ハロウィーンの打ち合わせ
ハロウィーンでやりたいSB:みんなでたのしんでみて、それをハロウィーン風にアレンジ
All Around the Kitchen, John Brown's Baby
「オオクニヌシ」The Gentle King
最初の場面《①~③)をかけながら、八十神、オオクニヌシになるお供の少年はどんなところをあるいているんだろう?何がみえる?どんなところ?どんな色?におい?風?・・自分のかんじたことや、お話をきいて“見える”ことを 各自描く。みんな真剣になってかいている・・
みんなちがっていて、おもしろい!! 砂丘の連なりの端に海が迫っていて、もうひとつの端にはがまが生えている池がある景色、砂浜にうちよせる波、とおくから本当にたくさんの神々がのっし、のっしとちかづいてくる景色はまるで、ヤソ神たちの足音やにぎやかな声がきこえそう!
白うさぎがうごめいていて、そこにヤソ神たちがちかづいてくるところの絵。とおくには、おきの島がみえる海の絵。また、両側には砂浜に千鳥の足跡が無数、真ん中にはなんと赤い道が敷かれていて、そこにヤソ神のとおった足跡がのこっている、の図? ヤカミヒメにあいにいくのに、もう、すぐ自分と結婚するんだみたいな、自分の前に紅いカーペットが(結婚式の)しかれてヤカミヒメのところにつながっている!!なんてきもちになったら、ますますうかれた気持ちになって、そんなところをかいたら、この絵になった!!というIちゃん。うーん、みんなの発想はとてもおもしろい!それで、もちろん、Iちゃんは求婚しにいくヤソ神になって、Uちゃんと競って砂浜をずんずんあるいていた。「オオクニヌシのほうが、スサノオより頭がいい!!」という意見。なんだか髪の毛を柱にむすびつけられてもがいているスサノオがとてもかっこうわるい、というこどもたち。スサノオのなり手がいなかったが、こんなとき、(はやくTAやりたいので)Yjが自分がやる、とスサノオになってくれる。最後のダイコクサマのところはだぶだぶ頭巾のかわりにリュックサックを頭にのっけて、みんなの俵の上にのり、得意顔のkくんのオオクニヌシでした。「どうして、最後のこのお話がついているんだろう?」のTのといかけに、こどもたちは、「だって、ダイコクサマだったらみんなみたことあるもの(像など)、想像しやすいからだよ」 「でも、オオクニヌシとダイコクサマってどんなところがにてるんだろうか?」のといかけに、こどもたちは「うーーーん!??」
うごいてみての感想:
*ヤカミヒメはどうなちゃったんだろう?⇒最後にスセリヒメともってきた宝で兄神たちを山の上でやっつけて、そのあと、家をつくってなかよくくらしたので、ヤカミヒメはおこって因幡にかえってしまった、と本にはかいてあるよ。(Yji),
⇒でも、オオクニヌシにはたくさんの奥さんがいて、その中のひとりはヤカミヒメってかいてあるけど・・。じゃ、結婚したのかな?あとで?(古事記のつづきをよんでみて)
*オオクニヌシは最初はお兄さんたちに図られたりして、「ノロマ!」とおもったけど、
根の国にいったら、とっても勇気があるし、知恵もある。(K)
*オオクニヌシはうさぎをたすけてあげたり、やさしいんだよ。ウサギは「ヤカミヒメはあなたのことをすきになる」と予言したけど、本当は「オオクニヌシ=大きな国の主、になるのはあなたです」こともわかっていたんじゃないかな?(Yji)
*オオクニヌシはやさしい。死んでいないのに、お父さんのせいで「地下の根の国」にいなくてはいけないスセリヒメを生きているものの世界へとすくいだそうとしたんじゃないかな?(U)
*うむがいひめになって天からおりてきた役になったけど、いままでやったことのない役!というかんじがした。(I)
次回はいよいよ4話の「わだつみのいろこのみや」。みんなにしらべてきてほしい、かんがえてきてほしい点を紙にかいて渡した。とくに、神様の名前の意味。漢字だと意味もわかってくるし、人間の世界がおおきくなってくるけど、いままでの神様たちとどんなふうにつながっている?オオクニヌシはどんなふうにつながっているんだろう?神の系譜をみていろいろと興味をもちだしたようなので、自分たちでもしらべてみてね。
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