幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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・ 今どきの大人と子どもの本の紹介
 私のおすすめ本
 子は親の鏡
 あそび歌
 おすすめ絵本
 そのまんまでいいよ
 1分間パパママ学
 【赤木かんこの『ねえ この本読んで』赤の巻】
 絵本力をつけよう!
 【福音館のメルマガ(松居直さんの文章より)】
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 クリスマス絵本
 【傍観(絵本の世界で遊べない子供たち)】
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 マザーグース関連
 ターシャ・テューダーの言葉
 赤毛のアン心がきれいになる言葉
 お勧め英語絵本
 子育てに絵本を!(山崎みどりさん講演会)
 小澤俊夫氏講演会「昔話の残酷性」
・ 富永P活動(交流会や発表会など
 2003年X'mas交流会
 春の合同合宿
 【グループの中で育つ子どもたち】
 【田島信元氏講演会&高2ラボっ子メッセージ】
 【ワークショップ「ラボで身についたこと・つくこと」】
 富永P10周年記念発表会
 【’04ラボサマーキャンプ(湯坪2班)】
 九重の花々
 【富永Pファミリー発表会&夏活動報告会】
 2004年クリスマス会
 ’05合同合宿
 鈴木孝夫氏講演会
 【’05ラボサマーキャンプ(in湯坪)】
 【’05富永P個人&ファミリー発表会】
 大学生キャラバン隊がやって来た~
 ラボ教育公開シンポジウム
 パネル討論『なぜ英語教育が人間教育なのか?』
Tommy's Garden
小澤俊夫氏講演会「昔話の残酷性」

昔話は人間が自然の中で付き合ってきたその様子を色んな面で語っているもの。
日本の昔話は、人間がどう生きてきたかをこと細かく語っている。
自然との関わり・・・動物・植物・天空

グリム童話とは全く違う。
(数年前話題になった「本当は怖いグリム童話」は、残酷な部分やエロティックな部分を強調して作り変えてくるもので、全くのでたらめである。あれを信じて子どもに読ませないで欲しいと言われていました)

☆昔話の残酷性
       ・・・まず事実を確認すること。
①人間は、他の動物や植物の命を貰って生きている。
昔話は弱肉強食。人間が動物として生きていくことから目を逸らさい。
②昔話は、実態を抜いて語る。(リアルには語らない)
③残酷を含めて伝えられてきた。
④残酷な話を聞いて育つと残酷になるということはない!
昔話の場面は、常に1対1で構成される。
語り口を壊さない。(語り口が大事)
   ・・・ 残酷な出来事はあるが、残虐には語らない。
昔話の鉄則として、主人公の命を狙ったり、奪おうとする悪者は抹殺されなければならない。
子どもの成長のプロセスでは、まず自分が大事!
          ~自分の領域を確立しようとしている。

昔話は、主人公がゴールで幸せになること。ゴールに至るまでの途中にいろいろな試練がある。
昔話は、子どもが成長するとはどういうことかを語っている。
知恵で乗り越えていくもの。知恵は生きていくうえで身に付けておく必要があるもの。

昔話が残酷だと言われだしたのは、高度成長期後。
高度成長で人間の生活が便利になり清潔になったが、自然から隔離することになってしまった。人間の生活は、自然と密着したものだった。
文明の発達により、生きる力が弱くなってきている。

*子どもは、自然に育つもの*
大人が不自然に子どもの周りから、残酷なものや危険なものを排除したり禁じたりするのではなく、小さいうちに虫の羽を取ってみたり、動物にいたずらしたり、残酷なことをやってみて、「かわいそうだな」という気持ちが生まれた時に、初めて子どもが気づいて克服するのがBEST。
幼い頃に子どもらしいことを十分にやらせてあげましょう!
昔話は、子どもと向き合う大人にとっても貴重なメッセージを与えてくれます。多くの昔話では、主人公が本当に助けを必要としている時に、援助者が現れて、的確な忠告を与えると消えているように、
大人はあれこれ口出しせずに、必要な忠告を与えたら、あとは黙って見守ることが大切です。
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