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なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?② 『テーマ活動が言語運用能力を高める理論的な根拠』 09月09日 (火)
 2003年秋にこの「ひろば@」に「なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?」の日記を自分の体験をもとにUPしてから5年が経った。
この5年間、
もっと多くの人に「テーマ活動」やラボ・メソッドについて理解してもらいたい!と、地域・社会・学校にもたくさん発信してきた(・・・つもり)。でもこの「テーマ活動」をことばで説明するのは、何年経ってもやっぱり難しい。

もっと理論的な裏づけがあったら理解しやすくなるのだろうか?
 
 ラボ40周年を迎えた一昨年、「ラボ教育公開シンポジウム」の場で、「ラボ言語教育総合研究所」が発足された。

この研究所は様々な分野の専門家と語学教育関係者が協力して、今や40年を迎えたラボ教育が、どのような特徴をもった人材を社会に送り出してきたか、といったラボの実績の学問的な評価と分析をはじめとして、激動するこどもたちの環境に合わせて発展させるためには、何を加えどこを強化したらよいかなどを重点的に研究するねらいを持っている。
 
 その研究紀要が、『ラボパーティ研究』に掲載された。
私はずっと、テーマ活動がどのように理論だって説明できるのか模索してきたので、それぞれの専門家が学術的に分析される報告書は大変に興味深い。(本冊子が書店で購入できるようになれば、もっと多くの方にも「ラボって何?」の答えが見えてくるのではないかと期待している)
 
 さて、同研究所の共同代表でもある門脇厚司(教育社会学・筑波大学名誉教授)は、「ラボ教育メソッドの特質とラボ・テューターの役割」の中で、「テーマ活動が言語運用能力を高める理論的な根拠」を示された。 
 ラボのテーマ活動は、
『子どもたちがライブラリーを聴いて物語に入り込み、登場する人物に共感しつつ内に取り込むことにより、彼らの考え方や生き方に学び、自分の人格形成の糧にしていく。

それに加え、主人公たちが具体的な状況の中で口にするセリフを、状況の場面と一緒に丸ごと記憶するということ、しかも登場人物がそのとき抱いていた感情と自分の感情を重ね合わせながらセリフを暗記することが、実際的な言語運用能力をつけている効能も見逃すことはできない』と述べ、
『エピソード記憶』をキーワードにしてライブラリーを聴き、セリフを覚え、それを自分の口にしつつ身体で表現することの効用について論述された。(『ラボ・パーティ研究』No.21/ P47より)
   
 ****************

 『「エピソード記憶(episodic memory)」とは、1972年にカナダの心理学者であるエンデル・タルヴィング(Endel Tulving)が、「意味記憶(Semantic memory)」と対比させて作った用語である。簡単に言えば、意味記憶が学校の先生に教えられて憶える知識についての記憶だとすれば、エピソード記憶は、自分が実際に経験したことの記憶である。
もっと具体的に説明すれば、
意味記憶とは、たとえば「日本の首都は東京である」とか、「三角形の二辺の和は、一辺より長い」とか「源氏物語の作者は紫式部である」というような、その内容が一般的に間違いないと認められている普遍的な知識を、学習し意識して憶えた記憶のことである。英語の学習に関連させて言えば「日本語の犬は、英語でDogという」「美しい花は、beautiful flowerと発音し、表記する」などと記憶したことは意味記憶といえる。

 それに対してエピソード記憶とは、
「先週の日曜日、私は友達のハナコさんと渋谷に行き、パルコで芝居を見た。面白かった!その後、二人で駅前のレストランでステーキを食べた。おいしかった。~」という類の記憶である。
基本的には、自分自身が実際に経験したことの記憶であるが、その内容が、具体的な時間や場所やその時の天候、居合わせた人間やその場の雰囲気などとセットになっており、しかもそのことを経験したときの気持ちや感情を伴って脳にインプットされている記憶のことである』(p.48)

 では、どちらの記憶のほうが長く頭の中に留まっているのか。また、日常生活の場面で、実際に役に立つのはどちらの記憶だろうか?
 『さまざまな実験結果によれば、どちらもエピソード記憶のほうが優れているとされている』。それは、私たちの普段の経験からしても納得のいくことだ。私たちはこれまでに経験した様々な事態の記憶をもとに考えをめぐらせたり、決断をしているからだ。(参考:エンデル・タルヴィング (著)、太田信夫 (訳)『タルヴィングの記憶理論 -エピソード記憶の要素』教育出版(1985)、p10-13)

 『こうした理屈ないし理論に依拠して、ラボ・ライブラリーを聴き、登場人物がその言葉が発せられた具体的な状況と一緒に、しかもその人物のそのときの気持ちやら感情やらを追体験しながら(同じような気持ちや感情を持って)記憶していると想定したら、どういうことが考えられるか?

