幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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【小学校における「英語活動」のねらい】
 
(文部科学省 小学校英語活動実践の手引より) 
      
※このページをプリントアウトされる方は、どうぞ一言お知らせ下さい。

小学校における「英語活動」ねらいは、言語習得を主な目的にするのではなく、興味・関心や意欲の育成をはかることにあります。
学童期は新たな事象に関する興味・関心が強く、言語をはじめとして異文化に関しても自然に受入れられる時期です。このような時期に英語に触れることは、コミュニケーション能力を育て、国際理解を深める上でも大変重要な体験になります。
「英語活動」そのものが異文化に触れる体験になり、さらに外国の人や異なった文化に関わろうとする時の手段として英語を活用しようとする態度を育成します。
   
【「英語活動」にもとめられること】

小学校英語活動で大切なことは、こどもが英語に興味を持ち、英語を聞き、また、英語で何かを表現できるという満足感を持たせることにあります。こどもたちが、「英語がすき!」「英語って楽しい!」
という気持ちを持ち続けるためには、まず英語活動に携わる先生自身がその活動を大切に考え、積極的に関わり、こどもたちと共に楽しむ姿勢が求められます。
多くの児童が始めて母国語以外の言語に触れる実態から、負担感を持たせたり、興味関心を失うような活動内容になったりすることは英語嫌いをつくることになります。活動意欲を高め、嫌悪感を持たせないような活動を工夫していくためには教師側が「こどもにとっての身近な英語」を把握し、こどもた
ちの「したい」「言いたい」ことを判断し活動内容に生かしていくことが大切です。

【「英語活動」の在り方】
 
①音声を中心とした活動であること
  英語をたっぷりと聞くことによって、英語の音声に慣れることが大切です。
こどもたちはまず、教師の表情豊かな、また、身振りたっぷりの英語をじっと聞き、内容がおぼろげながらにもわかってくると教師の英語にあわせて自分も身体を動かし始め、さらに待ちきれなくなってまねをして話し出すという経緯をたどるという報告がだされています。日本語とは音声、文字、文法、語順などが異なる英語をすべて同時に導入することは、こどもに大きな負担になり英語嫌いの大きな要因にとなります。したがって小学校段階では、音声と文字を切り離し、音声を中心とした指導を心がけます。

②体験的な活動であること
 音声を中心とした活動は、活動を終えた後に目に見えた形での英語は残りません。
その場が勝負です。身体を動かす、存分に楽しい、こどもが自然に英語を話せる活動内容にすることが必要です。英語活動は「遊びの要素」をたくさん取り入れた体験的な活動が望まれます。

【「英語活動」を設定する際のポイント】
  ~国際理解の一環としての英語活動の趣旨を理解する
    ①外国語に触れる
    ②外国の生活や文化などに慣れ親しむ。

*これらの趣旨を踏まえた各学校における英語活動のねらいはおおむね次のようになります。
○積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する
○自己表現力を豊かにする
○様々な活動を通じて外国の文化や生活への興味・関心・理解を深める

【「英語活動」設定の基本】

①教師のねらいを明確にする
②こどもの発達段階を踏まえる


【「小学校英語活動」の単元構想に関わるポイント】     
 
 (a) ゲームを楽しみ英語表現に慣れる
 (b) 擬似的場面で会話を楽しむ
 (c) 実際の場面で聞いたり話したりして英語が通じる喜びを味わう。
 (d) 物語や学習した英語を中心に劇を演じてみる
 (e) 特定の相手に身近なことをやさしい英語を使って紹介する  
    

【活動の具体的な内容】

英語活動には、その言葉の音を聞くことから自己表現まで様々な活動があります。具体的には次のような活動が考えられます。

① 英語の音やリズムに触れる活動 ・・・ 歌、チャンツなど
② 英語の単語や表現に触れる活動 ・・・ ゲームなど
③ 英語の表現に慣れる活動    ・・・ あいさつ、買い物など
④ 実体験を通じて英語に親しむ活動・・・ 料理作りなど
⑤ 英語での自己表現活動     ・・・ スキットづくり、劇など

*上記の活動のうち①、②は「英語に触れ・慣れ親しむ」、また、③、④は「実際に英語を使用する」ことに意義があります。さらに、⑤は英語の実際的使用を通して「自己表現する」ことに意義
があります。
     
*実際には様々なこどもがいます。活発な子、静かな遊びを好む子、話し好きな子、聞くのが好きな子もいます。1時間の中で、あるいは単元枠の中で活動のバランスを考えて、どの子も必ずどこかで満足できる場を作ることが必要です。また、同じゲームでも盛り上がる学級とそうでない学級があったり、同じ活動でもグループで行うのがよいのか、一斉がよいのかも学級の実態によっても異なります。一人一人のこどもや学級の特性も踏まえて活動を設定していくことが大切です。


【組み合わせの基本】

①言語習得の流れにしたがう
②同じ表現を違った活動で
③メリハリをつける
④交流活動・調べ学習などの活動と関連させる


【獲得目標を明確にする】

こどもたちが楽しみながら次第に英語に慣れ親しんでいくために、いつ、どこで、なにを、どのようにするのかを、こどもたちの「したい」「言いたいこと」を加味しながら活動内容に生かしていくことが大切です。そのうえで、本時の中心のねらいは何なのか、英語の音やリズムに親しむことなのか、場面の英語使用なのかなど、ねらいをはっきりさせていきます。
また、教材に関しても同様に、以下の3点を押さえた効果的な運用が必要です。
                
①「なぜ、何のために(Why, For) 学ぶか」
②「何を(What)学ぶか」
③「どう(How) 学ぶか」
   
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