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There are no persimmons left for anybody else. |
10月15日 (火) |
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ついこのあいだまでたくさんなっていたはずの柿が、all gone. 誰! 鳥か、(たぬきか?)
なんだか、「TANUKI 」の和尚さんの気持ちがわかるなあ。
和尚さんも少しは期待していたはずだから。
自分も食べて、みんなのうれしそうな笑顔も、見るのを楽しみにしていたはず。
分け合うってうれしいことだよね。
全部持ってくって、許せんよね。
うちの柿の場合は、鳥なのかなあ。毎年、やられてはいる。
たいして甘くないので、あまり期待していなかったが、去年いろいろ実験して甘くする方法がわかり
今年はちょっと期待していた。
それなのに、一つも残ってない!
姉妹都市交流で来日中のマルボロの先生たちが、
柿がなっているのを見かけて(よく見る、この辺りでは)
いったいどんな果物なのかと思っていたそうで
ウェルカムパーティにでたのを食べてもらったら、おいしい!と言っていた。
だれかが持って来た庭の柿だから、お店で売っている富有柿のような美味しさではないだろうが、
柿がなっている、というのが日本の秋の風物詩、特に田舎ではね。
日本人ならだれでも郷愁を感じる、アメリカ人にとっての「りんご」みたいなもの。
そう説明したら、ますます納得していた。
そうそう、技術科が専門のジェフ先生は、こんな質問もしてくる。
アメリカの家には排水溝の通気孔が屋根についているのに、日本の家には見かけない。
いったいどういう構造になっているのか?
たしかに、アメリカの家には、
昔の日本の家の「トイレの臭み抜け」みたいな通気孔(煙突みたいな)の大きいのがついている。
マッシュルーム型の回転する羽が上部についていて、排水溝の臭気を抜く。
日本の排水溝にそれが必要ないのは、どういう構造になっているからなのか、
うーん、水道屋さんに聞かないとわからないなあ。
下水道が発達して、どの家も下水道につながるようになってからは、
日本の「臭み抜け」も見当たらなくなった。
そういうことなのかしら。
でもアメリカの、ちゃんと下水につながっている街中の家にも、あるんだよね、これが。
実は私にとっても、それがかつて謎だった。
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