幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧英語・語学ランダム新規登録戻る 0396473
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 国際交流
 ラボ高校留学生【SLEPT SCORES】
 ラボ高校留学生からの手紙
・ 欧米の年中行事
 イースター
 イースターカレンダー
 イースター~Hot Cross Buns~
 【What is Christmas?】 クリスマスってなあに?
 クリスマスキャロル~①We wish you a merry Christmas
 クリスマスキャロル②赤鼻のトナカイの秘密
 ③【The first day of Christmas】の秘密
 A VISIT FROM St. NICHOLAS~クリスマスの前の晩
 サンタクロースは本当にいるの?
 ジングルベル
 ヨーロッパのクリスマス・スィーツ
 ハロウィーン
 History of the Jack-o'-lantern, the symbol of Halloween
 クリスマス~アドベントについて
 Thanksgiving Day
・ 間瀬パーティ20周年記念
 プログラムとお礼のことば
 出演ご父母の皆様の感想
 出演OBの感想
・ 「ギルガメシュ王物語」
 ~こどもたちのクイズから抜粋~
・ What's Labo?
 ママのWhat's Lobo?
 2才の子の反応は?
 OBから見た【What's Labo?】
 グルンパが私にくれたもの~OBひまわりさんからの贈り物
 ラボって何?
・ 小学校英語活動
 自分表現活動としての外国語教育
 英語活動が育むBICS(Basic Interpersonal Communicative Skills)
 総合的な学習の時間における「英会話」の位置づけと問題点
 小学校英語講師養成講座05より~「外国語習得について~ことばの発達と認知能力】
 小学校英語活動についての見解~和田稔氏(元文部省初等中等教育局外国語担当教科調査官
 小学校英語講師養成講座04より
・ 地域ですすめる英語教育
 幼児親子対象【楽しくABC】
 親子英会話教室初級
 小学校高学年~英語とあそぼう
 早期英語教育のメリット
 本物の英語力
 なぜ途中で挫折するの?
・ アニマシオン
 テーマ活動であそぼうアニマシオン!「十五少年漂流記」
・ 間瀬パーティ便り
 ファミリー発表会出演者
 Wonderland 2005年1月号
 Wonderland 2005・3月号
 Wonderland 4/5月号
 Wonderland 6・7月号
・ はじめまして!ラボ・テューターまじょまじょ間瀬 自己紹介のページです。
 【私がラボを選んだわけ】
 【年間活動予定】
 【ご入会なさるには】
 【なぜ英会話でなく、「テーマ活動」をするの?】
 お父さんから見たラボパーティ
 お父さんのラボ・キャンプ・レポート
 【英語は何歳から始めればいいの?】
 【テーマ活動】って何?
 ラボっ子の実力
 すばらしいこどもたち
 ずっと夢をあきらめない~ラボっ子の未来~OBの今
 継続は力なり~何年ラボを続けていますか?
 社会が抱える現在の教育課題に向かって,ラボ・パーティはテーマ活動を提案します
 ラボ国際交流について
Welcome!

***** LABO MASE PARTY 2005 *****


Thanksgiving Day1


Thanksgiving
Q: Why did the Pilgrims want to sail to America in the spring?
A: Because April showers bring May flowers!

Welcome to the Thanksgiving section,
where you can kick back, relax,find new jokes, create great crafts,
or master a new game.
Sound like fun?


11月の4週目の木曜日はアメリカの感謝祭です。(今年は11月24日)
日本ではハロウィーンほど有名ではありませんがアメリカでは、最も大切な行事のひとつです。では、感謝祭って何?実際はどうやってお祝いするの?
(一般的な)アメリカ人に感謝祭についての説明を書いてもらいました。↓

When the first people from Europe came to America. They had a very hard time with a cold winter and disease. The next summer the Indian taught them to plant corn and other food. They had a good harvest and better buildings. So they had a special celebration to thank God for their blessings.
They had gone to America to have religious freedom. Most of them were known as Pilgrims.
That is why at schools they dress up the way we think Pilgrims looked.
Vegetables, grain and fruit are arranged in attractive way for decoration.
Now, Thanksgiving is usually time for families to get together have a big meal and fellowship.

