee L.Ervin受入れ
 2006度 Labo International Exchange Program
 2006年春・韓国研修交流
 2006 Brooke受け入れ
 2007年北京市月壇中学から馬保蘭老師受け入れ
 2008年度 国際交流 兵庫地区事前活動
 2008テキサス州Judy Griffin Carew受け入れ
 2009年度国際交流
 2010年中国交流・北京月壇中学、上海外国語大学付属学校
 2011年度ラボ国際交流
 2012年度国際交流事前活動
 2012年Mariah受け入れ
 2013・Dec22~2014・Jan12Angie Pak受け入れ
 *2015年3月北京月たん中学交流30周年記念大会に参加
 2017年3月・7月・8月中国、韓国、アメリカ
・ パーティ ギャザリング
 2003年Benとあそぼう!ハローウィン・ラボ
 2004年 パーティ・ギャザリング(全体会)
 2004 ハロウィン・ラボとTheaの国際交流プログラム
 2005年 パーティ全体会
 2005Easter Picnic交流会
 2005ハローウィン・ラボ交流会
 2006年全体会(総会)
 2007夏お泊まり会と「柿山伏」キャラバンを迎えて
 2007クリスマス交流会
 2008年春のパーティ交流発表会
 2008年ハローウィン・ラボは最高でした!
 2009年初ラボは“石からスープ”作り
 ラボ・インターンのCaitlin-ケイトリンとあそぼう!
 2009X'mas交流会
 2010年大なべラボ汁で新年会
 春のレシテーション大会・集い
 2010年夏パーティギャザリング発表会
 Halloween Labo 2010
 2010年クリスマス・3パーティ交流発表会
 2011年ラボ汁新年会
 2011年夏パーティ発表会兼壮行会
 2011年夏集中ラボB・25日~27日
 ラボ45周年記念“Home Coming Days”
 ラボ・インターンのEtienne Robin君と国際交流!
 ラボ汁大鍋新年会2012
 2012年Halloween Labo~ふしぎの国の仲間たち
 2012年Labo Christmas Gathering
 2013年ラボ新年会アリスのスープBig Labo
 集中ラボ・2013年8月1日2日3日
 2014年サマースクール*
 2014年兵庫地区・小学生ラボっ子を育てるプロジェクト‐リーダーのタマゴ
 2015年ラボ大学生キャラバン隊
 ♪国際交流写真展と奥野パーティ交流発表会‐Join on a Bear Hunt!
 *50周年記念Join the Bear Hunt
 2019年12月21日クリスマス奥野P.交流発表会
 2020年春のイースター交流会
 2020年8月奥野P.デイ・キャンプ~
 2020年ハローウィンラボ
 2020年パーティクリスマス発表会
 2021年春パーティギャザリング
・ 奥野パーティのあゆみ:1988年~どんなことがあったかな?
Welcome!
2011年『子どもの未来を考えるフォーラム』
日時:4月10日(日)10時~16時20分
会場:日本教育会館一ツ橋ホール

プログラム
◆子どもによる劇表現発表
 “The Birth of Land”『国生み』(古事記より再話)
  実践報告 熊井とも子テューター

◆講演

①慶応大学言語文化研究所教授・大津由紀雄氏
 「小学生にとっての英語を考える~ことばへの気づきを育てる」

②お茶の水女子大学大学院教授・内田伸子氏
 「即効より底力~母語の土台をしっかり築く」

③東京大学大学院教授・佐藤学氏
 「協同的学びによる言語教育の展望」

◆フォーラム
 専門家3名とテューターによるパネルディスカッション


*まとめるにはあまりに多くのことがありました。
 今回の講演をお聴きして印象に残ったこと…
 ①大津氏
  母語と外国語の効果的運用
  ことばへの気づき 
  英語を通して日本語を相対化するために、回りからの支援はとても大切。
  小学校の段階で母語のない基盤の上で、英語を学んでも意味がない。
  
 ②内田氏
  ラボの学びは、共同体である。
  よく遊んでいる子どもの方が語彙が豊富だ。
  交流と互恵、即効よりも底力!

 ③佐藤氏
  目標は高いところに設定して、Jumpさせること!
  「学び」はJumpと背伸びだ。希望であり子ども同志が支え合う。 
  そして、聴きあう環境をつくり、高いレベルに挑戦させる。 
  子どもは挑戦したいと思っているのだ。
  英語を学んで、もう一人の自分になる。

 ○熊井テューター
  子どもを「見る」こと。
  言葉が達者な子もいるが、何も言わなくても、受け入れられる居場所がある。 
  あふれんばかりの思いを持っている。

 ~学び合いが育むことばの力~締めくくりの言葉でした!

