幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ファミリーキャンプに初参加!
西郷夕方G なおき・ゆうたmama  中島由香

実のところ、私自身はアウトドアが好きではない。当然、キャンプとかにワクワク感はもてなかったりする。でも昨年、大山キャンプに参加した直樹の「3泊4日は短すぎる!もっとキャンプにいたかった~~!」という発言に、場所は違えど、今後子供たちが何度も足を運ぶであろうラボランドの雰囲気を感じておきたくて、参加を決めた。ファミリーキャンプは割りと小さい子が参加すると聞いていたので、今年3年生になる直樹はギリギリかなあという思いも手伝っていた。 

今回は、私と直樹、悠太の三人での参加。黒姫ラボランドまでは、370Km。運転は多少不安ではあったけれど、運転すること自体は大好きなので途中のSAを楽しみながらの道筋。GWだというのに割りとスムーズに進み、予定通り到着することができた。

泊まるロッジでは一番乗り。泊まるロッジ(ナイル1)のシニアメイトはどんな子かなあ~と、ちょっとドキドキしたけれど、扉を開けると、満面の笑顔で迎えてくれて、ものすごくほっとした。(後から聞いたところ、彼もどんな子が来るのか、ドキドキしていたみたい。)他のみんなが到着するまでに既に直樹と悠太はすっかりシニアメイトの“ゆうちょ”になじみ、幸先のいいスタートを切る事ができた。

ロッジでは、5家族20名+1名(シニアメイト)が一つのグループとして行動した。ついでに言うと、私は初対面の人にめっちゃ弱い。昔から人見知りが激しいのだ。ロッジに人が増えるにつれて、ちょっと装った自分になっているのを感じて苦笑する。長い時間を一緒に過ごすのだから、リラックスしないと疲れちゃうよ。
今回、昨年直樹が大山キャンプに行ったときに同室だった、大阪のテューターと同じ部屋だった。すごい偶然!大山での直樹の様子を聞くことできた。

子供たち二人はいつもどおりの快活さでどんどん増えていく仲間たちと交流。そんな中、直樹がロッジで一番年上ということが発覚!今回のロッジで一番多い年代は年長さんだった。直樹はとたんに不安げに。年上のラボっ子たちと遊ぶのを楽しみにしていたようだ。最初の自己紹介でも、さっきまでの快活さとは打って変って、名前と年を言うのが精一杯の様子。でも、彼なりに考えたらしい。「僕が一番年上だから、リーダーする!」なんて、“ゆうちょ”に伝えていた。親が何も言わなくても、子供は自分で考える。それがキャンプのいいところなのかな~。

テーマ活動は“そらいろのたね ”。テーマ活動は、ロッジのシニアメイトがそのロッジ毎に工夫して行ってくれる。ナイル1の活動部屋は、おもちゃ箱みたい!ロッジに仲間が到着すると、空色の風船を飾っていく。そして、壁には、そらいろのたねの日本語版の絵本の大きくコピーされたものが貼られている。玄関には、そらいろのたねの作者である“なかがわりえこ”さんのその他の絵本がいっぱい。そして、大きな白い紙に、枠だけのおうち。クレヨンや色鉛筆を使って、みんなで好きに完成させていく素敵なおうち。みんなに楽しんでもらおうという、シニアメイトの思いが伝わってくる。テーマ活動がはじまって驚いたのは、子供たちの素直さと活動を楽しんでいる様子。2歳児から8歳までの子供たちが、自分の視点で楽しいでいるように思える。


今回のキャンプで感じたわが子のこと。

直樹はもともと“みんなで輪になって踊りましょう”的なリクレーションが嫌いで、今回も親から見ると“う~ん。。。”と思うような場面は確かにあった。けれど、リーダーとしての自覚とシニアメイトの力で、参加し、彼なりに楽しんでいたように思う。最初に日本語絵本を楽しんだのだが、ラボCDとの訳の違いを指摘したりして、家ではなんとなくCDを流していただけだけど、ちゃんと聞いてるんだなあなんて関心。食事の用意や、お風呂掃除、みんなを広場に引率していく姿など、彼なりにがんばった。ラボ汁つくりでは、お父さん方に交じって、火の用意。暑い中、おつかれさまでした。

“ゆうちょ”は、自分へのポストを設置していて、みんなが自由に手紙を入れていく。わが子は二人とも、意味はあんまりなさげな手紙をたくさん投函していたが、二日目の終わりに、「どうしたら、“ゆうちょ”みたいになれるのかなあ??」なんて私に聞いてきた。ちょっと私は正直驚いた。そういった憧れ的な視線をシニアメイトに感じているなんて、テーマ活動の中では感じなかったから。「ポストにいれてごらん。」と言うと、彼は丁寧に手紙を書いていた。【どうしたら、ゆうちょみたいになれますか?(シニアメイトに)】。シニアメイトのパワーの強さを感じ取ったのだとしたら。。。ちょっと感動!

悠太は、直樹ほど突き進んでいくタイプではない。親抜きのお泊りなんて、彼の中では考えられないことみたい。そんな彼が、今回のキャンプの初日、兄と一緒に男の子お風呂に入り、二人で男性の寝る部屋でお泊りする事ができた。実は、母親としてちょっと寂しくも有りだったけど、こうやって親離れできていくんだね。彼もまた、食事の用意や掃除など、率先して行っていた。いろいろなプログラムも自分のやりたい事をチョイスして、シニアメイトと楽しげに行う事ができたと思う。

二日目の夜のキャンプファイアーは、はじめてそんな大きな炎をみる彼にとって、衝撃的だったようだ。火の粉が空に上るさまを食い入るように見つめていた。そうして、ロッジまで手をつないでもどる暗い道、彼は「僕、ラボ、やめんとくね。だってまたキャンプファイヤーみたいから。」とつぶやいた。心の中に、一つ宝物ができたんだね。


三日目の朝は、始まりと同じく、ロッジのみんなで輪になって一言ずつ感想を言っていく。最初は、ただ恥ずかしそうにしていた子供たちも、何か一言発する事ができるようになっていた。こういった事の積み重ねで、自信をもった自分に成長していけるのだろう。今回のキャンプで、自分自身も声を出す心地よさを感じていたように思う。大きな声で歌う、みんなの前で絵本を読む。そして、第三者的な目で、わが子の成長を確認できたような気がする。周りのラボファミリーが、同じような不安や期待でキャンプに参加し、全ての子供たちにかかわりをもってくれるから。

家に帰って、“ゆうちょ”が最後にみんなにくれた手紙をゆっくり読む。いく粒かの空色のたねと一緒に同封されていた手紙は、温かい言葉であふれていた。直樹の質問に対する彼なりの答えも丁寧につづられていた。そろそろ春のプランターを夏へのプランターに変えるべく、いろいろな種をまく時期。どんな芽が出るか、どんな花が咲くのか、空色の種をまいてみよう。「大きな花壇じゃないと、おうちが咲くかもしれんでね~」なんて、直樹がにやりと笑いながら言った。ユーモアをもって物語を楽しんでいるところ、いいよね!

(※ステキな写真が添付されていたのですが、私のパソコン技術が乏しいため、コピーできませんでした。ごめんなさい)
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