幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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Welcome!
2002年から、3回連続の支部発表出演は、名誉なことで、大変うれしいです。こどもたちの頑張りと、ご父母のご理解、ご協力なしでは到底できないことです。ありがとうございます。


東京支部テーマ活動発表会 5月7日(日) 


十五少年漂流記 エピソードⅣ 「さらば、ぼくたちの島」


【発表までの経緯】
Ⅰ テーマぎめはディベートで      テーマぎめ
ここ数年 テーマぎめはディベートの手法を使って討論をしています。パーティ全員の意見が必要なので、欠席の人は前もって「意見用紙」を提出しておき、少数の意見も大事にして、1つの結論にいくまで 討論を重ねています。近年は、ディベートが定着し、数時間で一本化できるようになってきました。
気をつける態度として、相手を自分の意見でおさえつけるのではなく、「なるほど~!その意見はもっともだ~!」というような魅力ある発言をし、相手の心をひきつける事をモットーとしています。いかに、自分のプレゼンテーションが魅力的か。好感をもたれるような態度かが大切になってくる。
1/15(日)午後1時~4時 『まんぎょうパーティ・新春ディベート』:県国際交流センター大会議室
①「東京支部テーマ活動大会にエントリーする」を肯定側・否定側にわかれて 話し合いをする 
 【肯定側・・・多数  否定側・・・4人】
 ⇒ 両サイドとお論理的に討論を展開しました。一番の論点は、12月の地区発表会のテーマ活動にとりくむさい、中・高・大生の中で何人リーダーとしての自覚をもって真剣に取り組んだかということが争点になりました。ごく少数のリーダーによってやるのでは意味がないのではないか。頑張らなかった中高生の考えはどうなのか?というものでした。ここで、中学生がリーダーシップをとらないようでは、これからの万行パーティはどうなるのか?ということが大きな問題点でした。結果として、このオーディションエントリーのチャンスをいかし、再度、現中高生のリーダーシップをつけてもらって、小さい子たちにテーマ活動の楽しさを伝えていこうではないか?ということで、否定側の4人も肯定側に移動し、エントリすることに決定しました。
② ディスカッション、そして、ディベート
 ⇒ まず、とりくみたいライブラリー別で話し合いをしました。それぞれの思いを発表し、3つに絞られました。「十五少年漂流記 第4話 さらば、ぼくたちの島・・・十数名」「ピーターパン4話 海賊船上の決闘・・十数名」「大草原の小さな家3話 大草原の火事・・・2名」 ここで 番狂わせがおき、2つに絞る段階で突如 「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」があらわれ、最後のディベートでは 「十五少年~ 50%」{いたずら~50%}の一騎打ちになりました。ここで、なぜ、いたずら~が点数をかせいだか分析をしました。⇒小さい子たちが「いたずら~」に集中しているのは、必ずしも「いたずら~」をやりたいからではなく、「十五少年~」をやりたくないからではないか? 12月の地区発表会では「第2話 チェアマン島大統領」を発表しているが、そのやりかたに問題があったのではないか? オーディションを突破し、支部の発表会までにもっていくには「いたずら~」では、なかなかむずかしいのでは?ということで、2話のとりくみかたを反省し、中学生年代のリーダーシップのてこ入れをし、さらに、小さい子たちがめちゃめちゃ楽しめる活動にして、「十五少年漂流記 第4話 さらば、ぼくたちの島」をテーマにオーディションに挑戦しよう!ということに決まりました。

2 とにかくたのしくなくっちゃ! テーマ活動の導入と展開
 グループは火曜日から土曜日まで5グループあって、ラボっこは、遠くから通ってきています。みな車で40分は普通で1時間半かかって送迎していただいています。ですから、グループで場面作りはしません。曜日ごとのグループ活動では、もっぱら、かるたづくりやかるたとりで、セリフやナレーションをだれもが楽しむことができるようにし、ほかには人物や背景を調べたり考えたりすることに費やしています。十五少年はお話が長いので何度もおはなしたどりをしました。場面は合宿で一気につくります。

