幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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「英語のうたと世界のおはなし広場」
         2006年6月24日(土)1:00~2:30           渋谷区立千駄ヶ谷社会教育館 音楽室兼体育室

 私の長年の夢だったナーサリー広場を開きました。
 親子16組2歳~5歳のこども20名の参加。子供たちは元気でのりがよく、体育室を走り回ってのびのびダイナミックに動いていました。今回のテーマは、「広い場所を活かして大きく動かす」でしたので、その点では成功したと思います。アンケートで関心をもたれたところに「身体を使って英語に触れること」と書いて下さった方が多く、わずか1時間半のこの広場で私の想いがわかっていただけて驚きました。
 思いの外、英語もでていました。この頃の子供たちは「英語であそぼう」とか日常生活の中で英語に触れる機会があるので初めてのナーサリーや歌に触れても音がとれるのだなと思いました。特に1年生と5歳の男の子たちの活躍で盛り上がりました。ありがとう!
 お母様方も温かく積極的に参加して下さって、みんなに支えられていい会をもてたこと、参加していただいたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
♪ Hello 会場にいたお友達一人ひとり全員の名前を呼んでごあいさつ。人数が多かったので間延びしてしまったかな?子供に名前を答えさせるような歌で参加型にした方がよかったのでは?というお母様からのアドバイスをいただきました。
♪ Seven Steps 10までの数を言ってみてから、輪になって所作の説明をして。音楽とともに。 
♪ Rin-a-ring o'roses お母様に歌や背景の説明をして、口ずさみ所作の説明をして。歌の終わりで力くらべ。
♪ Pat-a-cake 歌の説明をして、手遊び。
♪ Rain, rain, go to Spain 歌の説明をして、親子で手遊び。そのあとお天気サイコロを使って。お土産を作らなかったのでこのサイコロの絵をお土産にすればよかったかな?
♪ My Balloon 色を10色いれてから。直径1Mの丸い布を床の上に7色2セット(人数が多かったので)まばらに置きCDをよく聞いてその色のバルーンのところへ行き上げたり下げたり。 
♪ Fruit Song パネルをつかって。

(2,3分休憩をいれて)

「はらぺこあおむし」
① ビッグブックを使って音楽CDで素語り
② 動いてみる。
 一枚ずつ緑の葉っぱ(布)を配りその上に子供が卵、お母さんは殻。英日のCDをかけて。ぽん!とうまれるところでお母さんがはじけて。出てきたあおむしはたべものをさがす。模造紙大の布一枚に一つずつ果物の絵を描いていきました。月曜日、(遠くにりんごの布を置いて)みんなでさがしに行く。何見つけた?Apple. Yes, one apple. On Monday he ate through one apple. みんなで食べる。おなかいっぱいになったかな?こどもたちは、なったと言う。あおむしはまだおなかがすいているんだよ。Still hungry を入れる。火曜日~金曜日 食べ物を探しに行って見つけて食べる。でも still hungry の繰り返し。土曜日は食べたものを一枚ずつ描いた絵(吉良先生が持ってきてくださいました)を持って、一枚ずつ見ながら英語と日本語を言っていきました。その晩お腹が痛くなったところで、みんなでお腹が痛くなって。次の日緑のはっぱ(最初の布)を食べました。そしてみんなで集まって大きなあおむしをつくり、新聞紙を貼り合わせて大きくしたものをかぶせてさなぎになりました。何日も眠って、さなぎのかわ(新聞紙)を破ってでてきて、蝶々になって部屋中飛び回りました。お母さんにお花になってもらったり草になってもらったり。ここで音楽が欲しかった。この音楽にのって部屋を走り回りたかったのですが…

指示の出し方がうまくいかず、子供たちも親も動きにくかったかな?と反省。こちらの構想を相手にわかるように伝えて動かすのはいかに難しいかわかりました。英日CDの入れるところなど打ち合わせ不足で欲しいところで入らなかったり、ステレオの調子がよくなくて入らなかったりであたふたしました。それも口ソンで乗り切ってなんとか無事終了。

♪ Goodbye 子供たち全員に私が輪に入ってごあいさつ

アンケートタイム 

大きな布に絵を描きながらエリック・カールの絵をよくながめて、色のきれいなことに関心しました。コラージュという技法もおもしろいと思いました。広場で取り上げたのをきっかけに「はらぺこあおむし」のCDを何度も聞き、何度も絵本をめくって、この絵本を深く楽しむことができたのは今回の私の収穫です。また資料集などを読んでエリック・カールの絵本に対する考えやその背景をみることができたのもいい経験でした。当日配布した資料に載せたエリック・カール言葉がいいのでここに記しておきます。
作者のエリック・カール(1929~)は、「この絵本は希望について描いた」と述べています。「わたしはよく小さな昆虫や動物を描きますが、こどもはそれらの小さな存在と自分とを簡単に同一視することができます。こどもはときに、自分はちっぽけで重要な存在ではないと思うことがあるからです。おそらく、そこが『はらぺこあおむし』が成功した理由でしょう。あおむしは小さくてちっとも重要ではない存在で、醜くて嫌われることさえあります。けれども、最後には、美しい蝶になります。それが、こどもたちに、あおむしが美しい蝶に成長するように、いつか才能を広げて飛び立つときが来るよ、という希望をあたえるのです。」
うちの文庫にあるエリック・カールの絵本「パパ、お月さまとって」は子供たちが何度も借りていく本です。"Brown bear, brown bear, what do you see?" も子供たちと絵をみながら一緒に英語を言ってみましたが、色の美しいのに思わず「わあ~」とこどもから歓声があがるほどでした。「このあおがきれい。」「このむらさきがいい。」とか。素語りの練習で何人かの子供たちに聞いてもらったりもしました。服部君、なっちゃん、私が傷つかないようにやさしく教えてくれてありがとう。

吉良先生、主人、娘にヘルプしてもらって、いろいろな人のおかげでできた広場でした。参加して下さった皆様のご協力に感謝しています。来年もまたちがうお話と歌を持って、広場を開きたいと思います。
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