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「ひらがな記念日」を追加しました! 11月14日 (火)
ちょっと涙がほろりと出ちゃう、そんなステキなお話を書いてみました。読んでみていただけると幸い、幸い。みなさんのパーティにも「記念日」はきっといっぱいあるはず!
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Re:「ひらがな記念日」を追加しました!(11月14日) >>返事を書く
がのさん (2006年11月15日 10時22分)

ドイツの幼児たちが第二、第三言語の習得をしていくすがた。
そこに全的にかかわるものにしか感じることのできない喜びなんでしょ
う。
目ン玉がコロリところげ落ちて、あわてて拾ってハメこみ、
ホロリと涙するひまわりさんのすがたが思い浮かびます。
早期教育についての考え方、そうそう、それですね、
待つことがどれほど大事か、
こどもにとっては、よき教育的パートナー
(指導者とは呼びたくない)に出会うことの「運」のある・なしが…。
ライン川のうえを渡る風が身を切るような季節になろうとしています。
おからだを大切にがんばってください。(コピー抜粋)

英語が一言言えた・言えないで一喜一憂する現実があります。一方、
たかが名前の三つのひらがな文字。しかしそれを書けたことの喜びは
子ども自身にとっても、親や教育的立場にあるものにとっても、
それはさぞかしなものでしょう。ラボでも久しく“記録活動”と称し、
教務活動として書くことを進めてきているようです。
テューターの活動記録はともかく、いつでしたか、
子どもに文字を書かせるときには、それ相応の準備が必要だ、
ということを、ひまわりさん、おっしゃっていましたよね。
子どもは素直ですから、やってごらんといわれれば、
ほめてもらいたいからすぐやります。もちろん、
書くことの意味なんて知りません。で、
やってくれば、はい、よくがんばりましたね、と、ほめあげて、
つづりの間違いをただすという程度のことする。そんなことには
あまり意味はないし、
————子どもが文字を書くことの教育的な意味は何なのか、
————その評価基準はどこにおくのか、
————子どものまわりにいるものにとって、どんな準備的な意識が求めら
れるのか、
————子どもにとっての準備とは何か、
 ……そのあたりのことを、ぜひつぎに書いてください。
Re:「ひらがな記念日」を追加しました!(11月14日) ・ >>返事を書く
ひまわりさん (2006年11月16日 09時42分)

>がのさま

共感をお示しいただき、うれしいかぎりです。
「待つ」。
このことがなかなかできない。
これは即ち「大人側」の都合でしかモノを見ないことによるところが大
きいと感じます。
主人公はだれなのか?
そのことを大人たちは知るべきです。
子どもが育っていく過程においては、大人は脇役でしかないことを認識
しておく必要があるでしょう。
大人の身勝手な思い込みほど、子どもにとって迷惑なものはありませ
ん。

「自己達成感」のための余白をつねに残しておくことが、「教育」だと
思います。
やらせた気分、やらせたつもり、は、「実」にならない。
大人だって、同じだろうに…
(成人対象の生涯教育を見ているとそう思います。)

仰せのとおり、
いただいた課題について、
私なりに熟成させ、また書かせていただきます。

どうか「待って」やってください(笑)
Re:Re:「ひらがな記念日」を追加しました!(11月14日) >>返事を書く
がのさん (2006年11月23日 00時51分)

ひまわりさん

 ドイツの風は格別の冷たさでしょうね。ちゃんと生きてます?
 先の書き込みの直後、新聞に小さなこんなカコミ記事が載っていまし
た〔朝日新聞11月19日〕。
 中川信子さんという言語聴覚士の人が書いたもので、「ことば育て
は、まず、からだ育てから」という。
 生理的には、ことばは舌と唇の動き、ノドの動きによって発せられま
すが、
その舌や唇に「こういいなさい」「こんなことをいいなさい」と指令を
出しているのは大脳。それに、
舌や唇やノドの動きをつくるのは、また別の脳。それらがいろいろ複合
し関わりあって、
はじめてことばになるというのですね。それをこんなふうに図的にたと
えていました。
 ♪もういくつ寝るとお正月~、というわけで、
 ことばをつかさどる大脳は、鏡餅のうえに載っているダイダイ、
その下の段のお餅が心をつかさどる脳、さらにその下の段のお餅は、
からだを思いのままに動かす脳。
ダイダイを安定して載せ、周囲に輝かせるためには、それ相応の準備が
必要で、
二段のお餅がバランスよく、どっしりと固まっているとき、はじめて
きれいなことばと冴えた知力が育つ、というのですね。
 二段のお餅をしっかり準備するにはどうするか————。
 それは、特別なことではなく、特には体全体をつかった遊びをするの
がいい、そうです。
教育的な器具を与えて、それで教えて発達を促すなんて必要はなく、
体を使った遊びを楽しく遊ぶこと。そして、
自然に逆らわず、早く寝て早く起きる。栄養バランスのとれた食事をき
ちん、きちんとする。
そんな生活の積み重ねが子どものことばと知力の基礎となっていく、と
云っています。

ところで、さて、ひまわりさんのいう「準備」とは…?
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