本:「月おとこ」
SB&NR: ShくんのLondon Bridge, OneOneOne, Tisket Tasket(CDかけずにみんなで口づさんで)、A was an Apple Pie
「不死身の9人兄弟」
このおはなしをもっていない子もいるので、みんなでおはなしたどりをする。
「9人いるけど、顔は同じだけど、みんなちがうんだよ」「こいつあ おいらのでばんだぞ!」
おはなしをきいてきた子たちは、夢中で話してくれる。王様が最初どうして、龍の柱をおこしてくれたものに褒美をあたえないで、ためしたりやっつけたりしようとしたのか?は、このクラスのこどもたちにとっては「どうでもいい」ことのようだ。とにかく、全員が9人兄弟になりたがり、(自分たちでジャンケンして一応、きめていたが)、「先生は王様!」ときめつけられた。
Jくんが最初「おれ、王様やろうかな?あー、やっぱりヤーメタ!」宣言。これがいつかは、やられ役や脇役のきもちも味わって楽しむことになるだろうか?それまで辛抱して「待ち」である。
さて、テュターはもちろんおばあさん役ときめられていたので(!)、仙人だけはこどもたちがやってくれて、「こどもがほしければ、さずけてもよいぞ!」
さっそく、にぎやかな(うるさすぎる)“春”がやってきて、みんな足をバタバタやって赤ちゃんになってこの世に飛び出してきて、すぐにこどもになって、もう、ケンカをはじめている!(いつものみんなと同じだね)
龍の柱は、こどもたちが自分たちでいろいろいいあいながら、ねころがってつくり、
「王様はむこうむいて、寝てて!」 そして、夜の間に「オモクナイ」が柱をおこして、
朝、王様がおきてくると・・みんなもとにもどった龍の柱になって得意顔でいる!だんだん
こんなところが力を合わせてできるようになってきたこどもたち。
「ハラヘッタ」のご飯大盛りのお皿もみんながTが手で囲んだお皿の中にご飯になってはいり、
小さくなっていったり、それぞれのお皿をめいめいつくったりで楽しむ。だれもやり手がいなかった役も全員がなって楽しんでいたり、ジャンケンで役をきめたところは、ちゃんと他の人は
まわりの役をやっていたりで、ずいぶんみんなで工夫できるようになった。
“This is My Job!"(こいつあ、おいらのでばんだぜ)をいって、タッチ交代!をするのもとてもたのしそうにやっているし、こう言うと、本当に自分の出番!という引き締まった気持ち(?)になるらしい。
「ヒトマタギ=One Step]では、部屋の端からはしまでの間に3人の“山”がならんで、
王様にどん!とおされたあと、本当に足がのびて、山をふみこえていった気分でたのしんでいた。最後の「オボレナイ」君の3人は、顔が真っ赤になるまで、ほっぺたをふくらませて、
本当に世界中の水を口にためて、王様に「これでもか、これでもか!」とふきかけている。
先週読んだ「シナの5人きょうだい」の世界の海の水を口にいれておくにいさんのことをおもいだして、顔を膨らませていた様子。イメージがつながっているようだ。
最後のところで、「9人きょうだいたちはどこへいったんだろう?」と、問うと、
「みえなくなったって言ってる!」「雲の上にのって、遠いところへいってしまったんじゃないかな?」「山の向こうへいった」「不思議だね!」みんな汗だくで楽しんだおはなしになりました。
来週は 「ワフ家火曜日」! みんな楽しみにしている様子。たくさん、おはなしきいてきましょう!
ハロウィーンは10月24日(土)3時ごろ~7時半ごろまで、てくのかわさき工作室です。
今週、小2以上で実行委員会をやり、計画を立てます。おたのしみに。 |