2月25~26日 午後3時~午後3時「さらば、ぼくたちの島 合宿その1」:愛宕山少年自然の家
<仲間づくり & ラフな全場面づくり>と<オーディションに出す場面の決定>
 兄弟以外あまり同じ学校の子はいない中での活動なので、とにかく合宿が大好きなこどもたちです。中・高生たちも部活が忙しいのですが、合宿になると 多少の遅れがあっても 夜にはみな集まってきます。とにかく一つところに集まり、あそんで、ごはんを食べ、寝ることにより、すぐに仲間作りがはじまり、楽しくなってしまうようです。みんなが一つになれるのは、「ビーチドッジ」や「ブレイクの時間」です。この楽しみのために、「テーマ活動」をがまん?してやっているような風景でもあります。90分一コマで、ワークショップ形式で場面をつくっていきます。その90分を仕切るのは、今回、リーダーとなる中学生です。90分の中で、場面に関連したたのしい遊びをいれながら、お話にはいっていき最終的には、みなの意見で場面をつくっていきます。
今回は90分のワークショップを5つ、①ジャガーゲーム・世界一短い鬼ごっこ ②凧づくりと凧揚げ
③ 臨場感ワークショップ ④ピクチャーゲーム ⑤ ドッジボール などのゲームを組み込みながら
全場面をラフにつくったあと、オーディションに出す場面をどこにするか話し合いました。15分という持ち時間を最大限に生かすために、トラック8の半ばから 英語の歌までと満場一致で決まりました。
3月11~12日 午後3時~午後3時「さらば、ぼくたちの島 合宿その2」:愛宕山少年自然の家
<オーディションに出す場面の手直し>と<伝えたいテーマ>
 前の合宿でラフに作ったはずの場面は、ラフすぎ?て おぼえていないくらいだったので、あせってつくりました。伝えたいテーマは何かを明確にすることにより、少しは楽になったものの、できあがった場面はなかなか納得のいくものではありませんでした。このままオーディションに挑むには悔いがのこるとばかり直前のリハーサルの間にもう一日合同リハーサルをいれることになりました。
4月2日(日)午後1時~5時 :県国際交流センター
4月8日(土)午前10時~午後3時 :県国際交流センター
4月9日(日)オーディション 本番!  みんなベストをつくした!
 オーディションには、準会員(高校留学生・受験組・プレイルーム)をのぞいてほぼ全員が揃いました。高校3年生で受験生だったラボっこも大学に合格した4人は正会員に復帰してのオーディション挑戦でした。4人とも首都圏ではあるものの千葉・神奈川・茨城・東京からラボ・センターに直行してくれました。彼らの万行Pでの発表はこれが最後となります。(オーディションに合格すればもう一度チャンスがあります)そういった「1回こっきり」の発表の緊張感は、異常なまでにはりつめ、最後までほぐれないほどでした。やりきった!これ以上ない!といわんばかりの満足した表情で帰りました。

うれしい合格のしらせ と おおきな壁 
後半部分をオーディションに出したので、今度は前半部分と日本語の歌の手直しにかかりました。4話は35分以上の発表なので 20分の部分をつくるのは、大変でした。2月にラフにつくっただけでしたので、みな忘れてしまっていて、ゼロからまたつくりあげねばなりませんでした。
4月22~23日 午後3時~3時 「さらば、ぼくたちの島 合宿 その3」:愛宕山少年自然の家
4月29~30日 午後1時~3時 「さらば、ぼくたちの島 合宿 その4」:愛宕山少年自然の家
5月6日(土)午前10時~午後3時 最終リハーサル 山梨県立青少年センター 体育室
 念願のオーディション合格を果たしたものの、思うようにいかない場面づくり、役づくりもはかどらず、ついに、ゴールデンウィークを使うことになってしまいました。大学生たちは そんなに何回も帰省はできないので 合宿その4は それはものすごいことになってしまいました。
まず、ケイト役の子が、突然、「やりたくない」といいだし、役をなげてしまったのです。それも発表一週間前!! さらに、初めてテーマ活動にでる小学低学年の子たち4人が、すぐに活動部屋から出てしまい活動にはいろうとしなかったのです。「これが教室崩壊というものなのか??」活動が継続できないつらさを感じました。特に その中の小学3年生の男の子は、入会以来一度もテーマ活動はおろかナーサリーライムでもステージにのぼることを拒否していた子でした。が、コープの役ならセリフもすくないし、それ以外にも大学生に肩車してもらったり、蹴破られるドアになったり大砲の弾になるということで、ようやくテーマ活動に参加できるようになってきて、「いよいよ今回がデビュー!」と、時間をかけて忍耐強く待っていた子でした。かなり迷いましたが、もう、待てないと思い、活動部屋から脱走する子の世話はやめ、私も覚悟をきめました。「発表に出たくないなら 出なくてもいい!」といいました、ケイト役はもともと前・後半でキャストを交代する予定だったのですが、前半をやる子が通しで頑張るといってくれたのでなんとかきりぬけることができました。1週間でよく頑張ってくれました。
 不安でいっぱいの前日リハーサルは惨憺たるものでした。ボロボロでした。後半は自信をもってやっているものの前半部分はまだ、できたばかりの場面で体になじんでいない様子で、みんなが大好きな「ジャガーの場面」の気持ちもいまひとつ揃わず、もちろん、テーマ「15少年たちの心の成長」をあらわすことができませんでした。
5月7日(日)東京支部テーマ活動発表会 本番!:アミューたちかわ
 発表会当日、いつもならもっと安心して挑む本番ですが、今回は、やはり支部発表の重み・責任がのしかかりました。「でも、私が沈んでいてもしょうがない。せっかくの発表の機会、のびのびと発表させたい。こどもたちはもっと出せるはずだ!」と思い、会場に向かうバスの中、私は昨日リハーサルでできなかったことや問題点を全部指摘しながら、大きな声で。歌も合唱しながらみんなの気持ちを一つにすることに集中しました。「やることはすべてやった。あとはみんなのきもちだ!あともうすこしなのだ!失敗してもいいから思い切っていこう!」ともいいました。
 本番は、音響の面でいろいろありましたが、やりきったというこどもたちの表情であふれました。

