幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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***** LABO MASE PARTY 2005 *****



【Good Friday ~やっぱり食べてみたいHot Cross Buns!】
  まじょまじょ日記 (2005・3/25)より転載


英語を学ぶ者にとってどうしてもぶつかる壁は「ナーサリーライム」(マザーグース)と「シェークスピア」、そして「聖書」だなぁと日々実感します。
 ラボでは幼いときからナーサリーライムに親しみながら英語の根っこづくりをしています。難解なナーサリーライムも英語圏のこどもたちがそうであるように、難しい理屈なしにリズムとイントネーション・ことばあそびを体全体で楽しむことができるようになります。さらに小学校高学年あたりから英語と日本語のバイリンガルでシェークスピアにも出会います。では、人類史上最大のベストセラーといわれている聖書はどうでしょう? 
 人々の精神に深い影響を与え、欧米文化の基礎となっているこの難しげな本は、キリスト教圏を理解する上で欠かせない書物です。欧米の絵画・音楽・文学や映画をより深く味わうにも非常に役立つはずです。
 とはいえクリスチャンでもない私にとって、聖書はいかにも分厚くて難解で、何年たってもとても読破できそうもありません。ゼミでは原書で聖書を読むことをやっていましたが、「美しい英語だなー」「簡潔だな~」と思いながら途方にくれた記憶のほうが鮮明で肝心の内容についてはすっかり忘却の彼方だし、今頃になってあの時もっと勉強しておけばよかったな~と思う次第です。

 「ことば」はその国や圏の文化と一体になって発展していますので、ことばだけを切り離すことはできません。私たちが英語を学ぶということは、その言葉を話す国の文化までまるごと学ぶということになるのです。英語は聖書に由来する単語やフレーズが数多いので、英語を学ぶ上で、どうしてもキリスト教の基礎的理解が不可欠になってくるのです。違う宗教だから・・なんて拒否している場合ではないのですよね!
 
 身近な言葉では、例えばだれでも気軽に使っている、ほとんど日本語化している”Good-bye!”は、God be with you(ye)”の省略形だったんですね。GoodはGodをさし、-byeの”b"はbeのこと、yeはyouをさします。お別れの時にいう言葉は、相手に対して「神と共にありますように」「神のご加護を」という願いがこめられた言葉なのだ、とわかって使うのと、単純に「さよなら」ってことだから、で使うのではことばの深みが全く違いますね。
 ラボではここのところをとても大切にしているのがポイントです。ことばの意味を理解するためには必然的に体験活動も多くなります。英語を話す国の文化を理解するためのひとつの方法として、英語圏の人々の生活に深く根づいている主だった習慣を体験できる機会を大切にしています。その体験を通じて世界には違う文化を持つたくさんの人々が生きている事、それぞれに家族があり、長い歴史があることを少しでも学んでいってほしいな~と思いつつプログラミングしていきます。
 新しいもの、自分とは違う価値観、文化、宗教、生活習慣の違い、それらを受け入れられる柔軟性は国際社会を生きるうえでとても大切だと考えます。
謙虚であること、しっかりとした知識を持ち、勇気をもって行動できること、一人一人がそういう国際人に育っていったなら世界がもっともっと平和になっていくのだろうなと思います。

 さて英語圏で最も大きなイベントのひとつイースター(復活祭)が近づいています。イースターは、イエスの復活を祝う1週間ほどのお祭りかと思っていましたら、なんと実は、イースター前の40日間とイースター以後の50日間、合わせて90日間がそれにあたるのだということがわかり驚きました。クリスマスと比べて、イースター期間の重要性が分かろうというものですね。
 イースター関連カレンダーを左のページ一覧にまとめてみました。ご参考まで!

***************** 
 そう、今日はGood Friday!
Good Friday is the Friday before Easter Sunday. On this day, Christians remember the day when Jesus was crucified on a cross. The name may be derived from 'God's Friday' in the same way that good-bye is derived from 'God be with ye'.

何故、Jesusが亡くなった日なのに'Good'というのか、と気になっていたけど、なるほど~、なるほど。Good bye と同じで、Godからきていたことばで、'God's Friday'(神の金曜日)だったんだぁ!
あ~すっきりした!
そして今日はHot Cross Bun を食べる日です。
Hot cross buns baked on Good Friday were supposed to have magical powers. It is said that you could keep a hot cross bun which had been made on Good Friday for at least a year and it wouldn't go mouldy.
お~~~、Good Fridayに焼いたHot Cross Bunsはマジカルパワーがあって、少なくとも一年は腐らないなんて!実にすごいパワーだ。コレを食べれば一年健康で(腐らずに)過ごせるということですね~。

いつもパーティで歌っている♪Hot Cross Buns♪を今年はとうとう自分達で作って味わってみようと、イースターサンデーOn Timeに計画しました。(2005)
 甲府盆地が見下ろせる小高い丘に立つ「フルーツ公園」の中にある「くだもの工房」でどんなHot Cross Bunsが生まれるか楽しみです。
願わくばパンづくりの指導をして下さる先生の想像を絶するような事体が勃発しませんように!、と祈りつつ春の一日、「おなかの中から異文化体験」楽しみたいと思います。

参考資料:Special Days in Britain
http://www.woodlands-junior.kent.sch.uk/customs/holidays.html

