幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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タイトル: 中国体験記2 交流は日中間を行き来する飛行機のよう
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内容:
「ラボは中国と日本の間を行き来する飛行機のように交流を運んでくる。」北京にいる間、何度このことばを聞いたことだろう。私の不勉強が恥ずかしいほど、この交流が長い間に渡って、多くの人々に支えられてきたことを知る。
 民族文化宮で行われた20周年記念式典は、中国側のコーディネイトによるものだそうで、たぶんに政治色の強いものだった。両国の関係者に対する謝辞の繰り返しの中に政策的なものが盛り込まれている。中国の学生はこういう公式スピーチを直に聞く機会が多いのだろうか。学生でいっぱいの会場。ついこの間いった息子の合唱祭と見た目はほとんどかわらない。日本だと、こういう会場に入った途端、うんざりした停滞ムードというか、重い雰囲気があるのだが、中国の学生はお行儀がいいのかな。
 ラボっ子代表のスピーチ。初めは関心がなかった中国交流だったが、ご両親、とくにお父さんのことばによって関心を開かれたという。長い歴史の中でできた傷をもち、穴があいていることを知り、その穴を青少年交流でうめたいという。立派なスピーチだ。彼は大役を果たして、荷が下りたのだろう。唐辛子を無茶食い?して、そのせいかどうか、後日大変なことになったおまけつき。
 中国交流に参加した経験から、現在、中国に留学中のラボっ子大学生。長年に渡るラボの国際交流をへて、留学が手の届くところにあることに気づき、中国を選ぶ。交流が、平凡な自分の生活に夢や希望を与え、実現する力を与えてくれたという。素晴らしい中国語のスピーチで、壇上のお偉方も、場内も、感動。
 ホストファミリー体験からスピーチした中国の王くん。17歳。彼が日本語でスピーチを始めると初めて会場に笑いがさざめき渡った。おなじみの友達が日本語で話しているなんて、おかしな感じなんだろう。中学に入って日本語の勉強を始めた。大変で放棄したいと何度も思った。そんなときに受入をした。交流活動が、自分の日本語学習意欲を促進し、2度目の受入の時には、言葉の通じる喜び、日頃学んだことを行かせる喜びを味わったという。ラボっ子がおいていった目覚まし時計に今も起こされる毎日。日本語の声で毎朝、叱咤激励してくれているという。ラボっ子との深い関わり。受入に際し、家族で会議をしたこと。成長して父母から離れがちだったのに、これをきっかけに接近できたこと。ラボっ子のために心を砕く両親の様子に、普段自分に注いでくれている愛情の深さに気づかされたという。居ならぶテューター、皆、感涙。
 日本にホームステイしたヤンさん。家族の親切さ、ラボっ子の熱心さ、ラボの先生のまじめさ、兄弟姉妹がいるということのすばらしさ。「ひとつしかない地球」の歌が大好きで、友達を思い出すという。また感涙。
 ここで感じさせられたことは、彼らは「個人の体験のすばらしさ」のみを語っているのではないということ。学び、向上し、子孫へと続く交流。体験や楽しさ、友好というのは、「教育」であり、世界を創っていくものであるということ。それを実感させられる会であるとつくづく思った。中国の学生が一生懸命、素晴らしい日本語を話して、自分たちが勉強したことを精一杯活かそうとするその態度に心打たれ、涙が出た。
 会場を出るときに、学生たちをみる。おやおや、ウオークマンがぶらさがっている。なるほど、日本の中高生とあまり変わりないか。ははは。
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