ロシアの昔話絵本より「まほうのうま」(タチアーナ・マーブリナ絵)をよむ。イワンはちゃんとねずに番をしていて、こっこよく、投げ縄でまほうの馬をつかまえる・・ということで、イワンのほうが、なんだか”りこうもの”にみえてしまうこのお話。おまけに あっけにとられている兄さんたちを鞭で「ぴしっ!」なんてやるので、こどもたちはそこがとても好きな様子。一回よみおわると、「どうやって馬を手にいれたのか、もういっかいおしえて?」と確認したい子もいた。
SB:AちゃんのSBは2There's Something in the garden, Pitty Patty Polt(馬のでてくるSBで。子供たちのお気に入りになり、うたいながら、2回もくりかえす。)
「シフカ・ブールカ」
今日は一人お休みということもあり、「もう一回役をきめなおしたい!」という子供たち。今日のイワン役のRにとって、この広い集会室の隅っこが自分の”ペチカ”だといって隅にねそべったのはいいが、CDがちょっとききづらいのと、みんなが真ん中でやっているので、みんなが動いてからあわててうごいてやっている。途中からお父さんの役を終えたAちゃんが、「私もやりたい!」と、イワンになる。Aちゃんは部屋の真ん中でイワンになりCDにあわせてどんどん動いてたのしんでいる。
今日は全話を通して動くのが目標。お墓の場面、馬をよぶところ、飛び上がるところは
自分たちでおおいに楽しんでいるが、そのほかの部分はごちゃごちゃになっていて、
途中でわからなくなっているようす。場面展開がはやいので、小学生たちみたいに場面を考えてうごけていない。最後の「めでたしめでたし」場面には全然興味がない男の子たち。「やっぱり、おれたちカナダのタヌキをやりたかったのになあ!」といっている。まだ3回目だから、どんどんこのお話をうごいていかなくちゃ!と思うとともに、絵をかいたり、話合って確認したり、も必要なようだ。でも、お話は長く、クラスの時間はあっという間だ。とはいえ、シフカブールカのすごい勢いはこのクラスが一番のようだ。なんとか、このパワーをもっていきたいなあ。
来週は4時よりこのクラスとプレイルームと、小学生クラスの小2たちが合同で「シフカ・ブールカ」をたのしむ予定。また、その時間の前に、青少年の家フェスタ参加の子供たちが参加して、3時より「はらぺこあおむし」を楽しむ予定。
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