 (テーマ活動を通じて)そのようにして憶えたセリフやことばは、意味記憶ではなく、自分が直接経験したことを記憶する「エピソード記憶」に近いものである。
それゆえに憶えたセリフは間違いなく、長く、ラボっ子が大人になっても忘れることはなく記憶されると考えられる。とすれば英語であれ、日本語であれ、記憶されたセリフは、仕事の場であれ、日常生活であれ、物語のなかでの場面(状況)と同じような場面に遭遇したとき、ラボっ子たちは、憶えているセリフをそのまま即座に口にできるはずである。そのまま口に出さなくてもアレンジしたり、多少の変更を加えたりして、活用できるであろう。要するに、それだけラボっ子の言語運用能力が高くなっているということである』
******************

 「なぜラボでは英会話ではなくて、テーマ活動をするのか?」「本当にテーマ活動で言語習得ができるのか?」その答えを求めてアメリカの公教育の現場まで行って、アメリカのこどもたちと「テーマ活動」をしてきた若かりし頃の私は、「意味記憶」や「エピソード記憶」ということばも理論も知らなかったけれど、
国や文化やことばを越えても、「やっぱりテーマ活動は、心に深く届くから記憶にも深く刻み込まれるのだ」と納得して帰国した。そして、その体験は以降の私のラボ活動を支えている。

 物語には、日常使わないような難しいことばも出てくる。でもラボではセンテンスを分断したり、細切れにして単語を教えたりしない。それは、単に辞書に記載されているような断片的な、記号のようなことばを「意味記憶」させるのではなくて、そのことばが発せられた文脈ごと、物語の筋に従って状況ごと体験することが大切だと考えているからだ。(それこそエピソード記憶のことだったんだ!)
 
 人間のことばには必ず、そのことばに託した気持ちがこめられている。状況や感情を丸ごと体験して、はじめて長く記憶に残ることばを学ぶことができるとしたら、テーマ活動をはじめとする、様々なラボ教育活動は、まさに「人間の心の表現としての英語」教育の実践の場だといえる。
 
**********
 専門家の分析、研究報告は本当にありがたい。ときに苦しみ、あがき、(そのほとんどは感動しながら)ラボ・パーティを営んでいる私にとって、それは大きな励みになる。
勢い、つい長くなりがちなラボ教育の説明にも、一般的にわかりやすい明快な「ことば」を与えてくれる。

でもいくら理論的裏づけができても、頭で理解したつもりになっても、テーマ活動は、やはり体験して、それを長く継続して、そこからラボっ子自身が体得していくことが何より大切だ。

 「石の上にも3年。ラボの上にも10年!」 
(やっぱりひとつのことを習得していくのにそれ相応の時間はかかります!)この忙しい時代、そんな悠長なことで大丈夫かと不安に思うかもしれないけれど、どんな時代であろうと努力と継続なくして本質は見えてこない。

 「芸術は、お腹の足しにはならないけれど、人生を豊かにしてくれる。ラボはすぐれた芸術や地球上の様々な文化や美しく洗練されたことばに、物語を通じて出会うことができる。おまけに人との出会いと輪を圧倒的に広げてくれる。たくさんの出会いは人生をさらに豊かにしてくれる。」と、
言語習得や言語運用能力のことよりも、もっともっと大きな意味をラボに見いだして、まだテューター駆け出しだった頃の私に5人のお子様をすべて託してくれたお母様のことばが今も忘れられない。
時代は変わっても、そんなふうにラボに出会ったすべての方が実感してくれたらいいなぁ~と思いながら、その期待に答えられるように、
姿勢を正して、またラボ活動を頑張ろうと思います。

さあ、2008年秋活動、いよいよ始動です!
>>感想を掲示板へ
Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?活動が言語運用能力を高める理論的な根拠』(09月09日) >>返事を書く
HITACHIさん (2008年09月12日 10時10分)

まじょまじょさん
>HITACHIです。お久しぶりです。訪問ありがとうございました。
 リンクしていてもまじょまじょさんは、お忙しいので更新が待たれて
 いました!
 久しぶりに訪問しましたら、いつもですが、すばらしく読みごたえの
 ある内容に圧倒されて咀嚼してから書き込みを、、、。と思っていま
 したが、深い問題なので中身にまで踏み込めませんが、「エピソード記
 憶」についてラボの現場で照らし合わせてみて、改めてすごいことを
 している訳だと今更ながら思いました。
 しっかり丁寧に分かり易く整 理して下さっているので、恥かしなが
 ら目が開けた思いでした。ありがとうございました!

