【ライブラリーの年令に応じた聴き方を】
子どもは、物語グルメです。
なぜ、子供に物語を聞かせたいのか?
~人間形成の根っ子部分(本質)を育てるため。
児童書とは?
~生きて帰れし文学、生命の源、元気の出るエネルギー
人間が次の世代に伝えておきたいもの全部を凝縮したものである。
たくさんの物語を聞いて育った子は
~言葉の数が豊富で、豊かな表現力・思考力・想像力・創造力がある。
物語の再表現を味わうことは、
実体験ではないけれども、物語の中でセリフや言葉として体表現する中で、
その表現がぴったりした時に、しっかりした疑似体験となって残る。
→ ラボは、日本語を含むことばの自然習得である。
*子供の年令に応じたライブラリーの聞き方*
*3歳~7歳ぐらいのこどもたちは・・・
心や体がやわらかく、どんなライブラリーのお話や歌も、すなおに楽しむことができます。
ちょっとことばづかいがむずかしいなと思えるものでも、是非聴かせてみましょう。
少したって、初めて意味が分かったとき、真に身につくものとなります。
ことばを性急に覚えさせるということより、お話と出会うすばらしさを大切にしたいですね。
*8歳~12歳ぐらいのこどもたちは・・・*
好きなお話とそうでないものが、だんだんはっきりしてきます。
同時に友だちとお話を共有できるようになり、自分と違う感じ方があることに気づきます。
ことばへの興味も強まり、イメージと体験が重なってきます。
発表会でひとことが言えた!という感動が、次のエネルギーになります。
次のお話のときは、もっと頑張ろうという心を応援しましょう。
*13歳より上のこどもたちは・・・*
学校の英語で文字や文法に出会います。
ライブラリーのお話と結びつけて、楽しさを発見し理解を深めますが、
それは幼い頃にたっぷりとライブラリーを聴いたこどもです。
お話をグループで表現する楽しみも深いところで理解するようになります。
キャンプや国際交流から学ぶ機会もぐっと増えます。
でも、ライブラリーはやっぱりラボっ子の心の支えです。 |