幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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Welcome!
「野沢温泉でスペシャルオリンピックス(SO)の出し物があるんですけど、ラボでやっていただけませんかね。」とラボママYさんからお誘いがあったのは、昨年暮れも迫った頃。
そういう世界大会が長野であることは、漠然と知っていたけれど、見世物パンダのようにラボっ子達を引き連れて「やらせる」ようなのはどうも気が進まず、足踏みをしていたところでした。
Yさんのご主人が野沢の役場でSO担当者になったけれど、交流プログラムの中に「交流」するものがない!
それならラボがいい!というわけ。

話を聞けば、会場は温泉も温泉プールもレストランも休憩室も備えた国際会議もできる最新設備のホール(300人収容)。
そして何より魅力を感じたのは、競技終了後の選手が全員一度そこに集まってくるという流れでした。
‘98年の冬季オリンピックのときも含め街では様々なイベントが行われてきましたが、踊り、合唱、日本文化紹介等、観る聴く側とやる側とに別れてしまうものがほとんど。
その場にいる人たちが混ざり合い、喜びをともにするものができたらと思っていた矢先、まさにぴったりなのがラボだったのです。

スペシャルオリンピックスでは、アスリートはもちろんのこといろんな人との交流を目標に、誰でも楽しめる内容にしようとYテュ-ター、事務局若大将と相談の上決めました。
欲張らず、ソングバードは導入をていねいにして4、5曲、「はらぺこあおむし」の英日よみきかせ(スクリーンに大きく絵本を映して)、くだものなど食べ物をシーツ半分に大きく子どもたちが描いたものをを使って、テーマ活動。
これで一時間。
何人集まるか検討もつかぬまま当日を迎えました。

続々と集まってきたラボっ子、父母、テューター、アスリート、一般参加者を合わせて約80人(パーティーからはプレイルームも含めて、ラボっ子父母が40人以上も!長野から車で一時間半もかかる雪深いところなのに)。
簡単なあいさつの後、最初の“Seven Steps”で“Three!”「三人!」といった瞬間、ことばの違いも、大人も子どもも、ハンディキャップのあるなしもどこかへ吹っ飛んで、みんな三人のグループをつくることに集中。
ていねいに教えてから、というまもなくどんどん自分から参加してくるアスリートたち。
そのままソングバードをたのしみ、「はらぺこ」ではみんなあおむしになって、オームの群れのように「りんご」に突進していきました。
「さなぎ」「きれいなちょう」になって達成感いっぱいと思ったら、まだ35分もある!
その後は思いつくままジャンケンジェンカ等ゲーム性のあるソングバード、“Pat-a-cake”等の手遊び、とにかく片っ端からやり汗びっしょりになって、交流しました。

“London Bridge”を高らかに歌ってくれたアメリカからのアスリート。
英日で進行する私の手からマイクをとって「エスパニョ-ル!エスパニョ-ル!」と訴え続けたエクアドルからのアスリート(第二外国語の必要性を痛烈に感じた!)。
そして全アスリートが自分から次々に母国語で堂々と自己紹介をしてくれました。
最後は、大きなひとつの円になって、“Good-Bye!”を大合唱。
なんだか別れがたく、胸がいっぱいに。

ラボっ子たちの様子もいろいろ。
最初から積極的に関わっていった子、どうしていいか戸惑っていた子。でも、みんなの心に小さな種がまかれたのではないかと思います。
終了後、ボランティアスタッフの人たちがとても感激して、
「みなさんとってもたのしんでいましたよ!」
「明日もあさっても来て下さい!」
「こういうのが交流っていうですよね!」
と声をかけてくれたのが、もううれしくてうれしくて、「やっぱりラボってすごい!!!」とさらに感動して舞い上がりました。

ラボで毎週やっていることを、少し大きくして持っていっただけで、こんなにたくさんの人が国もことばも大人も子どもも、ハンディキャップの有無も忘れて、交流する場が作れるのです。
まわりを見渡しても、こんなに「交流」の道に長けた人たちはそうそういません。
ラボっ子に「社会に出てラボを役立たせて」というラボテュ-ターこそもしかしたら、もっと社会に出て行くべきではないかと思いを深めました。
今年はラボっ子の地元に出向いていって、出前ラボに励もうかと思っておる次第です。
御清聴ありがとうございました! 
お手伝いしてくれたみなさん、ほんとにほんとにありがとう!!!
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