さてこのところカービングまではしないで過ごしてしまいます。惜しい
でしょうか。なかなかやれないでいるので、あなたのHPで以前詳しく載
っていたので、もう一度良く読んで工夫してみます。
(サンサンさんは去年お嫁さんがとても素敵に作って下さって、UPして
ありました。)>
Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
がのさん (2008年09月13日 23時14分)

【その1】
 さすがはまじょまじょさん。ラボのいちばん本質の部分にずうっとこ
ころを注ぎつづけるそのたたずまいに、心底からの敬意を覚えます。こ
うした議論があまりされなくなってきていることを、距離をおいて見て
いて、歯がゆく感じることがあります。

 音があり、形があり、色があり、ぬくみがあり…、人それぞれが五感
を動員しておこなう体験の総和が、生きたことば、イメージ確かなこと
ばになってゆき、それが、どこにあっても、いつにあっても、こころの
広場でみずみずしく鳴り響くということ。こころによく鳴り響くことば
があってこそ、他のひとのこころの動きもよく見え、人生の絵模様がく
っきりと捉えられるということ。

 そうですよね、隠そう、偽ろうとすれば、そうしようとする人の、飾
ろうとすれば、飾ろうとするその人の、へつらおうとすれば、へつらお
うとするその人の、本心というものが必ず映し出されるもの。テーマ活
動を本当に体験している人、テーマ活動を本当に生きた人には、そこが
はっきり見えてくるはずですね。こわいほどにすごいことです。

 そのへんのことは、古臭い既成の符牒を得意げ貼り付けるだけの、そ
こらの学者先生よりもずっとはるかに、テューターのみなさんは身体ぜ
んたいでわかっているはず。まじょまじょさんが折々そうしているよう
に、テューター自身がそのことを自分のことばでもっともっと語ってく
れないと、悪いけど、わたしはイマイチ、ラボを信用する気になれな
い。
【つづく】
さすがはまじょまじょさん。ラボのいちばん本質の部分にずうっとここ
ろを注ぎつづけるそのたたずまいに、心底からの敬意を覚えます。こう
した議論があまりされなくなってきていることを、距離をおいて見てい
て、歯がゆく感じることがあります。
 音があり、形があり、色があり、ぬくみがあり…、人それぞれが五感
を動員しておこなう体験の総和が、生きたことば、イメージ確かなこと
ばになってゆき、それが、どこにあっても、いつにあっても、こころの
広場でみずみずしく鳴り響くということ。こころによく鳴り響くことば
があってこそ、他のひとのこころの動きもよく見え、人生の絵模様がく
っきりと捉えられるということ。
【つづく】
Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?②  >>返事を書く
がのさん (2008年09月13日 23時18分)

【その2】

 そうですよね、隠そう、偽ろうとすれば、そうしようとする人の、飾
ろうとすれば、飾ろうとするその人の、へつらおうとすれば、へつらお
うとするその人の、本心というものが必ず映し出されるもの。テーマ活
動を本当に体験している人、テーマ活動を本当に生きた人には、そこが
はっきり見えてくるはずですね。こわいほどにすごいことです。

 そのへんのことは、古臭い既成の符牒を得意げ貼り付けるだけの、そ
こらの学者先生よりもずっとはるかに、テューターのみなさんは身体ぜ
んたいでわかっているはず。まじょまじょさんが折々そうしているよう
に、テューター自身がそのことを自分のことばでもっともっと語ってく
れないと、悪いけど、わたしはイマイチ、ラボを信用する気になれな
い。

 きょう、午後からずうっと、わたしは区役所で開かれているセミナー
に参加してきました。5時までびっちり。連続6回のものですが、わた
しはなかなか時間がとれず、たぶんその半分くらいして出席できないの
ですが、ニートだ、ひきこもりだ、不登校だ、という昨今の若ものの切
実な問題を地域でどうするのか、というテーマをめぐり、事例を追求
し、さまざまな角度から話しあいました。とりわけ、どういうことばで
彼らに語りかけるか、をめぐって。課題の追求はまだまだこれからでは
ありますが、きょうのかぎりで痛感したのは、その、みずみずしく輝
く、イメージゆたかなことば=希望、を若い世代が失っているというこ
とでした。わたしたち自身も失っているということなのかも知れませ
ん。ですから、テューターのみなさんは、その全人格をゆすって、子ど
もたちに希望を注いでもらいたい、自信をもって、“英語”ではなく、
希望を!
Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの? >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年09月14日 11時10分)

