幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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 子育てに絵本を!(山崎みどりさん講演会)
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 鈴木孝夫氏講演会
 【’05ラボサマーキャンプ(in湯坪)】
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 大学生キャラバン隊がやって来た~
 ラボ教育公開シンポジウム
 パネル討論『なぜ英語教育が人間教育なのか?』
Tommy's Garden
           夢が叶ったのは、世界中のみんなのおかげ
               100万回のありがとう             坂本 達
やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男
(スライド上映後)
 私は、たった一人で世界を回ってきたんですが、結局一人でも、一人ではなかったのがお分かりいただけたと思います。色んな人が現地で支えてくれて、必要な時に、必要なタイミングで呼んでいただいて、ご飯をいただいて、道を教えてくれました。
 今日の講演タイトルも「夢が叶ったのは世界中のみんなのおかげ」です。100万回以上、僕はありがとうを言ってきたんですね。ですから、色んな人に支えられて助けられて夢が実現したんです。
 そこで皆さんのホームステイという夢も、僕がやってきた三つを是非実行してもらいたいと思うんです。
 
 一つ目が、挨拶の大切さなんです。
 挨拶ができるかできないかで、ものすごく物事が変わってきました。例えば、私がたった一人で、村に自転車で、例えば先ほどのジャングルにしましょうか?自転車で一人で村に向かう時に、村が見えてくると、人がぱらぱらっと見えてくるわけですね。そうすると僕は胃がきゅっとこう痛くなるんです。なぜかというと、言葉も通じない村ですね。知っている人は一人もいない、受け入れてくれる人もいないわけです。もしかしたら悪いやつがいるかもしれない。そこに、たった一人、通訳もコーディネーターもいない、自分ひとりで行かなければいけない。ものすごく怖いんです。
 でもそんな時に、自分が村に行ってまず挨拶をするんですが、最初みんなこうやって腕を組んでいて怖いんですね。「お前一体オレの村に何の用があるんだ。」と腕組してくるわけです。僕も怖いですから、すぐ腕を組みそうになるんですが、その時必ず現地の言葉で挨拶すると、必ず手を出して答えてくれるんですね。そうすると、相手の体温が伝わってきて「あ、肌の色は違うけれども、同じ仲間だ。」と。「食べ物はあるか?寝るとこはあるか?次の村に行くんだったら、その村の村長を紹介してあげる」と最初本当に怖い顔をしていた人が、挨拶ひとつで今度は味方になってくれたわけです。
 皆さんもホームステイに行って、ちょっと恥ずかしいからといって挨拶できないと、向こうの人は心配になるわけです。「何でこの子は挨拶できないんだろう?恥ずかしいといっても挨拶できるだろう」と思われていたら、やっぱり心配させてしまうわけですね。そういう人が敵になるか、味方になるかというのは、本当に挨拶ひとつにかかっていると思うんです。ですから、是非現地に言葉でありがとうとかこんにちはとか。
 日本でも同じです。近所の人に会った時まず「こんにちは」と挨拶できること。先生とか友達に合ったら自分から挨拶をすることで、その人が味方になってくれて応援してくれて、色んなことが前向きに進むんですね。成功していくと思います。
 ですから、まず挨拶ということをとても大切にしてもらいたいと思います。

 二つ目が、当たり前のことはないということなんです。
 色んな物事を当たり前と思っていると、現地の人も誰もみんなを助けてくれないんですね。
 ご飯の時間になって、ご飯を出してもらって「いただきまーす」と言って食べて、それで終わりだと「この子は本当に喜んでくれたのかな?」とまた向こうは心配になるわけです。一緒に食器を片付けたりとか、一緒に準備したりということで、やっぱり向こうも「この子は来てくれて、楽しんでくれてるわ」と思うわけです。ご飯出されて当たり前、空港に迎えに来てもらって当たり前と思っているうちに、誰もみんなのこと相手にしてくれなくなってしまうんですね。
 小さいことにも感謝と言いましたが、何事にもありがとうと言えないと、たぶんみんなは受け入れてもらえないと思うんです。
 現地に着いたら本当に、こんにちはとありがとうと感謝の気持ちを伝えて、色んなお手伝いを是非してもらいたいなと思います。

 
 三つ目なんですが、これは非常に大事なことなんです。
 最初の木村さんのご挨拶にもありましたが、自分たちの持っているものをすごく大切にして、それを是非向こうで紹介して欲しいということです。つまり、自分の持っているものを向こうに紹介するということです。
 それが、日本の文化かもしれないし、みんなの持っている個性、例えばスポーツだったり、料理だったり、動物が好きだったりというものを、一生懸命発揮する。恥ずかしくてもっ発揮するということなんです。そうすると、向こうの人は、「あ、この子はとにかくサッカーが好きなのね」「野球が好きなのね」と認めてくれるわけです。言葉ができない、向こうの作法がわからない。でも、一つみんなのできることを認められると、みんなの全体が認められるわけです。自分の個性、持っているものを一生懸命アピールするということです。自分の持っていない、人のまねをして、人の成功を真似をしてもなかなか通じないんですね。
 是非、ひとつだけ、皆さん日本から持っていって、自慢できるような、日本の文化とか、スポーツとか、何でもそれを持って行って下さい。向こうのホストファミリーも、みんなのことをすごく知りたがっているんです。「この子は何がすきなのかな?今度の週末どこに連れて行こう?何を食べさせてあげようかな?」少しでも向こうの人にたくさんの情報を与えてもらいたいと思います。
 是非、今言った最初の挨拶、感謝の気持ち、そして自分の個性、つまり自分というものをアピールすることを心がけてもらいたいなと思います。
                 (~中略~)
今日皆さん、これからホームステイ・国際交流に行かれるラボっ子たちは、非常に恵まれて、本当にありがたい機会があるということです。
 この機会に、本当に感謝してもらいたい。今は皆さんすごい心配だと思うんです。だけどもっと心配しているのが、実はラボっ子の皆さんのお母さんであり、テューターであるわけなんですね。皆さんよりもっと心配している人がいます。ですから、是非その人たちに感謝をして、ひとつでも多くのものを持って帰ってきてもらいたいと思います。保護者の方々も信頼するということで、何かが帰ってくるんじゃないかなと、まあ僕は子どもがいないので、そんなことを言うのもどうかと思うんですが、それもひとつかなという風に思います。

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