幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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8月11日から8月13日まで、ラボサマーキャンプに参加してきましたので、その報告をいたします。
まず8月11日は、朝4時に全員起床し5時自宅を車で出発。ラボキャンプ場に到着したのは14:30頃でした。ラボキャンプ敷地内には、8個ほどのロッジ、事務センター、売店、調理センタ、駐車場、メイングランドで構成されていまいました。私達家族は受け付け終了後、ナイル3と呼ばれるロッジに案内されました。
ロッジへ到着すると、大学1年生の女の子と高校1年生の男の子2名のラボサポートスタッフ(名前は、
16歳イチロと大学生のあこきち)が私達の到着を待っていました。ロッジに着くなりこの2名のサポートスタッフから「ニックネームを名札に書いて胸に貼ってください」と急に言われたので戸惑いながらニックネームを書き、胸にネームタグをつけます。
ラボキャンプ期間、このニックネームで呼び合います。ちなみにヒトミンは、ヒトミン(ひねり無しのベタです)、ヒトミンママは、ミーミママ、私は「もと」でした。ナイル3のロッジには、そのほか4家族(大人9名、子供10名)が一緒で3日間を過ごします。夫婦&子供の家族、お母さん&子供で参加等。一番小さい子供は2歳1ヶ月から、上は小学校2年生まででした。ロッジに一緒になった家族は、関東周辺がやはり多いですが、親子5名で浜松市から参加していたご家族がおり、この3日間で一番意気投合したご家族でした(ちなみにこのご家族が超豪快家族で、後で紹介します)。とりあえずホスト役のラボスタッフ2名が司会で、それぞれの家族が自己紹介をします。ここからラボ共同生活の始まりです。まずお約束の開会式があり、ラボキャンプの村長さん、ラボキャンプの大統領(ラボの総元締め、ドン)と呼ばれる方々からの挨拶や3日間のプログラム、キャンプ内の注意点などの説明が面白おかしく、ユーモアたっぷりな表現で行われました。
ラボキャンプでの食事の支度は、自分たちで全て行うことになっています。作業は、食事を取りに行くグループとテーブルセッティンググループと分かれます。配膳も当然自分達全員で(子供も含めて)で全て行います。これが中々ヒチャカメッチャカで、大人だけでやってしまった方が、早く正確にできるのですが、子供が手伝いたがって大変でした。お皿に持った食材を床に落とすわ、ご飯が入っているボックスに手を入れるなど、大変な騒ぎです。でも、普段家では子供が食事の支度を自分から率先してやったり、食後の後片付けをしたりしない子(ヒトミンのことです)が、みんなと楽しそうに笑いながら、自分の仕事を見つけて行動します。それはヒトミンだけではなく全員がそうなんですよ。これが共同生活の基本であり、ラボのコンセプトかなって思いました。何となくボーっとできないと言うより、「自然にやらなきゃ」って思う感じですね。大人も子供も一つの作業から、知らない者同士が自然にコミュニケーションがはじまり、お互いを知っていくことができます。正確に言えばラボ以外の野外活動でもそれは実現ができるとは思いますが、自分や子供にとって今はラボキャンプがそのきっかけではないかと思いました。

夜は、2名のラボサポートスタッフが「かいじゅうたちのいるところ」などのラボの絵本を子供達に読んで聞かせます。この十代のスタッフ達が自然に行うんですよ。疑えばラボの上の人達から指導されているからって言えばそうかもしれませんが、私の見る限りそれが強制で行われているようは見えず、彼等彼女達が子どもの頃からラボっ子であり、自分達もそうしてくれたチュータやサポートスタッフを見て育ち、次は自分達もその役割をするという意識が、自然とそうさせるのではないかと思いました。親でも仕事に疲れて帰宅し、子どもが寝る前に「絵本読んでよ」って言われて、早く寝たいから「明日ね」って言い訳をすることがありますが(自分です(^^;)、これは止めようと思いました。彼らも寝るのは2、3時で朝は6時30頃起床し、朝礼を行いますので、決して若いからとか学生だからと言うような単純なものではないことは確かです。
お昼は、ラボ汁(厳密にはただのトン汁です)の調理です。これが結構大変でした。このラボ汁は2つのグループが一つの鍋で作ります。ラボ汁の調理には、火おこし隊と調理隊に分かれます。私ですか? 当然調理隊です。材料は、ジャガイモ9個、にんじん5本、大根2本、こんにゃく2丁、たまねぎ6個、豚肉約300g、合わせ味噌で調理します。11時から作業を始めるのですが、これが結構大変なんです。包丁は切れないしジャガイモの根が結構深くて、私はジャガイモ9個の皮むき、大根の下ごしらえです。しかも炎天下の中。また、薪が湿っていたため中々火力が弱く、結局ラボ汁完成は12時50分ころでした。調理前に同じグループのお母さんから「去年は、どっかのオヤジがラボ汁作ったんだけど、汁だくで具が少なく(恐らく皮を厚く切ってしまい実が減少と想像)味が薄く最悪だったんですよね。今年は大丈夫かしら.....」って言われて、一応今回は、私が作りますって言ってしまったのでプレッシャー。味噌の量が決まっていたので、水の量が一番注意。とりあえず無事調理終了。みんなきれいになくなったので、とりあえずO.Kってとこでしょうか。 なお、隣のグループではラボ汁完成には、1時を確実に回っていました。