HITACHIさんへ

お久しぶりです。前回の「なぜテーマ活動か・・」の日記からもう5年も
経ったんだな~と、今回更新するにあたりあらためて読み返してみて、
びっくりした次第です。
そこにいくとHITACHIさんは、コンスタントに更新され、写真もいれられ
て、本当に素敵!いつも励まされています。

 >「エピソード記憶」についてラボの現場で照らし合わせてみて、改め
てすごいことをしている訳だと今更ながら思いました。
 しっかり丁寧に分かり易く整理して下さっているので、恥かしなが
 ら目が開けた思いでした。ありがとうございました!
⇒ラボの現場で、ラボっ子と奮闘していると、その活動の重みだけでい
っぱいいっぱいになってしまいます。だから、あえてことばにすると、
活動の重みに匹敵する的確な表現が見つからず、ことばはなんだかとて
も嘘っぽくて、薄っぺらに感じてしまうことがあります。
それを補おうと説明がどんどん長くなってしまうのかもしれませんね。

それでも、私たちテューターは、この活動をことばにしていかなくて
は、と思っています。ひろば@は、全国のテューターが、この活動をど
んな思いをこめて営んでいるのかを発信でき、お互いにシェアできる貴
重な場ですね。もっと更新が早くできるように、、、
と自分に言い聞かせています!

>さてこのところカービングまではしないで過ごしてしまいます。惜し
いでしょうか。なかなかやれないでいるので、あなたのHPで以前詳しく
載っていたので、もう一度良く読んで工夫してみます。
⇒生ものなので、湿度の多い日本では、なかなかカービーングのタイミ
ングが難しいですよね。以前作ったのは、1週間ももちませんでした。大
きなかぼちゃが、そこに飾ってあるだけで、もう十分すぎるくらいの雰
囲気です!
ご紹介ありがとうございました。
Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年09月14日 12時57分)

がのさんへ

【その1】
>ラボのいちばん本質の部分に~
こうした議論があまりされなくなってきていることを、距離をおいて見
ていて、歯がゆく感じることがあります。

⇒がのさん。ここにupすることは勇気がいります。
私よりずっと経験豊かなテューターもたくさんおいでですし、(なにし
ろラボは42年もの実績がありますから・・)
若輩者の私ごときがラボを語るには、ラボの内容があまりに濃すぎて
言葉にした瞬間から、手にした砂が広げた手からこぼれ落ちていくよう
に、はらはらと自分から遠ざかってしまいます。
それでも、ラボをラボ・テューターがことばにしていかなければ、誰が語
るのか・・と思い直し、自分で疑問をなげかけては、自分なりに考察し、
これまでの経験とラボっ子の姿を重ねあわせて「ことば」を導き出して
います。
(だから、一回の日記でも書くのにはすごく時間がかかりま
す。読むほうも長くて大変かと思いますが・・)
それでも、ひろば@にupすることの意味は二つあります。
一つは、一言では説明できないラボを少しでも多くの方々が理解できる
ように、そこまでいかなくても例えばその手がかりか、あるいはきっか
けづくりになればいいなぁ~、という思いです。
それともう一つは、全国のたくさんのテューターがご自身の体験に基づ
いたラボ観やそれぞれのパーティ活動や教育実践を通じて感じたことを
お互いにシェアできたらいいなぁ~、との思いからです。
稚拙な私の文章でも、一生懸命書いたら、きっと響きあってもらえるか
な?!
がのさんのおっしゃる、そういう議論にはなかなか至らなくなっている
のを感じますが・・それでも
「日本人は、拍手はできても感想を言えない。」って言われますが、ラ
ボ・テューターに限ってはそれはないだろう・・という期待もこめて!!
これからも発信していければいいなぁと思っています。
1000字を越えそうなので、
【つづく】
----------------------------
Re:Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
がのさん (2008年09月14日 15時12分)

まじょまじょさん

 つい長たらしくなってしまいます。制限字数オーバーということで、
あれこれいじりまわしているうち、へんなことになってしまいました。
ごめんなさい。

 まじょまじょさんは決して「若輩者」ではありませんよ。そもそも何
周年でしたっけ? 目先のことばかりにバタバタしている若輩者とは違
い、見るべきところにしっかり目をすえていてくれる、もっとも信用の
足る人のひとりです。これからも、自信をもって語ってくださること、
お願いします。

