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成田出発 07月25日 ()
空港というのは、やっぱり刺激的。どんなドラマが始まるのか、送り出す側は切ない思い。
参加する側は、わくわく感とドキドキ感、不安も期待もいっぱいだろうな。
ラボ国際交流の一連の流れについて、書いてみよう。

ホテルから成田空港に誘導されたグループは・・・・
 グループというのは、同一州にホームステイする一団のこと。
 受入れ規模はその州によって異なるので、十名前後のグループから100名をこすグループまで。
 十名前後に一人、の割合で、大人の引率者がつく。引率者というのは、
 事務局員、テューター、ラボで育った大学生(カレッジリーダー)の3種類の引率者で、
 十数名のグループなら引率者が一人か二人、多い人数になると複数の引率者で、引率して行く。

さて、出発時間の数時間前になると、ここへ来た時と同様、チャーターのシャトルバスで空港へ
グループごとに順次誘導、
既に自宅から送ってあるスーツケースを受け取り、
航空会社のカウンターに並び、まず第一関門? のチェックイン。パスポート用意。
 スーツケースの重さは、大丈夫かな。一人一人チェックインする緊張の瞬間だ。
 預けるスーツケースの事を「受託手荷物」checked baggage という。
 重量23キロ、サイズは3辺の和が157センチ以内と、近年厳しくなって来たが、
 去年にくらべると個数制限がゆるくなっている航空会社もあり、ときどき確認している。
 もちろん、ラボっ子の場合は、一人1個と決まっている。
 中に入れるものの注意については、ハンドブックに従い、合宿を含む事前活動で練習済み。
 前泊で使ったりした、機内持ち込みできないものはスーツケースに入れるんだよ!
 荷物の重量がオーバーしそうな子は、あらかじめ教えておいてよね!

第二関門、セキュリティチェック。
こんどは出国審査の為に、セキュティチェックの列に並ぶ。
チェックインを手伝ってくれた旅行会社の社員などとも別れ、いよいよグループ単独行動に。
 渡航者だという証拠にパスポートと搭乗券(ボーディングパス)を見せる。
 ここで液体など、持ち込み制限のあるものをチェックされる。あんなに練習し、注意したのに、
 まだ持っている子がいて、引率者にとってその後の暗雲?を予感させる機会とも言える。
 持ち込みできないペットボトルの液体や、刃物等を捨て(あきらめ)
 機内持ち込み手荷物(キャリーオンバッグ)の中から液体物袋を取り出してトレーに置き、
 引率者は、パソコン等も取り出して別のトレーに置く。
 上着も脱いで置く、帽子もベルトもはずす。
 腕時計やアクセサリー等はあらかじめ外してバッグに入れておく。
 荷物とトレーはベルトコンベアーでX線機械を通って行く。
 人体は金属チェックを通る。ピーとか鳴るんだ、これが。
 ハンドチェッカーで身体をくまなくチェックされ、さらに、ボディタッチ。
検査が済むと、忘れ物のないよう、焦らせないように再び完全装備して出国審査へ。
 先生、どうしたの?なんであんなに検査されてたの?などと、完全に人を犯罪者扱いする奴もおる。
 出国審査は、審査官にパスポートを見せて通るだけ、
 なんだけど、緊張のせいか「ここで待つ」表示を見ずに詰めかけるような並び方をして
 注意される子もいる。あ、この子は緊張するんだな、慌て者だな、などと判断材料に。

出国審査も済むと、搭乗機のゲート近くまで行き、搭乗時間まで待機。
 トイレ、水を買ったり、売店をみたり、バディという2人組(あるいは3人組)で離れないよう、
 遠くへ行かないよう、集合時間を気にしつつ、時間の余裕がそれほどないので結局団体行動。
 
いよいよ搭乗。(いよいよっていうことばを多用してしまうが、まさにそういう感じなのだ)
 パスポートとボーディングパスを取り出し用意して、並ぶ。あとは流れ。
 ボーディングバスをスキャンされ、搭乗口から機内へ向かう。
 機内入り口でキャビンアテンダントにボーディングバスを見せ、こっちの列、あっちの列と指示、
 後からもどんどんお客さんが乗り込んで来る狭い機内。
 隣り合わせにバディがいなくても、席が離れていたとしても、一旦座って通る人を通す。
 たいていはそのまま座って行く事になり、引率者はどこら辺に誰が座っているか、
 みんなにも協力させて把握。あらかじめ座席表をもらえる事もあり、それは助かる。
 
搭乗の混雑が済むと、概ね皆、神妙な感じで離陸を待つので、経験者はこの短い時間に仮眠。
ラボっ子たちも「いよいよ行くんだ」という思いで、自分がしっかりしなきゃ、と思いながら、
離陸の瞬間の感激を迎える。
一連の事前活動でチームビルディングを学んでいる。
成田前泊ではその成果を発揮して、このグループがどんなふうに協力して行くかを示唆する。
機内でも、お互い協力し合う様子がかいま見られるグループはありがたい。
長い渡航時間、ラボっ子達はおしゃべりしたり、映画、ゲーム、国際交流ノートに記入したりと、
けっこうリラックスしていく。機内食も完食っていう子は心配なし。


日本では送り出した親達がフライトトラッキングなどをして大変切ない思いをしている。
が、ラボっ子たちの一番の緊張クライマックスは、まだまだ先。
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