アメリカインディアンに感謝するというよりは、神に感謝、ピルグリム兄弟に感謝ってナ感じです。↓は、季節の行事より抜粋したものです。比較するとなかなかおもしろいですね。

【What is Thanksgiving Day?】
Thanksgiving Day4

1620年,母国イギリスを逃れ「メイフラワー号」に乗りこんでアメリカに新天地を求めて移住した清教徒の一団、ピルグリム・ファザーたち。1年ののち、厳寒の地プリマスでどうにか生き延びられたことと、彼らのアメリカでの最初の収穫に感謝して行った収穫祭がこの日の始まりです。いわばアメリカ合衆国の歴史的な記念日で、親子・親戚一同が会してご馳走を食べるのがこの日の慣わし。

【インディアンに助けられて】
Thanksgiving Day3

ピルグリム・ファザーたちが数々の困難の後にようやくたどり着いた大地は荒涼たる冬の原野。食べ物も乏しく、長旅に衰弱しきった身体はプリマスの厳しい寒さに耐え切れず、春を待たずに約半数がこの世を去るという不幸に見舞われました。
 このとき、苦境に立たされたピルグリムを救ったのが、他ならぬネイティブアメリカン、すなわちアメリカンインディアンでした。彼らは鹿や熊の捕え方、食べられる木や実や野草の見分け方、とうもろこしやカボチャの育て方など、この土地で生きていくためのさまざまな知恵を授けてくれたのです。こうして無事に生き延びることが出来た喜びと初めての収穫を感謝して行われた収穫祭が今のThanksgiving Day:感謝祭の始まりです。
最初の祝宴にはインディアンの大酋長マサソイトを招待。テーブルには採れたばかりの野菜や動物の肉、木の実、海の幸が並び、弓矢の競技や様々なゲームに興じながら祭りは3日間も続いたといいます。以降、秋になると収穫を祝う祭りが開かれるようになりました。

【300年前とほとんど同じメニュー】
Thanksgiving Day2

さて、感謝祭の伝統的な料理といえば、スタッフドターキー(七面鳥)、マッシュポテト、コーン、クランベリーソースにパンプキンパイかミンスミートパイ。ターキーは、中にセロリやニンジンやりんごなどの果物、野菜とレバーを一緒に詰め、2~4時間焼いてからクランベリーソースを添えます。


【いつThanksgiving Dayが11月の第4木曜日と決まったの?】
When and why was the fourth Thursday of November chosen as Thanksgiving Day?

初代大統領ワシントンのとき憲法制定を祝って、1789年に11月の最後の木曜日を「感謝と祈りの日」とすると云う大統領宣言が出されたました。その後、1941年11月26日に、Thanksgiving Dayを「11月の最後の木曜日」から「11月の第4木曜日」にし、国民の休日とする、という法案にルーズベルト大統領が署名、今日に至っています。


【大統領が七面鳥に恩赦する】
The luckiest Turkey in America.

ホワイトハウスでは毎年、Thanksgivingの前日に、大統領から七面鳥に恩赦が与えられます。これは、Thanksgivingに全米の家庭の食卓に上る七面鳥に対する感謝と罪滅ぼしのための式典として、トルーマン大統領の時に始まった行事です。
57回目に当たる2004年も、ブッシュ米大統領が、ホワイトハウスのローズガーデンで恒例の「恩赦式」を行いました。

候補に選ばれた七面鳥たちは、例年と違い、ローズガーデンでの儀式に備え、人に慣れるために、人の手から餌付けされ、15匹の最終候補の中から、選ばれた1匹と、「補欠」の1匹がワシントンに送られました。(「補欠」は、本命の七面鳥が、儀式に出席できない状態になったときのために選ばれたそうだ)
恩赦を受けた七面鳥は、バージニア州にあるフライング・パン・パークという農場に送られ、その後、丸焼きにされる心配をせず、幸せに暮らすとのこと。

ホワイトハウスの恩赦式の様子は↓
アメリカ・ホワイトハウスの公式ホームページ (英語)
http://www.whitehouse.gov/holiday/thanksgiving/


 
【Here in America】


ここからは、アメリカ・ニューイングランド地方では実際どのようにお祝いしていたかを書きます。

ハロウィーンの大騒ぎが終わり、11月になると町中がサンクスギヴィングに向けて準備に入ります。感謝祭の当日の第4木曜日を含めた四日間はThanksgiving Holidayとして学校も仕事も休みになりアメリカ国民大移動で、ほとんどのお店も閉ってしまいます。 その前にアメリカ中の家庭はめいっぱい食べる物を買い込みます。