 蛇足ながら、ひとつ付言させてもらいます。
 きょうの朝日新聞の「天声人語」はお読みになりましたか。
 ことばをめぐるおもしろい記述を目にしました。手話によるスピーチ
コンテストに寄せて書かれたもので、“飛ぶ力をもった(翼ある)こと
ば”、“思いが伝わることば”…。わたしたちが目指しているのは、こ
ういうものではなかったかな、と思いました。 
Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?②  >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年09月16日 19時06分)

がのさん

【その2】
>『・・・人それぞれが五感を動員しておこなう体験の総和が、生きた
ことば、イメージ確かなことばになってゆき、それが、どこにあって
も、いつにあっても、こころの広場でみずみずしく鳴り響くというこ
と。こころによく鳴り響くことばがあってこそ、他のひとのこころの動
きもよく見え、人生の絵模様がくっきりと捉えられるということ』

⇒ラボの命、ラボ活動の根幹でもあるライブラリー製作に深く関わられ
たがのさんから、私たちがこの活動で何を大切にし、どのようなことば
を獲得して欲しいと願っているのかを端的に表現していただいて、大変
嬉しく光栄に思います。 
「・・・五感を動員しておこなう体験の総和」
改めて、私たちはすごいことをラボ活動の中でやっているんだな~と実
感します。
こどもたちは、テューターの理想や、思いどうりに動くわけもなく悪戦
苦闘の連続ですが、こどもたち一人ひとりが、テーマ活動の中で命ある
ものとして生きて輝けるように、その子らしさがキラッと輝けるよう
に、そんなテーマ活動を重ねていければ、と思っています。(これまた
テューターの願いどうりにはいきませんが・・そういう意識をもってい
るだけでもきっと違うだろう!と信じて)

>「そうですよね、隠そう、偽ろうとすれば、そうしようとする人の、
飾ろうとすれば、飾ろうとするその人の・・・」

⇒「テーマ活動を本当に体験している人」「テーマ活動を本当に生きた
人」には、この活動が何なのかはっきりと見えているということですよ
ね。表現することばを捜すよりも、テューター自身まずしっかりとテー
マ活動に向き合うこと、その中で真剣に生きること、その体験の積み重
ねがテーマ活動を「心の表現としてのことば」で語ることができるので
すよね。
人が導き出した「ことば」を、いかにも自分のことばのように語ること
は、自分の心にいくつも覆いをかけてしまいますね。
 がのさんがおっしゃるように、私たちはもっともっとテーマ活動につ
いて、あるいはラボについて「自分自身のことば」で「自分自身の心の
表現としてのことば」で語り合っていくことが大切ですね。
 
また1000字を超えてしまったので
「つづく」
Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?② 『テーマ活動が言語運用能力を高める理論的な根拠』 >>返事を書く
Aliceさん (2008年09月20日 07時34分)

まじょまじょさん、うちのHPにもお越しいただきありがとうございまし
た。
異文化交流についてのまじさんのメール内容は、どうぞパーティの皆さ
んにご紹介ください。
きっと、まじさんも、1人でも多くの皆さんに知って頂きたいと思われ
てるはずです。

まじょまじょさんの深い内容の日記を拝読させていただいていました
が、じっくりもう一度熟読させていただいてからコメントを、と思って
いるうちに、間が空いてしまいました。

「なぜ英会話でなくて、テーマ活動をするの?」というラボ教育の根幹
について、「エピソード記憶」をすることで「テーマ活動が言語運用能
力を高める」という内容に、うんうん、なるほどと頷きながら拝読させ
ていただきました。
この日記も、前回同様私のHPでもご紹介させていただいてよろしいでし
ょうか?

今回シャペロンとして北米交流に参加し、ラボ・ライブラリーの中の
「使える表現」をもっとラボっ子達に意識させる必要性を痛感しまし
た。
国際交流参加者に、事後活動としてアンケートに答えてもらった中に、
「ラボ・ライブラリーの中で実際に使った表現は?」という問いに対し
て、色々答えた子もいれば、特になかったと答えた子もいました。
色々テーマ活動をやって来た中で、日常生活でも使う表現はあったはず
なのに、場面に即して使えない子がいるのはとても残念です。
実際の場面で思い出せる子と思い出せない子がいるとすれば、その差は
どこにあるのでしょう?
それは、やはりテーマ活動で深く心を動かすまでに至っていなかったか
ら、「エピソード記憶」ができていなかったということでしょうか?
こちらから「ほら、このお話のここの表現、使ったんじゃない?」と聞
けば、きっと「あぁ、そう言えば・・・」と返って来ると思うのです。
無意識に使っていたとすれば、それはそれでいいのかもしれませんが、
意識的に使っていれば、次回また同じような場面に遭遇した時、もっと
定着するのではないかと思うのです。
そういう意味でも、大学生達が作ったという「ラボ辞典」を早く手にと
って見てみたいです。
九州支部で、9/23にカレッジメイト達が「College広場」を行い、そこで
「ラボ辞典」を紹介してくれるそうですので楽しみにしています。
Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?② 『テーマ活動が言語運用能力を高める理論的な根拠』 >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年09月21日 10時56分)