☆パネルディスカッションの中で印象に残ったこと~
Q.日本人にとって英語を学ぶ目的とは…
大津氏:英語を通して日本語を相対化するために、また、母語に対する気づきを小さいころから意識する。 周りからの支援はとても大切だ。

内田氏:ラボの学びは共同体である。 子どもたちの声を心に、もっと敏感に言葉が体に刻まれている。 英語で仕事をしている人、一般の人々とは世界作りの一つとして英語を学習する意味も道筋も違う、英語のliteracyがある。

佐藤氏:外国語で仕事したい人は、教養として自分で学んでいる。 中江兆民も漢文、大場みなこも古事記が好きだったし、英語が堪能だった。

熊井テューター:ラボで英語を学ぶ意義は、いろんな国があるが、文化、習慣、宗教など物語の中にはいろいろとある。 興味を持てる人になる。 根っこを育てる。 友達になりたいなと思える。

内田氏:物語の大切さ、事件が起こり登場人物らが解決していく。「ことばにして語る、文字にして書いてみる。」実証分析すると、解決出来る。

Q.異年齢グループの活動~
佐藤氏:ラボは異年齢型を取って学んでいる。 1901年まで大正期は異年齢だった。今先進国では2年単位で変化していて、小学校は複式学級で良い成果が出ている。
熊井パーティの「国生み」の発表は6才~大学生、理想的に言葉を学んでいるラボを見た。 けんかしたり、たてたり、おさえたり、ドラマを見るより面白い。

大津氏:「ことばの気づき」、いろんな側面を待っている。 子音、母音の気づき、単語、文の気づきになっていく。 気づきにも深さがある。 異年齢でのグループでは自然に面白い気づきが生まれてくる。

内田氏:異年齢の中で子どもは低いレベルの物では学ぶ気がおこらない。 子どもたちのそれぞれが言ったことから学び合いがおこってくる。

熊井T.:異年齢グループでやるときは大きい人たちに合わせていきます。 小さい子たちは大きい人を真似てやっています。

Q.小学生英語を考える時に~
大津氏:4月から公立小学校に導入される外国語活動、英語は教科ではなく、道徳と同じ扱い。小5、小6が対象。 小学校ではやる意味がないと考えているが、ラボのような取り組み方なら良い。

内田氏:外国語活動、言語活動を変えていこう。 あくまで母語を大切にしてことばを英語を使って歌や踊りのみでは意味がない。 「言葉の教育の時間」として教える。

佐藤氏:英語は音楽に近い。今の英語教育は害だ。 英語教育の質は楽しい英語=面白くない英語になってしまう危険性がある。 
ラボのライブラリーが適している!!! 

内田氏:今の大学生は英語が読めない人もいる。発音出来ないのだ。 オーラルばかりではナンセンス。 語彙が貧しい、昔は12000語は学んだ、それが8000語になり、今では3900語と言う少なさだ。
教育者の技、態度が重要、子どもの声を聴くこと。

佐藤氏:教師は教科の教養、心理的、共同的。 
聴いて「どこから、そう思ったの。」とつなぎ、テーマ活動にもどすと、弾みになって子どもたちはJumpする、オーケストラのようになる!

内田氏:教師は言葉の引き出しを多く持つ。
サリバン先生は
①「自分の考えを伝えるために、言葉を教えたのだ。」ことばに敏感になって子どもたちの声を拾ってあげる。
②子どもたちに何を、どんな力をつけたいのか。ささやかな物にも豊かな心を、意味をくみ取れるように望んでいる。

大津氏:自分の頭で考える。 好奇心を、なぜそうなるのだろう、人の言うこと、書いた事は常に本当だろうかと考えてからフィルターにかけてみる。 文章化してノートを作ってみる。

Q.
大津氏:ことばとは、コミュニケーションの手段であり、ことばはコミュニケーションの為に作られてものではない。 言語学を教える訳ではない。 ことばの気づきを、年齢にあったものを試してみる。 ラボのソングバーズ、しりとりゲーム(名詞に限って) 

内田氏:共有型教育―考えさせ、子どもは人格を持つもの、
    強制型教育―トップダウン

Q.共同的な学びの目的~
佐藤氏:学校の目的、学びの質を高める。
指標―ことばの教育を考え直すべき、ことばにもっと敏感になるべき、ことばを大切に繊細になるべきだ。 ひと言言ってもうるさい人がいるが、どういう言葉を大切にしたらいいのか考えてみたい。 ことばを発すると自我が出てしまう。 人や社会への試練、「おれが~、おれが~。」はうるさい。

内田氏:ふれあいを大事にする=(楽しい事を)共有型
幼児期から格差があるのかを調べたかった。 子どもの見方を変える、自分で制御できる。

熊井T.:(テーマ活動をする時)セリフのない子も言葉を表現していると考えている。花や風を表現している子も言語表現していると考えている。


<*上記はラフなメモから興したものですが、自分なりにまとめてみました。>
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