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モンゴル、スーホの白い馬、などなど 10月23日 ()
ラボおおわだパーティ・玉川上水教室のちゅーちゃんです。今日は子供たちの学校公開に行ってきました。今日のブログはちょっと長いです…だって面白かったから!よかったらお付き合いください。実はひとつ楽しみにしていたことがあって^ ^道徳の授業の一環で、モンゴル出身のボルドエルデネ氏による馬頭琴の演奏とモンゴルのお話が聞けるというのです!モンゴルといえば、まず思い浮かぶのが「スーホの白い馬」。2年生の教科書にも掲載されていますし、ラボ・ライブラリーにも収録されています。赤羽末吉さんの挿絵を思い出される方も多いことでしょう。モンゴルのことを知るいい機会だ!と楽しみにしていたわけなのです。今日の講演会は、まずモンゴルのスライドを見て、スーホの白い馬の朗読、そのあと演奏と歌を聴きました。実は今日お話を聞かせてくださったボルドエルデネ氏は、馬頭琴の奏者であるだけでなく、「ホーミー」というモンゴル独特の歌の名手でもあります。相撲の白鵬関に教えていらっしゃるそうです!お恥ずかしながら、このホーミーについてはあまり知らなかったのですが、聴いてビックリ!歌い手は一人なのに、低音と高音を同時に発しながら歌うんです!もともとは鹿を呼び寄せるのに遊牧民が使っていた発声法だそうで…一体どうやって二つの声を出すのやら、不思議なハーモニーに子供たちもどよめいていました。聴いてみたいって?ハイ、動画です(笑)副校長先生にOKもらいましたのでアップしますね^ ^ちょっと音が小さいかも?ホーミーと馬頭琴講演会の後、保護者だけでお話を聞く時間があったので、ちょっと質問してみました。スーホの白い馬についても発見がありましたよ~モンゴルは、いわゆるモンゴル国とされる「外モンゴル」と、中国領内の自治区としての「内モンゴル」とに分かれているそうです。政治的なやりとりで二つに分かれたようで、北モンゴルの方は長らく社会主義共和国としてロシアと密な関係にありました。余談:角界にはモンゴル出身の力士さんが多いですが、みなさん外モンゴル出身です。実は、スーホの白い馬のお話は、中国領内の内モンゴルのほうに伝わる話だそうなのです。外モンゴルには、翼の生えた馬と一組の恋人の話があり、そちらが馬頭琴の由来とされているんですって。外モンゴルが社会主義を放棄したのが1990年。比較的最近の話ですね。それまで外モンゴルの文化は、資本主義側の国にはあまり知られることがありませんでした。それで、スーホの話が先に日本で広まって、ポピュラーになったということなのです。ほかにも、馬頭琴はもともと馬の尾や皮を使って作るけれど、乾燥したモンゴルと違い、日本のように湿度の高い国ではすぐに傷んでしまうので、ナイロンや木などの素材を使った馬頭琴を使用するだとか、乾燥と寒さで野菜を育てるのが困難なので、主食は肉なんだとか(ロシアからパンも入ってきたけれど、それまでは本当に肉中心だった)、食べ終わった肉を外に出せば天然の冷凍庫になる冬場は大型の動物を食べ、逆に残った肉が傷んでしまう夏は食べきれる小型の動物を食べるのだとか…面白いお話をいろいろ伺うことができました!そうそう、遊牧民の移動式住居であるゲル。写真を見たことのある方も多いと思います。白い大型テントみたいな?家です。今どきのゲル生活では、太陽光発電のパネルを備えていて、ちゃんとパソコンや携帯も使えるんだそうですよ。面白いですね!    ちょっとダミ声っぽい(ゴメンナサイ!)うなりのような歌で始まって、途中からまるで笛みたいな高い音が重なってきますよね?あれも声なんです!二つの声で歌っているんです!! ホーミーと馬頭琴      


記事元:アメーバブログ
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