Aliceさん
【その1】

異文化交流について、シアトルからのメール内容をUPしてくださりあ
りがとうございました。当たり前、と思っていたことが、国を越えると
決して当たり前ではない、とうことを早い時期に経験できるラボっ子
は、様々な角度から多面的に物事を捉えられるスケールが育っていくの
だと思います。
同じ日本でも、家族でも違いはもちろんあります。もっといえば隣の人
も異文化、毎日が異文化体験なのかもしれませんね。
北米の常識、日本の非常識も是非パーティでも話題に取り上げて行きた
いと思っています。ありがとうございました。

>「国際交流参加者の事後活動としてアンケートに答えてもらった中
に、「ラボ・ライブラリーの中で実際に使った表現は?」という問いに
対して、色々答えた子もいれば、特になかったと答えた子もいました。
色々テーマ活動をやって来た中で、日常生活でも使う表現はあったはず
なのに、場面に即して使えない子がいるのはとても残念です。
実際の場面で思い出せる子と思い出せない子がいるとすれば、その差は
どこにあるのでしょう?
それは、やはりテーマ活動で深く心を動かすまでに至っていなかったか
ら、「エピソード記憶」ができていなかったということでしょうか?

⇒やはり、CDを聴く絶対量が少なすぎるのではないかと思います。こ
とばが蓄積されるには時間も体験も必要ですが、1、2回、やっつけ仕事
で聴いた程度では、心にも脳にも刻み込まれないのではないかと思いま
す。
まして、そこに感情を伴った・・・というような五感を動員させた体験
もない場合、長く記憶にのこり、そのことばを運用できるには至らない
のかもしれません。ひとつの言語をものにしていくには、やはり「質」
と「量」は避けては通れない課題だと思います。
それでも、やはり触れているといないのでは大きな違いがあるな~と思
うことがありました。

【つづく】
Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年09月21日 10時59分)

Aliceさん

【その2】
つづき
 ラボ高校留学から帰ってきたラボっ子が、「どうして、英語を話せる
ようになったの?」という保護者からの質問に対して以下のように話し
ていました。
『「いつか知らないうちに、英語の音がはいってくる「道」が僕にはで
きていたみたい。何回も聞き返さなくてもスーッと入ってくる感じ。だ
から、聞くことと発音することは無理しなくても自然にできた。僕は、
その「道」のおかげでラボ以外の留学生に比べてかなり早いスピードで
音をキャッチすることができていたと思う。」
「小さい時から訳わからず(*センテンスを分解して、単語の意味を一つ
一つ教えることはしていないので・・・)聴いていたテープ(CD)の音
が、自分の意識では忘れているのだけれど身体の中にはしっかり残って
いたみたい。同じ音、同じ発音に触れると何か懐かしいような蘇ってく
るような気がした。』と答えていました。
いずれも、2~3才から15年間ラボ活動を続けた子たちです。はじめて聴
くことばではない、意識のそこに蓄積されている(あるいは眠ってい
る)ことばをラボ子はたくさんもっている。そのことばを、どの場面で
どのように使うかという言語運用能力は、それもまた体験を通じて伸び
ていくのではないでしょうか。

>無意識に使っていたとすれば、それはそれでいいのかもしれません
が、意識的に使っていれば、次回また同じような場面に遭遇した時、も
っと定着するのではないかと思うのです。

⇒そうですね。ラボっ子もテューターも無意識のことが多いので、意識
化していくことが大切だと私も思います。
物語の場面と現実をつなぐ橋渡しは、テューター側がちょっと意識すれ
ば可能ですね。

>九州支部で、9/23にカレッジメイト達が「College広場」を行い、そこ
で「ラボ辞典」を紹介してくれるそうですので楽しみにしています。
----------------------------
⇒大学生が作った「ラボ辞典」ってものがあるのですか?
是非、見てみたいです。
ラボっ子も自分なりのラボ辞典を作ってみるのも素敵ですね。
Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?② ・ >>返事を書く
いとさん (2008年09月23日 13時40分)

