|
|
|
|
|
本:ロシアの昔話「はいいろのおおかみ」
マーヴリナのすばらしい絵に見入りながら、こどもたちはじっと耳をかたむけてきく。最後にYgくんが、「でも、ぼくわからないことがある!だって、どうして二人の兄さんがもどってきて、イワンをころしちゃったの?」最初、いわれたことがわからなかったが、3人の王子がそれぞれの道にすすむ場面で、「まっすぐいくとじぶんもうまもしぬ、ひだりへいくとじぶんはしぬが、うまはたすかる、みぎへいくとじぶんはたすかるがうまはしぬ」と絵の中にかかれていて、イワン王子は右へいって馬をおおかみに食べられてしまうが、じぶんはたすかる。兄たちはまっすぐと左へいったので、しんでしまったということだと思っていたから。そういわれてみればそうだなあ、と思った。他の本では、路の説明があるものはないのだから。
NRとSB:
The North Wind(10) 今日はおはなしの最後にマロースの風ってでてくるから
Simple Simon(11) ふるいで水を汲むって・・わかった!でも、「みじめなサイモ ン」ってどういう意味?というJ君。なーるほど、どういう意 味だと思う?
Pease Porridge Hot
Wee Willie Winkee
R君のSB:London Bridge
「森の魔女バーバヤガー」
RくんとTgくんが、すごい迫力のバーバヤガーの絵!Jくんは、マーシャが出会うもの、ねこや犬たちの絵、ひろったものをすべて。それから、バーバヤガーの小屋と黄色い光っている目でみつめるバーバヤガーの絵。
先週とちがう役がいい!という4人の中でまたくじをやって、マーシャ、バーバヤガーの役をきめて、はじめる。今日はマーシャがバーバヤガーの家にいくおところから。
3人でうでを交差して小屋をつくって、ぐるぐるまわる小屋。バーバヤガー役のJも召使女役のR君も二人ともバーバヤガーのセリフ「あの子を念入りにこすってやるんだよ!いひひひひ!」といいながらたのしんでいた。ところがマーシャがにげだすと、バーバヤガーがすぐにおいかけだして、みんなもおいかけだしてすごいことになったので、CDをちょっと止めて「あれ?おかしくない?」。みんながおいかけたいのだな、とおもったので、バーバヤガーはどんなふうにおいかけるのかをもう一回話合ってから、だれが一番バーバヤガーみたいかな?といって、スタート。みんな片足を臼に入れて、ほうきではきながら、それぞれが絵にかいたようなすごい顔のバーバヤガーになって、どんどん、ずどんどん!とすごい音をたてて、マーシャのAちゃんをおいかける。Aちゃんはこわかったと思うけれど、いっしょうけんめい一人で逃げて、手にしっかりにぎっていた(先週みんなで描いた)タオルのカード、櫛のカードをつぎつぎになげつている。
バーバヤガーのJくんはお話とちがって、最後までマーシャとおいかけてきたが、他のみんながさっと手をつないで、家をつくりマーシャを入れてドアをばたん! Jくんは、よーし!といって、シャツをぬぎすてて、マロースになってはしりまわる。「ところでマーロースってなあに?」と自分でききながら。お話がおわってから本にかかれている「マロースじいさん」の絵をみてみる。白ひげが風になびいいているおおきなじいさんである。節分の今日はまさに寒気が北からさがってきて本当にひえこんでいる。
それで「今日もほら、北のロシアのほうからマロースじいさんがきているよ」というと、「えー!本当??」 ほんとうに今日はさむいけれど、本当のマロースじいさんは
マイナス60度以下ですべてを凍らせるじいさんなのだ。
来週は「シフカブールカ」。今回みたいにいろいろな役に挑戦できるといいね!
|
|