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成田集合 |
07月24日 (金) |
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ラボ国際交流で海を渡るラボっ子たちは、成田空港近くのホテルに集合、前泊する。
そこで、全国から集まったメンバーと引率者が初めて会い、グループ作りをし、渡航の書類や、
身分証明書、保険等の書類作成などの事務的な手続きをしながら、翌日のフライトに備える。
今年は7月18日の第1グループから毎日、集合・出発を重ね、
今日24日は第6グループの集合だった。(第7グループまである)
翌日のフライトは、行き先によって航空会社、便が異なるので、
朝早くホテルを出て行くグループ、夕方までグループ活動をしながら時間調整をするグループと、
いろいろ。
この集合・出発の二日間×7、それぞれのグループには、引率者がついているが、
この他にも財団職員、事務局員、大学生ボランティアたちによって誘導、運営がされている。
フライトのためのホテルから空港への移動はもちろん、
集合時に、新幹線の乗り換え、成田空港からホテルへ移送するチャーターバスへの誘導など、
とにかく日本全国から12歳やら13歳やらの子たちが集まってくるので、
着ているラボシャツを目当てに、片っ端から誘導してバスに乗せてホテルに移送する。
何十年もその人的システムでやっている。
中学生が大人と一緒でなく、成田空港まで一人でやってくるなんて、それだけでも大冒険だが、
そうした人たちの連携に支えられて、みんなちゃんと集合して来る。
毎年の事ながら、それだけでも感激してしまう。
自宅近くの駅、リムジンバス乗り場、あるいはホテルの受付で、
いよいよ親と離れて、一人で渡航グループに飛び込む時、本当に「行くんだ」という気がするようだ。
「みんな、すげえな。俺なんかできるかな、と思うよ。一人でリムジンバスなんて」
そういう三男だが、彼だって一人で秋川駅からJR中央線にのり、
東京駅で総武線快速に乗り換えて成田空港まで行ったじゃないか。
(たぶん、うちから一番安い行き方)
前年の親子オリエンテーションの時には、ひとりで事前活動に来られますか?
くらいの子たちが、ねえ。大したもんだ。
さて、翌日はいよいよ出発だよ。飛行機に乗って、しばらくはみんな緊張して静か。
こういうときに引率者としてはじっと目をつぶって(できたら眠って)いると
疲労回復できる。ご飯くるまでしばし。(言うべき事はすでに言ってあるからね)
みんなもじっとひとりでこの旅立ちについて考えてみよう。
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