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アメリカ・オレゴン州出身のインターンのショーン君をむかえて、みんなで一緒に和楽器をたのしみました。音楽が大好きなショーン君は9月に来日してから三味線をならいはじめました。そこで、お琴・三味線の先生をなさっている、ラボッコのたろう君のお母様に相談したところ、今回のたのしい交流会を企画してくださいました。いつものインターン交流会と一味ちがって、インターンのショーン君と子供達、お母さん達、お友達、みんなが楽しむことのできたコンサート交流会になりました。最初に保科先生とショーン君が三味線で「さくらさくら」を弾いてきかせてくれました。興味しんしんで、じっとみつめてる子供達をまえに初めはちょっと、緊張ぎみだったショーン君ですが、だんだん調子よく演奏してくれました。こどもたちの「すごい!」という尊敬の表情をみてくださいね。
つぎに日本の昔話「三枚のおふだ」を、琴(四面)・十七絃の演奏と、語りと、布の大型紙芝居で楽しみました。伝統的な和楽器にこんなに表現力があったのか、と思いました。ぞっとするおそろしさ、逃げて逃げて命からがらの場面、和尚さんのところにかえってきてほっとする気持、音楽でとてもよく表現されていました。ショーンには訳をわたしてありましたが、音楽だけで十分に伝わったことかと思います. そのあと、アニメ「千と千尋の神隠し」("Spirited Away")の歌「いつでも何度でも」をお琴の演奏に合わせて、みんなで歌いました。”生きている不思議、死んでいく不思議”を感じさせてくれる透明な旋律ですね!
それから、保科先生から、お琴についての説明をしてもらいました。お琴は竜にみたててつくられているそうです。13本の糸は竜のひげなのでしょうか?つめはとがっていて、象牙でできていてすごい!全員が爪をつけてお琴をさわらせてもらいました。「すごい!」すてきな音がでて、みんな神妙な顔つきで一生懸命です。とても貴重な体験です。お琴をひけるようになりたい!と思った子どももいたのではないでしょうか?しっているようで、子供達に伝えていない日本文化。今回はショーンとともに楽しみました.
そのあとは、ショーンの時間。アルバムで家族の紹介。男の子4人兄弟の3番目。一番上のお兄さんは24歳で、22歳の時に結婚したそうです。今は4人とも大学生。ショーンは学生をやりながら、はたらいて学費もちゃんと自分で出しているそうです。児童心理学の勉強をしています。ショーンは子供達が大好き!将来はスクールカウンセラーになって、日本で働きたいそうです。楽しみですね。
みんなからの質問は「どんなスポーツがすきですか?」「サッカーだよ!」にサッカー少年はうれしそうに目をかがやかせていました。野球少年はちょっと、がっかり。でも、ショーンがゴールキーパーの練習につかっていたのは、何と、日本のお手玉でした!すごく上手で、みんなはコレまたびっくり!!
こ
これは日本通のお父さんのすすめだそうです。ショーンのうちでは、ラボの交流で、すでに12人のラボッコをうけいれてくれました。だから、ショーンもちいさいころから、家にステイするラボッコを通じて、日本がすきになっていた、とのことです。
最後にショーンがみんなにアメリカのゲームをおしえてくれました。SNAKEゲーム。日本の[子取ろ」ゲームににています。さっそくやってみましたが、手がはなれてしまったり、最初はよくわからなかったりで、大混乱。そのうちに、なんとかプレイルームのこどもたちまで、はしりにはしって、がんばっていました。
GOOD-BYEのあとはみんなでティータイム。各自がもちよったお菓子をショーンと食べて、おいしい、おやつタイムでした。こどもたちは、もっと、もっとショーンとあそんでもらいたがっていましたが、そろそろお開きの時間になりました。ショーン、ありがとう!そして、
たのしい交流会ができて、みなさんに感謝しております。 |
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