キリスト教関係の資料
CATHOLIC ENCYCLOPEDIA
www.newadvent.org/cathen/
****************
Happy Easter.画像追加!
Hot Cross Buns作ったよ~We made it!
05easter
一次発酵が終わり、みんなに取り分けます。
easter2
パンは生きているのでやさしくつくろうね!一同真剣に作り方を聞きます。
easter6
丸く形成したら、今度は十字を作ってパンの上に載せます。この後オーブンへ。
easter11easter13
焼いている間にお外に出ていざ、Egg Hunt!それぞれ絵を描いてきたEaster Eggをこれからママがお庭に隠しにいきま~す。ナビゲーターはHide's mom.
easter13 easter14
み~つけた!!
easter10 ほら、私のたまご、ちゃんとみつけたよ!!
easter12 Easter Egg Spoon Raceも頑張りましたぁ。
さぁ~そろそろHot Cross Buns焼きあがったかな?
easter7
あっ、焼けた、焼けた!
easter8
ほら、おいしそうでしょう。
easter9
Special Thanks to:Yuuki's mom!!
Happy Easter!!

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ホット・クロス・バンズ(Hot Cross Buns)についてhttp://britannia.cool.ne.jp/recipe/hot_cross_buns_j.htmlより

「Hot Cross Buns, Hot Cross Buns, One a penny, Two a penny,
Hot Cross Buns♪」
マザー・グースの唄より
19世紀ロンドンの物売りの口上がもとになっているとか。


キリスト教圏でクリスマスと並ぶ最大のお祭りイースター(復活祭)は、
春分以降の満月の後の最初の日曜日。Good Fridayの朝食にいただく
ホット・クロス・バンズのレシピをご紹介します。

ホットクロスバンズのレシピ 
(分量は12個分)

強力粉・・・450g
ドライイースト・・・15g
砂糖50g
塩・・・小さじ1
スパイス類(シナモン、ナツメグ、クローブ、オールスパイスなど)
・・・大さじ1
牛乳・・・150cc
水・・・50cc
卵・・・1個
バター(柔らかくしておく)・・・50g
ドライフルーツ類・・・100g
(レーズンを中心に、カラント、レモン&オレンジピールなど。
細かく刻んでおく)

[十字の飾り部分]
薄力粉・・・大さじ3
バター(冷しておく)・・・25g
冷水・・・大さじ1

[つや出しシロップ]
砂糖・・・大さじ2
水・・・大さじ2


牛乳と水を合わせて軽く(人肌程度に)温め、ドライイースト、
砂糖、塩を加えて溶かす。さらに解きほぐした卵を合わせて良く混ぜる。
台の上に粉をふるって山形に盛り上げ、スパイス類を加えて中央を
くぼまる。その穴に1の液体を注ぎ、穴の内側から山を少しずつ崩し
混ぜていく。
全体がまとまったら、台の上で滑らかになるまで力強くこねる。
手につかなくなってきたら柔らかくしたバターを少しずつ生地に加えて、
ドライフルーツ類を混ぜ込みさらにこねる。(なぜバターを後から加える
のかは下記参照)
表面を張らせて丸くまとめ、バターかサラダ油を薄く塗ったボウルに入れ
ラップをかける。暖かい場所で約1時間、生地が約二倍の大きさになるまで
発酵させる。(一次発酵)
膨らんだ生地を少し押してガスを抜き、12等分して丸めたものを、天板に
充分に間隔をあけて並べる。ナイフで中央に軽く十字に切れ目を入れ、
濡らしたふきんをかけ暖かいところでさらに40分発酵させる。(二次発酵)
十字飾り用の生地を作っておく:ふるった薄力粉に冷やしたバターを入れ、
指先でポロポロのそぼろ状になるように混ぜ合わせる。
(=rubbing/スコーンの生地を作る時の要領で。) そこに冷水を加えて
まとめ、冷蔵庫に入れて約30分休ませる。
二次発酵が終わる時間を見計らってオーブンを220℃に温めておく。
十字飾り用の生地を細い紐状にして(薄く延ばしてから細く切る)、
二次発酵が終わった生地の割れ目に、軽く濡らして十字に貼りつけ、
220℃に温めたオーブンで約15分焼く。
砂糖を同量の水で煮溶かして照り出し用のシロップを作っておき、
焼きあがったバンズが熱いうちに表面に塗ってツヤを出す。
 
ちゃんと膨らむ生地を作るには、きちんと強力粉のグルテン(粘りがあって
良く伸びる組織)を形成させること。バターなどの油分は最初から加えると
このグルテンの形成を阻害してしまうので、ある程度こね上がってから
加えた方が、初心者には作りやすい。

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イースター前の40日間は、レント(四旬節)という断食と祈りの期間で、
特にイースターサンデー前の一週間はHoly Week(聖週間)と呼ばれ、
その週の金曜日=Good Friday(キリスト受難の日)に、このホット・
クロス・バンズを食べる習慣があります。
ちなみにレントが始まる前日は、Pancake Day(パンケーキの日)
といって、断食に入る前においしいパンケーキを食べることになっています。
もっとも現在では断食の習慣の方は廃れて、パンケーキを食べる行事だけが
残っているようです。
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