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②教材は物語
絵本や物語を子ども時代に出会うことはとても意味のあることです。
誰でも生まれた我が子に絵本の読み聞かせをしたことはあるでしょう。
こどもは夢中になって絵本を見つめます。
おはなしの世界に入ります。
絵を見つめたり、声をじっと聴きます。
ちょっと大きくなると、お話の登場人物の気持ちになって聞いたり、絵本のわからないことばを大人に聞いたり、文を丸ごと暗記してしまったり・・・と、子どもによっていろいろな表現をしますね。
ラボライブラリーより(詳細は、ラボ公式HPをご覧ください。http://www.labo-party.jp/book/)
さて、絵本は短くシンプルな美しいことばでつづられています。絵本作家は、子どもたちのために、わかりやすく、美しく、ことばを削って磨いて絵本を書き上げます。
なので、「使えることば」よりも「研ぎ澄まされたことば」の方が、言語習得過程の子どもにとっては大事なのです。
たまには日常会話では頻繁には使わないことばにも出会えますが、それらの余分のものも大切です。また、はっきりとは分からないものでも、文脈からなんとなくその意味をイメージし、自分のことばとして蓄えられます。
豊かな語彙を持った子ども、ことばのセンスがある人間になります。
また、物語は、子どもの世界を広げます。こどもが知らない過去や未来へも行けます。
自分がいけない外国や想像上の場所へも行けます。
普段の生活では出会えないものに出会えます。
憧れるカッコいい人にも、普段は出会いたくないような悪い人にも、周りにはいない動物にも、おしゃべりしないあらゆる物にも出会えます。
たくさん出会うことにより、興味がどんどん広がります。
物語には、いろいろな教訓も含まれています。
正直であること、一生懸命頑張ること、まわりのものに優しくすることなどは、親が言うよりも物語で読み聞かせする方がずっと心に残ることもあります。
英語・日本語の物語CDを聴いてのイメージ画「だるまちゃんとかみなりちゃん」(年長さん)
ラボは英語をそのようなすばらしい物語から学ぶのです。
読むことも楽しく、書き写しをすることも楽しいのです。題材が物語で、それをテーマ活動として仲間と動いているから。
英語を習得する過程で、物語にもずっと触れ続けることができ、結果として人間教育が出来ちゃうのですよ。
それは、ラボの理念である「ことばを育てることはこころを育てることである」から来ているのです。
物語でこころを育てているからことば(英語、日本語)が育つのです。
普段から、ラボライブラリと呼ばれる音声CDを流している生活の中に居れば、自然とテレビの時間は減ります。
親子で共通の話題の中に、物語という芸術が入ります。
図書館や書店で自分では選ばない物語に触れるチャンスがあります。
英語・日本語の物語CDを聴いてのイメージ画「ももたろう」(年中)
ラボは、「子どもだからごまかしはきかない。こどもにこそ本物を、質の高いものを。」と考えて、CDライブラリを制作しています。
ラボがテレビで宣伝しないのは、大切なお子さんの会費をCM代として使いたくないからです。少しでも質の高い物語と出会ってほしいと思い、何年もにわたり制作し続けています。テレビCMに使われる金額をイメージし、英語の教室を選びましょう。
「はらぺこあおむし」「ぐりとぐら」「かぶ」「3びきのやぎのがらがらどん」「てぶくろ」などの名作絵本もあります。
「ピーターパン」「ふしぎの国のアリス」「ピノッキオ」「白雪姫(グリム童話多数)」「ロミオとジュリエット」などの世界の名作もあります。
「おむすびころころ」「ももたろう」「一寸法師」「かさじぞう」「注文の多い料理店(宮澤賢治作品多数)」など日本人として知っていたい昔話や物語もあります。
「国生み(神話)」「平知盛(平家物語)」「三本柱(狂言)」などの芸術もあります。
英語+日本語の語りは、一流の声優さん、可愛いこどもの声などバラエティに富んでいます。
また、物語のために作曲された音楽が、一流の演奏家の方にさまざまな楽器で奏でられ、英語・日本語の背景に挿入されており、子どもたちのイメージを広げます。
話が長くなりましたが、そのような素晴らしいものがいわゆる教材です。(私たちは教材とは言いません。使いっきりでなく、何歳になっても聞くことができ、親が我が子のために自分が子ども時代聞いていたライブラリを引き継ぐ場合もあるからです)
素晴らしいからこそ、何度も聞いてみたくなります。
何度も聴き、ことばを覚えたり物語にこころを動かされたりします。
「英語を覚えるため」に、面白くもない、質の低いものを聞くことは体によくありません。
せっかくなら、心地良い質の高い音を、黄金の耳を持っているこどもには出会わせたいですね。
英語・日本語の物語CDを聴いてのイメージ画「わたしとあそんで」(小2)
ラボライブラリは、果たして高い教材なのでしょうか?
私はそうは思いません。
何度も何度も繰り返し聴く。兄弟で聴く。いずれその子どもも聴く。
ずっととっておきたい質の高いものだから、資源ゴミになることもありません。
最初から50万、70万のセットで売られる英語教材もありますが、そのようなことはしません。
少しずつそのご家庭のペースで揃えながら、英語と物語の環境を整えてあげましょう。
大学生でも「ぐるんぱのようちえん」が大好き。
園児でも「ドン・キホーテ」が大好き。
高校生が、ロミオとジュリエットになって真剣な恋愛を感じる。
小学生の子が、テーマ活動(役になってCDの真似をして英語を言うラボの表現活動)で、ピーターパンになって空を飛ぶ。
1歳の子がママとおむすびころころのネズミ穴におっこちる。
なんでも自由です。
「こどもだから~だろう」という大人の固定概念で選ぶことなく、自由に自分の好きな物語に出会っていく子どもたちが、ラボパーティにはたくさんいます。
それが、ラボの子どもたちの英語と触れ合う環境なのです。 |
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