田島信元氏講演会&高2ラボっ子メッセージ (2004年3月)
<ラボで学んだこと>高2ラボっ子たちのメッセージ
ラボって一体何でしょう?一言では言えないよね。それだけ含みのある活動なんだね。
言葉の楽しさ・人間関係・リーダーシップ能力・表現力がついた
塾や学校では学べない、生きていくのに必要なもの。
たくさんの人との出会い、たくさんの素敵な先輩を見て色んな指針を示してもらった。
友達を作るのが苦手だったけど、ラボで人に話し掛ける勇気をもらった。
人前で話すこと、人の上に立つことができなかったけど、高校生になってシニアやリーダーを経験して少しずつ変わってきたと思う。
自分に関わった色々な人たちに感謝したい。
<田島先生の講演会>では、高校生のメッセージを受けて、
『高2の終わりまで、ラボを続けてきた君たちは、ものすごく良い物が貯まっている。ラボをし てこなかった人に比べたら、ものすごく大きなアドバンテージを持っている。あとワンクッションで完成する』
『ラボっ子は、正直言って特別です。外国語について特殊な経験をしている』
『ラボの活動は、全体的な人間形成活動、21世紀に必要な人材を育てている』
『言葉というのは、人と人とが付き合うコミュニケーションの道具。英語に触れているけれど、なかなか言葉が出てこない。全部日本語の状況では、英語は出てこない。しかし、体を動かしてみたり、人と関わったりして、その場面が出てくると言葉が出てくる。相手のいうことがわからないとコミュニケーションするのが難しくなる』
『ラボの英語は、Thinking English 英語で考えている。日本語に置き換えないことの重要性』
『言葉は分析してはいけない。ラボのライブラリーは、日本語と英語が分析的に訳されていない。英語が意味している文脈を理解している。母語的に身に付く』
『母語的に聞く・話すという活動(これが一番時間がかかる)→読み書き(できるだけ遅くした方が良い)英語が知識として残る→聞く・話す(自分の考えを言葉にすることが出来る』
最後に高2のラボっ子へ、英字新聞か週刊誌を毎日15分音読してみることと、1年に1回出来れば長期滞在で海外に行ってきて欲しいとメッセージを下さいました。 |