幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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『なぜか途中で挫折する人』の心理分析
~トミーさんのHPより~


モルゲン人材開発研究所所長の澤田さんの「なぜか途中で挫折する人」の心理分析というのがあって、とても参考になるので紹介します。

目標に対して中途半端な結果で終わってしまう人には、いくつか特徴的な心理特性や行動特性があること気づく。典型的なのは「依頼心が強い」という表現で観察されるパターン。

仕事をこなしていくうえで、困難な状況が全くないということはほとんどありえない。何か障害があったり、不測の事態が起きて、課題解決に思わぬ時間を要したり、目標までのルート変更を迫られる。そういう事態を自力で切り抜けた経験がない人は、すぐ誰かに頼ろうとする。
そうした習慣や行動は、にわかに形成されたものではなく、必ず子どもの頃の生育歴と深い関係がある。

幼少の頃から過保護に育てられて、困難に遭遇してない「危ないからだめよ」と親がチャレンジさせないし、失敗しそうになるとすぐ手助けする。あるいは、失敗の尻拭いをする。そういう親が世の中に蔓延している。
過保護な生育歴が、「諦めの速さ」に出ることもある。少しの生涯や困難で「もうだめだ」と挫ける。
困難に行き当たる以前に、最初から「達成動機が弱い」人や「向上心が低い」人もいる。何が何でもやり遂げたいという気持ちが弱く、すぐに「できなくてもしょうがないか」と思ってしまう。向上心の低い人は「ここまできたからいいよ」「これ以上上手くならなくてもいいよ」という考えが浮かんで、自分で足を止めてしまう。

84年ぶりに大リーグ記録を塗り替えたマリナーズのイチロー選手は「自分の野球人生はまだ途上だから・・・」と二度目の国民栄誉賞を辞退した。イチローの凄さはその技術もさることながら、強烈な達成動機と不断の向上心にある。
~中略~
人間は誰でも自己イメージを抱いている。プラスの自己イメージはEQでいうところの「自尊感情」に当たり、「自分はこんな良いところがある」「頑張れる」「やれる」という前向きな行動のベースになる。

ところが、自尊感情に問題があって「自分はだめだ」「できない」「弱い」という否定的なマイナスの自己イメージが強すぎると、挫折を当たり前のように受け入れてしまう。

自尊感情や有能感が持てない理由の一つとして「成功体験が少ない」ことが挙げられる。成功体験は何か苦しいことを乗り越えなければ味わえないわけで、前述したように過保護に育てられると先に親が助けるので「苦しい経験がない」苦しい思いをしながらも最後まで辿り着いた経験があれば、苦しみの果てに得られる充実感や達成感を知ることができる。そうした貴重な成功体験がないと、やはり簡単に挫折しやすい。
同じように言えば、「継続の体験がない」人も物事への取り組みが長続きしない。いわゆる粘りがない。
小さいことでも何かをやり遂げた成功体験や継続体験があれば、自信につながる。さらに親など周囲の人から褒められると、認められた喜びで「もっと頑張ろう」とその後の動機づけが強まる。子どもを褒めて伸ばすということはそういうことだ。ところが、親が子どもに無関心だったり、逆に厳しすぎて「褒められない」で育つと、自尊感情や有能感が持てない。

逆に何かを達成できなかった時に叱られたり、ペナルティーを科せられる経験がない。つまり「罰を受けていない」場合も、嫌な思いをしたくないから頑張ろうという気持ちも醸成されにくい。
褒める、叱るというのは家庭教育の問題だが、途中で挫折しやすい人は「家庭教育が不足」していたり、そのバランスが悪かったりする。我慢する訓練ができていない。あるいは、自分のことを自分でやる習慣や整理整頓のしつけをきちんと受けていないから、途中で投げ出してしまうのだ。

心技体でいえば、「気力や精神力がない」場合もあるし、課題解決のために必要な「知識・スキル・経験が不足」している場合もある。知識や経験などを総動員して、実際に何かできるようになることを「スキルがある」という。
スキルの中でも他者とのコミュニケーションに関わるものを「ソーシャルスキル」という。研修などで5つの「あ」がない人は仕事が上手くいかない。
①挨拶ができない。
②ありがとうが言えない。
③謝れない。
④頭を下げられない(お願いしますと言えない)
⑤新しいことに取り組まない。
このうち①~④はソーシャルスキルそのものであり、これが欠けていると人間関係が円滑にいかない。できないことや分からないことがあったときに、他人に「教わらない」困難や障害に行き当たった時に「協力や助けを求めない」人も行き詰まりやすい。「教えて」「手伝って」と気軽に言えるような「仲間がいない」人も同じだ。
仕事は自分ひとりで完結しなければならないわけではない。チームで力を合わせてやった方が短時間でクオリティーの高いものになる仕事なら、そうするべきだし、それは依頼心とは違う。仲間の励ましや支えで挫折の危機を乗り越えられる時だってある。

仕事に対する「基本認識が間違っている」ために、最終目標まで辿り着けない人もいる。どんな大きな仕事も小さな仕事の積み重ねから成り立っている。物事は時間をかければ必ずできるという認識がなければ、頂上だけを見て「高すぎて登れない」と気持ちが萎えてしまう。
基本認識が間違っているから「小さいことを軽視して取り組まない」できる人は小さな仕事でも決して手を抜かない。小さなことを成し遂げる成功体験の積み重ねこそが、宝の山の入り口なのだ。

達成すべき目標を具体的に掲げるのが第一歩。目の前の小さな目標をクリアしていくのが“やり抜く”コツだ。
「自分にもやれるんだ。やれそうだ」と感じることが、目標を達成する最大の原動力になるのだ。
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