幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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Memories must be emotional! オハイオ'07② 11月30日 (金)
財団法人ラボ国際交流センター発行の会員向け機関誌(年4回発行)『ラボの世界』の12月号が届きました。
 私はこの冊子が大好きで、いつも一字一句逃すまいと隅から隅まで熟読しては、妙にやる気マンマンになっています。
「10代とともにー」では、社会の第一線で活躍している専門家の方々が、ラボのこどもたちのインタビューに答える形で自分の子供時代を振り返りながら、夢を形にしていく過程で大切にしてきたことや現在の社会で求められている力を熱く語り、そしてこどもたちに向けて励ましのメッセージを贈っています。この機関誌の根底にいつも流れているのは、「本物に出会う」機会と「夢をもつこと」の大切さ、その夢をあきらめずに、実現できるように努力していくことがいかに人生を輝かせるか、ということです。大好きな事に出会い、夢中になり、その道を極められた方々の一言一言が、これから夢をかなえていくこどもたちに伝わればいいな~、ちゃんと読んでくれればいいな~って思いを込めながら私もこどもたちにこの冊子を手渡しています。
OH07004

 その大好きな冊子『ラボの世界』に、間瀬パーティの優姫(ゆうき)ちゃんの国際交流活動報告が写真入で載りました。
ゆうきちゃんは中学1年生。年中さんの時にラボに出会い、ラボ歴8年を迎えた今年の夏、オハイオ州に参加しました。

ラボでは当たり前のように中学生年代で国際交流に参加していますが、よくよく考えてみると、たった12~13歳で、一人きりで丸丸1ヶ月、アメリカ人家庭にホームステイするなんて、ものすごい冒険です。あわせて大きなリスクもしょっています。ホテルに滞在するなら、食事も寝るところもなんとなく想像できますが、ホームステイは、受け入れて下さるご家族に大きく影響されます。どんな人たちなのか、そんな生活をしているのか・・さらにそこのご家族とどんな交流をするか、どんな関係を築けるのか、、、それは双方の努力に大きく委ねられているからです。だから、本人が「行く!」と自分で決断しない限り送り出すことはできません。
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一方、送り出すご家族も、大きな決断が必要です。
長いラボ活動を経て、わが子がいよいよ国際交流に参加する!そのとき、本当に、今、行かせてよかったのだろうか?病気をしないだろうか?「ことば」は大丈夫なのだろうか?困ったことが起きても、ちゃんと自分で解決できるだろうか?家族にかわいがってもられるだろうか?ちゃんと食事はできるのだろうか・・?果てしなく不安はつのります。
でも最終的にはわが子を信じ、ラボを信じ、受け入れ団体を信じ、祈るような思いで送り出します。
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オハイオ州立大学にて

さて、ゆうきちゃん。
ゆうきちゃんは、ホストマザーのいない、父一人、娘一人のご家庭に滞在しました。お父さんは裁判官で多忙を極めているようでしたが、仕事の合間を縫っては昼食を作りに帰ってきてくれたり、ゆうきちゃんが寂しくないようにと、親戚中がこの交流をサポートしてくださったそうです。
「結局いつも忙しく出かけていたので、ゆっくり日本食を作ってあげることも、素語りを発表する機会もなく1ヶ月が過ぎ、とうとう最後の夜、思い切って「素語り」を始めました。
(国際交流に参加する前年度の小学校6年生の夏休みに作った)手作り絵本を使って、"Guess,How much I love you”を一生懸命語りました。
そうしたら、お父さんもホストフレンドのジュリアも泣きながら聞いてくれました。素語りをしながら、この家族とすごした一ヶ月のことがいっぱいよみがえってきて、私も泣きたくなりました。」

 不安もたくさんあっただろうし、ことばも十分でなくて、思うようにいかない時もあったでしょう。アメリカで13歳を迎えた女の子が、家族の一員になれたと感じたその瞬間、どんなにうれしかったことでしょう。
帰国後も、本当にたくさんのメールのやりとりが続いています。「お母さんが亡くなってから、これまでたくさんの人に支えられ、たくさんの人に感謝をしたけれど、でも一番感謝をしたいのは、ゆうきに出会えたこと・・」とホストファミリーからThanksgivingのメッセージも届けられました。この出会いが、今後ゆうきちゃんの未来を大きく開くきっかけになったらいいなぁと思います。

「ことばがこどもの未来をつくる」と掲げられたラボ教育活動。けれど、「ことば」だけを形として学んでいるだけでは、心をかよわせ、お互いの魂をだきしめあえるほどに同じ瞬間を生きることはできません。
「ことば」は、人と人のかかわり合いの中で育っていくもの。その関わり合いが深く豊かであればあるほど言葉もまた豊かに育まれていきます。
 海を越え、文化も言葉も違う国で、お互いの努力によって深い絆と信頼関係をしっかりと築き、それをこれから何十年にもわたって育んでいくであろう、ラボのこどもたち。お互いを思いやる心と心の交流を通じて、豊かな言葉が育っていくことを確信します。

