|
|
 |
 |
 |
 |
| [一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
古民家での昔遊びは、親子の会話が弾みました♪ |
06月13日 (土) |
|
来月から取り組もうと思っている「ふるやのもり」。
以前、テューターになるための研修で、泥棒役をやった際、私は隠れる場所をすっかり勘違い。
「どうしてそういう表現になったの?」と聞かれて、はっとした!
そう。私は現代っ子なので、東北の昔の農家(民家)の室内がイメージできなかったのです。
一段高くなった囲炉裏からのぞむ土間、というのはわかるのですが、
隠れている泥棒とオオカミの位置関係が全く分からず、どの位の距離感かも分からない。。。
同期のテューターに、土間の横に厩があってと説明してもらっても、ピンと来ず。
なんとか、室内に馬が一緒にいるという事だけが分かったという感じでした。
結局、たまたま後日行った博物館に移築展示されていた岩手の民家との出会いがあり、
「おおー、これが、うまやか~」と感動したものです。
パーティの子ども達に、この古民家体験は、ほぼないでしょう。。。
梁、厩など、分からない言葉(日本語)と多く出会うと思います。
以前「まよなかのだいどころ」をやった際に、
「台所」という日本語はわからないのに、「キッチン」という英語は聞き取れるという
現代っ子ならではの現象が起きていました。
「台所」が分からないのに、「勝手」は尚更分からないでしょうね。
こういう昔話や民話にも、数多く出会ってもらいたいものです。
本日は息子を連れて、古民家見学。
それこそ厩が室内にある寒い地方ならではの古民家を見せたい気持ちはありましたが、
横浜近郊にあるものは、ほとんどが富農の家屋の移築のようでした。
嬉しい事に、母屋の中に入れるものはほとんどが入場無料の場所。
地域のボランティアの方々によって支えられているものでした。
野外博物館などだと保存のために入る事ができないものも多く、子連れで見るだけというのも酷な気がして、
結局、今日は数ある「行きたい場所」から、「長屋門公園」に行きました。

息子にとってはなんら感動のない竹垣。
私が「これが竹垣だよ」というと・・・突然志村けんの早口言葉の真似をし始め・・・
ドリフ、世代をこえて恐るべし。

長屋門をくぐると、左手に小さな滝が見えました。小さな水車があり、池には鯉が。

土間に入ると目に入る「かまど」。
なぜかしゃがんで竹筒を吹く真似をする息子。
意外に知ってるじゃないのと驚いて聞くと、「がばいばあちゃんのテレビで見た。」とのこと。
あー、そうでしたか。

昔の道具が展示されていました。外には臼が置いてありました。

囲炉裏に座っていると、外の光がまぶしくて美しかったです。

縁側から走り出した息子は、「ここ、さざえさんのお家みたいだね」とのこと。
さざえさんのお家は、藁葺き屋根ではないけどね・・・(苦笑)ねこのタマはいるよね。

外へ出ると、井戸があります。水は飲めませんが、くみ上げる事はできるようです。
写生をしに来ていた地元の小学生が、この井戸でパレットを洗っていました。

竹馬やぽっくりなどはたくさん置いてあって、私も懐かしいと感じましたが、
(と言っても、私の思い出の竹馬は竹ではなく、ステンレス)
車輪転がしは、初体験でした。けっこう簡単に転がせました~♪
その車輪を使って輪を描き、ケンケンパ遊び。
息子とじゃんけんゲームで盛り上がりました。
帰宅する際、バス停で地元の方に話しかけられ、長屋門での里祭りの事や鯉のぼりの事等を
うかがいました。
どこから来たの?と聞かれ、息子が中区ですと答えると、
「遠くからご苦労様だねぇ。」と労をねぎらわれ、
「ここにわざわざ連れて来てくれるなんて、良いお母さんだね。」と言われた息子は、
「あー、ママはラボやってるから。」 ですって。。。
↑この言い方はひどいでしょう。 私はテューターやってなくても、連れて行くってば!(笑)
ついつい子ども達の笑顔を思い浮かべて、連れて来てあげたいなぁ~と思うのは、
ラボをやってるからという責任感からだけでは生まれない感情でーす。
自然と湧き出る愛情と(子ども達って昔遊びを知ってるのかな?)という多少のお節介が
入り交じった感情からですね。
でも、今回、引率する形は考えていないので、マイパーティの皆さんには、
こうしてHPでご紹介する形にしておきます。(ちょっと遠かった。。。)
余力のある方は、子育ての合間に、親子で昔遊びに興じてみたらいかがでしょうか?
・・・って、私に余力があるわけではないんですけどね。
|
|
|
|
| << 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|