幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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 若田光一宇宙飛行士が証明するラボっ子の力
2月18日の私の日記からの抜粋です。

 ラボ・パーティは殆ど宣伝していないのであまり知られていませんが、
 世界で活躍する方々を多く輩出しています。
 そのお一人、若田光一さん(宇宙飛行士)について書いた日記をご紹介します。



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昨日は、ひろば@ではこの話題で持ちきりだったのではないでしょうか?
「 若田光一宇宙飛行士、国際宇宙ステーション(ISS)のコマンダー (船長)に!」

ラボ関係者はもちろん皆知っていますが、若田光一さんは元ラボッ子で、
みんなと同じようにラボランドのキャンプへ行き、国際交流にも参加しています。

1977年にアメリカ合衆国のコロラド州に、ラボ国際交流でホームステイした若田光一さんは、雑誌「NHK 英語でしゃべらナイト」(2010年冬号)のインタビューの中で、
自身のホームステイ体験についてこう語っています。

「私は宇宙飛行士になるまえまで、外国で仕事をしたことがありませんでした。
海外経験といえば中学2年で1か月間ホームステイしたアメリカだけ。(中略)
育ってきた世界とは違う習慣をもつ国のホームステイのなかでの生活は、人生における一大衝撃でした。
スペースシャトルから暗黒の宇宙に浮かぶオアシスのような青く美しい地球をはじめて見たときの感動は筆舌に尽くしがたい思い出ですが、
人生のなかのもっとも大きな精神的な衝撃だったできごとは32歳の宇宙飛行よりも
13歳で体験したアメリカでのホームステイなんです。
『どうしてもホストファミリィと英語で話したい!』と強く感じたことが、その後の人生に大きな影響を与えてくれました。」

コミュニケーション下手な日本人の中にあって、各国の優秀な宇宙飛行士の中でも
ひときわコミュニケーション能力が高いと評価された若田さん。

日本人は比較的器用で勤勉で高い技術を習得出来るのに、反対に足りないのはコミュニケーション能力や自己表現力と言われてきました。
が、持ち前の器用さ勤勉さにコミュニケーション能力が加わった結果が・・・
若田光一さんなのではないかと思います。

母国語でのコミュニケーション能力や自己表現力がない限り、外国語で上手くコミュニケーションを取ることは不可能です。
若田さんの高いレベルでの英語力は独学だとおっしゃっていますが、
母国語でのベースがあれば、その上には何でも乗せる事が可能になってきます。

ラボで小さい頃「遊んでるのかなんだか分からない」「日本語でしゃべることが多い」のは、実はこのベースの能力を育んでいるのです。
真面目な日本人にとっては、目に見えて英単語を沢山覚えたりフレーズを口にする方が、身に付いているかの様に思われ、親としても嬉しく思う事があると思います。
しかし、暗記やRepeat after meの上に乗せられるものは、実は極めて少ない。

ラボにお子様を出して下さるご両親様をいつも尊敬するのは、
すぐに上達が目に見えなくても、根本的なお子様の成長をじっと見守って
あげられる所、そして、わが子も仲間の子も同じようにお応援して見守ってあげられる
所です。
親だったら早くわが子が目に見えて進歩してほしいと思うと思いますが、
子供はみなそれぞれ花開く時期が違う事を、ちゃんと理解してくださっています。

そして、このベースのコミュニケーション能力や表現力や気付きが、
テーマ活動を皆でやっていく中で育まれて行った時(ラボにある合宿やキャンプ、
国際交流もみんな、ずっと先を見据えて、このベースの力を育んでいます)、
その上には無限の物を乗せることが出来る様になるのです。

私たち親は、読み書きそろばんのように目に見える技術の進歩だけに投資しがちですが、
自分の人生を自力で切り開く力、
それを身につけることが、子供にとっての本当の幸せと言えるのではないでしょうか。
予期せぬことの連続の子供たちの人生を見るにつけ、
心から、そう実感します。

さて。
若田光一さんの夢は宇宙飛行士でしたが、
皆さんの夢は何ですか?
みなさんが手にしているベースの力の上にぜひ沢山の夢を描いて、
自分を過小評価せず、本気でなれると信じて追いかけてください。
夢は見るものではなく、叶えるものですから。(^-^)
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