【発表の感想から】
十五少年漂流記を発表してすごくドキドキした。自分のセリフがはっきり言えてよかった。家族にも十五少年を見せてあげたかった。自分ががんばって、練習をしたからかっこいい場面がたくさんできたと思います。楽しい場面がたくさんあったので小さい子たちが笑顔でできていたので僕も楽しくできた小5男
 はじめてぶたいにのったので きんちょうしました。でもたのしかったです。小3男
 ・・・そして、自分のナレがまわってきていつも練習のときあわないけどきちんとナレがあいました。ホッとしました。凧をつくった場面は形がすこしくずれたけど後半になってよかったです。満足できる発表で楽しいはっぴょうにできてとてもうれしかったです小3女
・・・・今年の万行パーティはいいものができず、高学年がふざけてしまいなかなかすすみませんでした。歌も前日までぜんぜん声がでていませんでした。・・・後半声がでてきてとてもたのしめたのでよかったです。来年は今年をこえる発表にしていきたいです。小6女
 私はブラントの役をやりました。悪役だったので少し不安でした。だけど、合宿などでたくさん練習をしていくうちに少しずつ不安がなくなってきました。そして、少しずつ役になりきれるようにがんばって練習をして、リハーサルのときはけっこううまくできて、本番のときはとてもうまくできてよかったです
これからはもっといろんな役になってみたいです 小5女
 前日までは危機をかんじていた十五少年漂流記の発表も本番はいつものミラクルをおこし、すごーい発表になった。自分のナレは突如はいってきたものだったが、しっかりやりきることができた。また、エバンスの役もしっかりできた。役作りやセリフ入れにも苦労したが後半同様しっかりできたと思う。オーディションで合格するほどの実力である後半はとてもよかったが、前半は少し、それから比べると劣っていたと思う。しかし、皆の気合ですばらしいものとなった。もう、十五少年発表メンバーでの発表はないけど、今度は今までの努力を受け継ぎ、しっかりとパーティをまとめていき、すばらしい発表と団結力を見せていきたいと思う。ともかく、今回の発表はとてもよいものになったと感じている。中2男

【やっぱり テーマ活動で間違いないみたい・・・】

 なぜ、テーマ活動なのか? いまだに自問自答の毎日ですが、こどもたちがいきいきしている時は、テーマ活動をやっている時です。仲間となにかに夢中で取り組んでいるときだと思います。合宿も無条件で楽しいようです。感想文に共通して見られることは、一生懸命頑張った自分を確認していること。緊張には出会うのだがなんとか乗り越えることができたこと。そしてそれは、頑張った結果だということでした。
 1月の支部総会のとき、標葉さんが、「発表の3週間前までに、テーマ活動を完成させる。基本に忠実にCDどおりに基礎をつくる。それまでが苦しみ。でもそのあとは できた場面をこわして、自分たちのものをつくりあげる。セリフやナレはみんなの身体中にしみているから このときが楽しくて楽しくて~」というような話をされましたが、まさに、その通りでした。もっとも3週間前に完璧にできていたのは、オーディションにだした後半部分だったのですが、この部分は、時間をかけてこだわってつくった場面で、気に入らないところは壊す作業もして、楽しくて何回でもやりたくてしようがない様子でした。一方 作り直したばかりの場面はどきどきものでした。発表会の3週間前にセリフもナレも入った状態で完成をむかえることは、こどもたちにとっても 言葉においてもコミュニケーションをとることにおいても大きな自信をあたえることになることがよくわかりました。今度から心がけたいと思います。
 1月15日にスタートして、5月の支部発表まで、一つの目的に向かって パーティが一つになれたことにより、たくさんの成果が得られました。
パーティ・リーダーを育てるという目標は達成されそうです。感想文にそこかしこに、そのこと書かれています。パーティを卒業する大学生たちへのメッセージにも、今までかわいがってもらったことへのお礼とこれから自分たちも頑張るというような内容の文が書かれています。
心配だった低学年4人組は、初めての発表がとても楽しかったらしく、教室崩壊はまぬがれるようになりました。(でも、きょうのラボはとてもつまらなかったです・・・私が話ばかりをしていたのでとても とてもつまらなそうでした。私もつまらなくてがっかり・・反省)やっぱりテーマ活動をいっしょうけんめいにやる方が 楽ちんで楽しい?あれ?。楽なことは 楽しいことなのでしょうか。とにかくテーマ活動を頑張ってみようと思います。それが、間違いないようだから・・・

テーマ活動をしっかりやって、ラボを楽しんできた子たちが、大学へ留学へとはばたいていきます。
何というしあわせなことでしょう。私は、こどもたちが、びょんとハードルを越える瞬間に立ち会うため、これからもわんぱくな子たちとの闘い?!に挑むことにします。
 
 出演にあたりまして、たくさんの皆さまのご支援をいただきましたこと 心より感謝申し上げます。
また、このような機会をいただきましたことを重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。
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