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2004.5
5月に入って、「しょうぼうじどうしゃ じぷた」を楽しんでいます。
でも、みんな、間近で消防自動車や救急車を見たことがない。
そこで、消防署に、見学にでかけることになりました。
まず、行く前に、絵本を見ながら、
不思議に思ったこと・聞きたい事など、質問することをまとめました。
絵本の細かいところに、目がいきます。
この棒は、何?(すべり棒)
はしごは、どこまで伸びるのかな?
救急車の中は、どうなってるの? etc...
あいにくの雨でしたが、なんのその。
残念ながら、はしごを伸ばして見せてもらうことは、
できませんでしたが、
一時間の予定が、二時間近くまで、大幅に時間オーバーして、
ゆっくりと、説明・見学ができました。
ポンプ車に、乗らせてもらったり、
はしご車のはしご下に登らせてもらったり(写真)。
通信室や、署員の訓練も間近でみて、
本当に盛りだくさんの見学でした。
ところで、”じぷた”は、いたのかな?
いましたよー。最新式のはしご車と、ポンプ車とは、
離れたところに、可愛いじぷたは、ちゃんといたのでした。
みんな、「しぷた」のお話のイメージが、
ぐーんと広がった体験でした。
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「しょうぼうじどうしゃ じぷた」、4回め。
1回目 お話たどりと、絵本を見て見学での質問を考えた。
2回目 消防署見学
3回目 箱で、myじぷた作り。中に入って、走れるように作りました。
そして、4回目。
今日は、じぷたに取り組んで、はじめて、動いてみました。
もちろん、先週作ったそれぞれのじぷたに入って、スタート。
はじめから、CDをスタートさせました。
すると、Ⅰくんがみんなに、「ここに並ぶよ」となんやら、
指示がとんでいます。
まずは、消防署にずらっと並んでいる絵本の一番最初のページとおりです。
じーっと、スタンバイ。
それから、思い思いに、走りはじめます。
はしごを伸ばしてみたり、ホースで水をかけてみたり。
めちゃくちゃのようですが、それぞれが、気持ちよく動いているようです。
そして、救急車。
「あっ、けが人ですよー」と、白いバスタオルをしくと、
早速、Hちゃんがけが人になって、その上に横になりました。
YちゃんとK君が、運びます。
すると、Yちゃんが、なんやら、ホースで水をかけはじめました。
あれあれ?
すると、「やけどしているから、水をかけないとダメよ」
あっ、そうか。火事なんだから、やけどしてるんだよね。
やけどは、すぐに、冷やさないといけないもんね。
テューターは、けが人と言えば、けがで血が出てて・・・なんて、
貧困なイメージしかなかったんだけど。
Yちゃんは、ちゃんと、火事を消火して、やけどの人を
手当てすると、しっかり、お話のイメージの中で動いているのです。
K君も、一緒にじゃじゃあと水をかけて、包帯をまいてあげました。
Yちゃんは、お家で、CDをかけている時、お母さんは、
ちゃんと聞いているのかしら・・・
あんまり、このお話好きじゃないのかしら・・・
と思っていたようです。
でもね、実は、聞いてないようで、
しっかり、お話は、Yちゃんがスポンジの様に、
しみこんでいるんですよ。
好きじゃなさそう・・・と思っても、
しっかり、CDを聞いていると、こうして、あふれ出てくるものなんですね。
私も、再認識して、うれしくなったのでした。 |
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