お母さまの「芸術は~」のことば、深く感じ入りました。

今回、まじょまじょさんが大きく取り上げて下さった「エピソード記
憶」、体感することで得られる言語をもっと外部へ向かって宣伝すべき
だと強く感じています。全てのテュ-タ-がそうだとは思いますが、私
も日々、子ども達が、どのくらいテーマ活動で言語を習得しているの
か、見守っています。よく見られる光景ですが、先日、クリスマス会へ
向けての発表テーマを決めている中、年長児が昨年末のPeter Panを思い
出し、Wendyのセリフをきれいに発音していました。一方で、なかなかこ
うした体験ができないお子さんもいます。この「記憶」には個人差が非
常に大きいという点が問題だと感じています。

そこで、この夏、課題の一つとして、小学生以上に、今まで取り組んだ
ライブラリーから印象に残ったことばを、一人3つ書き出してきてもら
いました。低学年は文字を学んでいないので、字はその箇所を写した形
です。その英文を他の子ども達の前で発表してもらうと、最近、取り組
んだものは、ほとんどの子が、反射的に日本語訳を言えます。一方で、
最近聴いていないものなど、忘れているものも多くありました。この作
業が果たして良かったかどうかは、分かりませんが、記憶ももっと定着
させたいという思いで取り組んでみました。

「エピソード記憶」が定着する個人差を、どう克服できるのか。その一
番の解決策は、CDを聴く絶対量なのか。それ以外には方法がないのか、
もう少し考えていきたいと思っています。子ども達の年代によっても、
差があるとは思いますが、子ども達のもつ様々な能力に働きかけて、そ
の子なりの記憶を定着させる方法も見いだしていかなければと感じてい
ます。

あるお子さんにとっては、カレッジメイトが作成してくれている
“STEP”(One Point English Special)のような英文集を自分なりに作
っていった方がいいかもしれませんし、あるお子さんにとっては、体に
どんどん蓄積していく方法がいい場合もあるのでしょう。むしろテュ-
タ-は、この記憶の定着に関しては、あえて子ども達に働きかけない方
がいいというご意見もあるかと思います。

まだまだ私はテーマ活動の入り口に立ったところですので、既に深めて
いらっしゃる方々に、いろいろな教えを賜りたいと感じております。
Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの?② >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年09月25日 09時29分)

いとさん
丁寧な書き込みをいただき大変嬉しく思います。

どういうことばで表現したら、ラボを知らない人にも理解してもらえる
のか、、
体感することで得られる言語のことを、もっと具体的にラボっ子自身と
私たちテューターが認識していかなければ、と思っています。
また一方で、「「記憶」については、個人差が常に大きい」という問題
についてのご指摘、その差をどう克服していくかその試みを全国のテュ
ーターとシェアできたら素敵ですね。
いとさんのこの夏の取り組みは、大きな一歩だったのではないでしょう
か?1回限りでなく、継続していくことによって見えてくるものもあると
思います。
それぞれの子どもたちの個性、特性、持ち味にあった記憶を定着させ
るアプローチ、私もしっかり考えながら機会を作っていければと思って
います。
今回、記憶にもいろいろな種類がある、ということを学ぶことができま
した。その記憶を定着させるためには繰り返し聞くこと、そして何度も
使うことがもっとも近道だと思っていましたが、
では、使わなければすべて定着できないか、といったらそうとも言い切
れません。また、取り組むテーマ活動の関わり方、ことばのひっかかり
があるか、ないかでも、心に落ちる、あるいは脳に刻み込まれることば
の量も必然的に違ってくると思います。
「量」は、どれだけその言語に触れていたか、そして「質」は、、やは
りどんなテーマ活動を積み重ねてきたか、ということかな、と思ってい
ます。

>カレッジメイトが作成してくれている
“STEP”(One Point English Special)のような英文集を自分なりに作
っていった方がいいかもしれませんし、あるお子さんにとっては、体に
どんどん蓄積していく方法がいい場合もあるのでしょう。むしろテュ-
タ-は、この記憶の定着に関しては、あえて子ども達に働きかけない方
がいいというご意見もあるかと思います。

⇒そうですね。いろいろなご意見があると思います。理論は、すべて正
解とは限りませんし、実践してみて新たな道が見えてくることも多いと
思います。是非このBBSを読まれた方は、一言でも結構ですのでご意
見をお聞かせいただければと思います。
Re:Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
Aliceさん (2008年10月01日 00時50分)