私が留学中お世話になっていた家庭には、当時、5才、7才、9才のこどもたちがいました。そのこどもたちは、真っ白いTurkey(七面鳥)を大切に育てていました。
そしてThanksgivingの前の日に、お父さんがこどもたちのいる前で、あろうことか大切に育ててきたそのTurkey の首をはね、しばらく逆さにつるして血抜きをし、その後みんなで協力して羽抜きをました。私はあまりの光景にことばを失いましたが、このことを大人(親)がどうこども達に教えていくのか、その一部始終を見ることがができたのが私のThanksgivingの何よりの思い出です。
お父さん(小学校の校長先生)は、おおよそ次のように語っていました。
「Turkey は、自分達(つまり人間)が生きていくために殺したのだから、人間の責任としてきちんと食べなければいけない。命は尊い。鳥も動物もひとつしかない命なのだ。その尊い命を受け継ぐ事によって自分達は生かされているんだ。そのことに感謝をしなさい。」と、こどもたちに丁寧に話していたのが印象的でした。
 そう、スーパーでパックの中に入っている鶏肉のかたまりと生きて鳴いているニワトリが一致しない日本の多くの子供たちに足りないのは、こういう体験を通じた教育なんだと思いました。
でも、でもですよ~、その時の私は、目の前の光景に正直凍りつきました。あまりに残酷!首をはねられてもしばらく走り回る首なしTurkeyというものを初めて見て、さらにそのTurkeyに追いかけられて思わず本気で逃げてた私。なにか文化の途方もない違いも同時に感じました。欧米人ってやっぱり狩猟民族なんだな~と改めて実感し、農耕民族代表の私としては、ただもう事の流れを自分の中で消化させることに必死でした。

都市部では、Turkeyを飼うことも難しいでしょうし、もちろんすべての家庭でそうしているわけではありません。ほとんどはグロッサリーストアーに向かい、食肉コーナーに並ぶ冷凍のターキーの塊(5kg~10kgくらい)を一家の大黒柱のお父さんたちが真剣なまなざしで肉を持ち上げて重さをはかったり転がして形を吟味して、我が家の感謝祭の主役を選んでいきます。  
七面鳥のほかに野菜、缶詰め、お菓子の材料、そのほか一年中で一番沢山ごちそうを食べる日の為に、たくさんの食料品を買い込んで準備していました。 
11月の第4水曜日の午後からは、勤め人達が大急ぎで職場を後にしますので、その晩のインターステーツ(高速道路)は全米中で大渋滞になります。皆徹夜になっても故郷を目指します。  
そして当日の朝、お母さんは下拵えしておいたTurkeyをオーブン にいれます。テーブルの準備をしながらターキーが焼き上がるとちょうどお昼です。

さあ!サンクスギビングディナーの始まりです。ディナーは正餐の事なので昼でもごちそうはディナーといっていました。もちろん、ちゃんと襟付きのきちんとしたお洋服に着替えて席に着きます。  
こんがり焼き上がったTurkeyを切り分けるのは、一家の主の役目です。カ-ビングナイフを使って、しっとり焼けた肉を削いで皆に振る舞います。 ターキーのおなかにたっぷりつめこんだスタッフィング(細かくして味付けした野菜、パン、おコメなど)は肉汁が滲みておいしい付け合わせになります。ターキーには黄色い塩味のグレービー、またはルビー色の甘いクランベリーソースを かけていただきます。 そして、お待ちかねのデザートは、パンプキンパイ!
ハロウィンで使うカボチャは食べてもおいしくない種類のものですが秋になって出回るカボチャはオレンジ色でほくほくして、とてもおいしいです。ナツメグ、シナモン、それにジンジャーをおもいっきり効かせて甘く焼きます。
そのほかそれぞれの家庭での定番プティング(すごくおいしい!)やケーキ、ミンスミートパイやマシュドポテト、コーン、ビーンズ、ラデイッシュ・飲み物にフルーツ、あふれる程のごちそうを囲み、家族一同が食べ物を与えて下さった神様に感謝を捧げる、そういう祝日でした。

大勢でパーティ、というよりも遠くの家族が集ったり、普段会えない友人と共に家で過ごす、あたたかく、そしておなかいっぱいになる幸せなホリデイです。

ちなみにBig Dinnerのおかたつけは、男性の仕事になっていました。ゲストも含めた女性陣は、食事が終わるとワイン片手にアメリカンフットボールや各地のパレードをテレビで見たりお話に花を咲かせていました。その間、キッチンでせっせと後片付けをしているのが男性陣。それもとっても楽しそうに!
いいな~この分業制!! まさしくThanksgiving day!!!
***************

アメリカの小学校で実際に作っていたTurkey の飾りを昨日のプレイルームで作ってみました。(こどもの手形をそれぞれとって、指の大きさに切った色紙を両面に貼り付けるだけです。)↓
Thanksgiving Day

羽(指)の部分に楊枝を貼り付け、そこにマショマロを刺して、感謝祭のお料理に飾っていましたが、プレイルームのこども達は「私だけのTurkey 」を大切に抱えて帰りましたー!! ♪Over the river and through the wood♪(ソングバードより)を歌いながら! 
 Happy Thanksgiving!!!
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.