岸本裕史さんの「見える学力、見えない学力」
見える学力を伸ばすには、それを支えている見えない学力を、うんと豊かに太らせなければならない。
学校で新しく習う教材でも、事前に何らかの予備的知識や経験のある子は、飲み込みも早く、容易に忘れることがない。
子どもの思考力は、豊かな言語環境の中で培われる。
豊かな物語体験と豊かな遊びの体験。規則正しい生活習慣と家庭学習と親の姿勢。
見えない学力は、そんな短期間では太らない。
気長に働きかけが必要。
その根底には、わが子に対する限りなく豊かな愛情とわが子への信頼があること。
一夜漬けの特効薬はありません。
子どものやる気を育てるのに効果的な方法は、異年齢グループで取り組むこと。
小さい子は、大きい子を手本にして頑張ろうとするし、大きい子は小さい子にぶざまなことはできないと緊張して頑張るようになる。(なんだかラボみたいですね。)
学力は、言語能力×意欲×継続だということです。
子どもが育つために大切なことは、今も昔も変わらないということですね。
可愛い子には旅をさせようと昔から言われています。
こどもがしっかりと自立していけるように、できるだけたくさんの体験をさせてあげたいですね。 |