不適応症候群
新聞の教育のページに載った記事で、不適応症候群というものがあった。
記事の内容を紹介すると
『幼稚園時代から親が選んだおけいこ事や塾に追われ、中学、高校は受験勉強。
自分が何をしたいのかを考える暇もなく、成績に応じた大学、学部に入学する子供たち。 大人が敷いたレール上で物事を考え、与えられた道筋を生きていくことが当たり前になっている子供たちが、
大学を卒業して、社会に出た途端、自分で考え、行動しなければならないとしたら、当然不適応症状が出てくるだろう。
ピンと張った糸はいつか必ず切れてしまう。子供たちも同じではないだろうか?
本来、人は一人の神の作品として尊く創造され、その人にしか立つことのできない場がある。
ならば、教育とは、みんなが同じことを同じペースで同じようにできるようになることを目指した「どんぐりの背比べ」ではなく、
『自分自身を見つめ、可能性を見いだし、世界で唯一の私としての歩みを選び、
命輝かせていく』
手助けをしていくことではないだろうか? |