>まじょまじょさん

丁寧にお答えいただきありがとうございました。
それに対するお返事が遅れて、大変失礼致しました。

>五感を動員させた体験もない場合、長く記憶にのこり、そのことばを運
用できるには至らない

⇒まさしく、その通りだと思います。物語の言葉が長く心に残るよう
に、テーマ活動と実体験が結びつくようだといいのですが・・・

>ラボっ子も自分なりのラボ辞典を作ってみるのも素敵ですね。

⇒そうですね。College広場で九州支部のカレッジ・メイト達が作成した
「ラボ辞書」を手にして、そのラボ辞書を利用したスキット作りのワー
クショップに参加しましたが、とても面白かったし、College広場に参加
できなかったラボっ子達ともやってみたいと思いました。
今回の「ラボ辞書」も、全てのライブラリーからセリフをピックアップ
できてる訳ではないので、追加版も出す予定だと言っていました。
いとさんの書き込みにも、“STEP”(One Point English Special)とい
うものがあるように書かれているので、各支部でカレッジ・メイト達が
似たものを作っているのでしょうね。
カレッジ・メイトが作ったものを参照するのもいいのですが、できれば自
分なりの「ラボ辞書」を作った方が、作る過程で、場面に適した言葉を
より意識できて良いように思います。
Re:Re:Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年10月03日 10時31分)

Aliceさん

>College広場で九州支部のカレッジ・メイト達が作成した
「ラボ辞書」を手にして、そのラボ辞書を利用したスキット作りのワー
クショップに参加しましたが、とても面白かったし、College広場に参加
できなかったラボっ子達ともやってみたいと思いました。

すごく楽しそうですね。どんなスキットができたのか興味津々です。
作ったスキットをテーマ活動のようにみんなで表現したのですか?
ラボっこはたくさんのテーマ活動を重ねてきていますので、
すっかり忘れてしまった言い回しも、みんなで話し合っているうちに
「ああ、そうだった」とよみがえってきたり、気づきのきっかけになっ
たりするでしょうね。
りラーニングする良い機会でしたね。
おっしゃるように、これは自分たちでやらないとあまり効果がないかも
しれませんね。
自分でやってみると、「発見」が大きいので必ず定着につながって
いくと思います。
ヨーロッパの多言語政策の中で、”language portfolio”という「こと
ばのパスポート」のようなもをがあり、その中でこどもたちは、どの言
語をどれだけ学んできたのか、自分は何ができるようになったのかCA
N-DOリストを作っていきます。
それを誰かが評価するのではなく、その子自身が自分で「こんなことが
できるようになった!こんなことをいえるようになったよ」と振り返っ
てみる機会にして自信をつけていくところがいいな~と思っています。
ラボっ子のレイディネスは相当あるので、ことばに対してももっと自信
をもてるといいですね。
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Re:Re:Re:Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
Aliceさん (2008年10月11日 22時29分)

>まじょまじょさん

「ラボ辞書」を利用したスキット作りコーナーでは、作ったスキットを
テーマ活動のように表現しました。
グループに1人は高校生以上が入るように配慮されていたので、その子
達が上手くリードして、スキット作りも表現も良くできていました。

ヨーロッパの多言語政策の中の”language portfolio”って、自分を振
り返り、できるようになったことに対する自信が持てていいですね。
CAN-DOリスト作りというのも、やってみるといいですね。
Re:Re:Re:Re:Re:Re:なぜ英会話ではなくて、テーマ活動をするの >>返事を書く
まじょまじょさん (2008年10月31日 11時37分)

Aliceさん

「ラボ辞書」を利用したスキット作りコーナーでは、作ったスキットを
テーマ活動のように表現したんですね。楽しい体験として、またリラー
ニングされたことでしょう。早速報告ありがとうございます。
ラボ辞書、すこしずつパーティではじめようと思いました。
10年くらい積み重ねていくと、これはもう「ことばの玉手箱」になりま
すね。

そうそうlanguage portfolioとまでは、まだいきませんが、支部の秋の
研修で、早速CAN-DOリスト作りをはじめています。
ラボの中でできるようになったことを、まずはテューターがピックアッ
プしていきますが、こちらも少しずつラボっこ自身が自分の力でやって
みるのいいかなと思います。でもあくまでも楽しみながら!
Happy Halloween!!!
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訪問ありがとうございました >>返事を書く
Miffyさん (2009年01月22日 18時23分)

 まじょまじょさん、訪問ありがとうございました。大先輩の温かい言
葉が胸に響きました。今年は25周年を迎えられるとのこと・・・おめ
でとうございます。想像できないほどのビックパーティーで、大変だと
思いますが思い出に残る行事になることを心より願っています。
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