午後からは、ハイロープ(10Mくらいの高さにロープが張られ、レンジャー部隊でやるようなロープ競技を体験)、ローロープ(ハイロープの反対でかなり低く設定されたロープ競技)、芋掘り、チャレンジグループ(グループ競争)、映画鑑賞等が用意されており、各人がそれぞれ好きなイベントに参加します。子供と違うイベントに参加してもスタッフが子供たちを連れて散歩へ行ったり、子供達の面倒を見てくれたりして、この間親子は分かれて時間を過ごすことができます。うちですか? ヒトミンママは一人で映画鑑賞。私とヒトミン? ヒトミンお昼寝、私はラボ汁作成による肉体的及びお母さん達からのプレッシャーによる精神的疲労で、ヒトミンと2時から夕方5時までお昼寝でした。
夕食後、隣のロッジ(ナイル4)のご家族とナイル3の家族が合流し、それぞれの自己紹介と家族ごとでパフォーマンスを行います。みんなソングバードを各家族がアカペラ等で歌います。うちは、ピーターズハンマーでした。ヒトミンが踊り、ヒトミンママが歌い、私がギターで伴奏したのですが、ヒトミンが本番直前にお約束のバブバブ赤ちゃんダッコ隊に変身。原因はヒトミンが自分のハンマーを本番直前に振りすぎて壊れてしまったためでした。そして、ヒトミンママがヒトミンをダッコする羽目になってしまいました。ヒトミンはというと「ワーッ、ヒトミンのハンマーが,,,ヒ・ト・ミ・ンのハンマーがぁ」と泣きながら叫んでいました(ヒトミン、ハンマー振りすぎ)。

2日目の夜は今回のメインイベント、キャンプファイヤーです。夜7:30頃から始まり、女性コーラス隊(ヒトミンママも参加)が暗闇でローソクを持ち(八つ墓村じゃないですよ)、歌を歌ってみんなを迎えます。ラボ参加者全員が集まったところで、木のやぐらに火が放たれキャンプファイヤーの始まりです。ラボスタッフの中から高校生30名がファイアーをバックにパフォーマンスを披露、鬼のパンツといわれるオヤジ4名が、やはりパフォーマンスを披露します。そのとき突然大粒の雨が振り出し、とりあえずキャンプファイヤーは中止し、各ロッジ内でイチローとあこきちを中心にみんなでソングバードを歌って踊って遊びました。お母さんはもちろんですが、以外とお父さん達が歌と踊りを知っていました。ウソ、マジ、いつ覚えたのって感じでした。私? あまり知りませんでしたので、とりあえず見よう見真似。3分の2テンポ遅れていました。来年是非ラボキャンプに参加しようかなって思っているお父さん、しっかり歌と踊りを覚えておいてください。知らないと結構浮きます。浮きましたハイ。

最終日は、8時30頃から閉会式があり、9時には全員解散です。今回同じロッジで一緒になった浜松市の超豪快家族は、ご主人がスキーを好きと言うことで、来シーズン(今のところ野沢温泉)どこかのスキー場で合流することを誓いお別れです。ちなみにこの家族がつわもので、ラボキャンプの前に2日間野営キャンプをし、ラボキャンプ参加。その後さらに2日間野営キャンプで〆ッくくり帰宅というすごく豪快な方々でした。だから荷物がすごくて、デリカワゴンのロングに荷物満載。ほとんど引越し状態でした。最後は全員家族のような感覚になり、それぞれの連絡先を交換したり写真を撮ったりと,別れを惜しん各自帰宅です。

ラボキャンプは決して豪華な食事が出るわけでもなく(あの値段では無理ですね)、きらびやかな装飾品やハイテクノロジィが駆使された遊び道具があるわけでもありません。あるのは普段自分達が目にするごく当たり前のものしか使いません。それをどううまく使うかの工夫が、必要になってきます。キャンプでやっていることは、決して新しいことでもなく、先進的であり効率的な人間関係を学ぶ訳でもありません。あるのは、大人も子供もみんな共通の作業のなかで、自発的に作業を遂行し達成するだけです。これは生活の中では当たり前のことだと頭では十二分に理解しているつもりでも、いざ家では、子供たちが自発的にかたづけたり、親の手伝いをしたりってあまりしないのではないでしょうか?(うちだけですかね....)。子供たちの自発性をスポイルすることを自分達はどこかでしているかもしれません(反省)。

個人的な意見を言えば、このサマーキャンプに参加する前は、仕事も忙しいし渋滞はあるだろうし、参加してもあまり面白くないのではないかなと想像していました。キャンプ初日は、あまりにも自分の置かれている立場や状況が違い過ぎて戸惑いました。他のお父さん達も同様な意見を持っていたようですが、最終日にはまた来年も参加したいという意識に変わっていました。

キャンプが終わってはや1ヶ月が過ぎましたが、あのラボキャンプは、「楽しかった夏の思い出」として心の中に深く刻まれています。あれは幻想? 幻? 夢? 森のマジック? また来年も参加します。(仕事を押しのけてでも)できるならばウインタースキーキャンプにも........目的?スキーですよ。当然。
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