 12月号の『ラボの世界』には、現在、翻訳家としてご活躍の愛知県のラボOBからのメッセージもあります「自分の気持ちを表す言葉、それを伝えたいという強烈な思いがあってはじめてコミュニケーションが可能になる。自分を語ることばは、日本語であっても英語であってもかわらない、普遍的な力」
「ことばとは、声に出して楽しく、耳に心地よく響くもの、そして相手の心をゆり動かすもの」そういう価値観をラボで学んだと書かれています。
 
ラボ国際交流は、すでに来年度参加者の準備に入っています。
先日、届けられたらた「2008年ラボ国際交流ノート」の表紙には、ゆうきちゃんのホームステイ最後の夜の思い出の写真が掲載されていました。
07Yuki in OH

まだ真新しい[国際交流ノート]が、これからたくさんの書き込みをされ、来年の夏にはそれぞれの参加者とともに海を渡ると思うと、なんだかワクワクします。
 ゆうきちゃんをはじめ、今年度国際交流に参加したラボっこすべての頑張りや、たくさんの思いが、未来へのバトンとして引き継がれていくことを願っています。
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Re:Memories must be emotional! オハイオ'07②(11月30日) >>返事を書く
HITACHIさん (2007年12月02日 08時38分)

こんにちは!待っていましたHPの更新。
暫く更新がないので、がのさんのHPから、あなたのところへ来ていたの
です。あなたのことがしっかり書かれていて(小学校英語)そちらで更新
していたのかな(?ふふふ)

 待っていた国際交流についての思いをしっかり受け取りました!
シャペロンをされる前とちっとも変わらない!情熱で書かれていて、改
めてあなたを再認識しました。
これからも今まで以上に、ますますラボの国際交流について子供たちや
テューターに熱く語って頂けるとうれしくなりました。

でもくれぐれも無理なさらないように、健康にご留意くださいね。
「ことばの宇宙」の読み方と「十代、、、」の記事のこと正に同感!
テューターになった30数年前からのものを保存してあります。
これからも子供たちや保護者の方があの蓄積された紙面をしっかり読ん
でほしいと願っているテューターのひとりです。

テューター総会でお会いできるのを楽しみにしております。
Re:Re:Memories must be emotional! オハイオ'07②(11月30日) >>返事を書く
まじょまじょさん (2007年12月03日 22時23分)

HITACHIさん、ようこそ!!
HPは、なかなか日記をUPできずに、ずっとフリーズ状態で気になっ
ていました。発表会が終わり、心も時間も少しゆとりが出てきたせい
か、やっとやっと更新でき、ホッとしています。
書き込み、ありがとうございました。嬉しかったです。

ラボ国際交流については、今までも自信をもって送り出してきたんです
が、今夏、実際にこの目でラボっ子のホームステイの様子を見ることが
でき、受け入れ団体の惜しみない愛情とその誠実さ、ラボっこのひたむ
きさと頑張りに本当に本当に感動しました。
 ラボのこども達は、一般に比べて自分の進むべき道を早く見つけてい
くように思っていましたが、それは、「幼い時から本物に出会う機会、
憧れに出会う機会が圧倒的に多い」からだと、改めて確信しました。そ
れにやはり十代初期に親元を離れて海を渡り1ヵ月もの間、異文化体験す
ることが大きなターニングポイントになっていると思いました。それま
で見たこともない圧倒的に大きな空の下で、自分と向き合い、自分の限
界を超えていく経験をそんなに若い時にするのですから、当然、「自分
って何だろう」「自分は何がしたいんだろう?」って考えるでしょう。
 夢を実現していく勇気もきっとその時にたくさん培ってくるんだなぁ
と、しみじみ感じました。
やはり百聞は一見にしかず。この交流に一人でも多くのこどもたちを送
り出したいですね。

テューター総会でお会いできるのを私も楽しみにしております。
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Re:Memories must be emotional! オハイオ'07②(11月30日) ・ >>返事を書く
こんぺいとうさん (2008年01月23日 18時53分)

 すてきな写真ですね。
Re:Re:Memories must be emotional! オハイオ'07②(11月30日) >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年01月25日 21時45分)

こんぺいとうさんへ

お久しぶりです。
私は、こんぺいとうさんのおかげで、HP開設にたどり着きましたし、
こんぺいとうさんのシャペロン報告を、このひろば@で読み、う~ん、
よっしゃあ、そろそろ行ってくるか!と、決心したしだいです。
そうそう、こんぺいとうさんとご一緒したキャンプは近年まれにみる爆
笑ロッジでした。(お腹が痛くなるくらい、笑いました)
出会いって大事ですね。
今年国際交流に参加する多くの若者も、素敵な笑顔で、たくさん幸せな
出会いをしてきてほしいなぁ、と祈るような思いです。
書き込みありがとうございました。
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