バーニーの桜 |
06月14日 (火) |
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6月11日の土曜日から1泊でラボランドにいってきた。
今年の夏は、ラボランドにいくスケジュールにはなりそうもないからとか、
SK30がおわって次のライブラリー(40周年!)の仕事にかかるまえのきもちのきりかえとか(そういえば去年は鎌倉に紫陽花をみにいった)、
あとづけの理由はいろいろあったが、
もっとも大きな目的は、かつてラボのアメリカ事務所のスタッフであり
貴重な友人であり、2年前の7月に早世したバーニー・レーベンスピール
氏のメモリアルとしてオオヤマザクラを植樹するということにあった。
バーニーの遺骨と灰は氏の希望のとおり、故郷の海に還った。ご両親は故人の遺志を尊重してとくに墓はつくらず、オレゴンはニューポートの別荘に小さな塚をつくられた(バーニーはそこに茶室をつくるつもりだった)。
散骨されたバーニーの遺骨と灰のうち、ごく一部はラボのために日本にとどけられた。そこで、彼が愛してやまなかったラボランドの一角にメモリアルの樹を植え、そこに遺骨と灰をうめて、バーニーのspiritをなぐさめようという会であった。(株)ラボ・ラボランドのご協力を得て、財団法人ラボ国際交流センターの山田顧問のよびかけである。
土曜日は梅雨前線の影響で天候が懸念された。事実、黒姫駅についたときもさみしい雨。ラボランドに到着し、ぐるんば城でくつろいでいるあいだも、大きな窓のむこうで銀の糸がしずかに森をぬらしていた。
しかし!セレモニーを行なう午後4『寿限無』まえ、雨はあがり晴れ間がでた。木樹もいきいきとしている。
2本のオオヤマザクラは、鴻来坊の前庭に植えられた。遺族からあずかった遺骨と灰はその根元にていねいにうめられた。ほねはカルシウム。いずれは土に還り、あたらしい命の栄養となる。
しずかな祈りが緑のなかに余韻となってたなびいた。
見上げた空に雲の流れがはやい。夏は、もうそこまできている。
この森に、子どもたちの歓声が満ちる日は近い。
バーニー、きみはいまごろどこを旅しているんだ!
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Re:バーニーの桜(06月14日)
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ミニばらさん (2005年06月14日 18時56分)
書いてくださってありがとうございます。
体は無理でしたが気持ちだけはラボランドにありました。
サマーキャンプで会いに行くことができます。
どこに植えられたのか場所を知りたかったのでした。
ありがとうございました。
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Re:バーニーの桜(06月14日)
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カトリーヌさん (2005年06月14日 20時00分)
バーニーのことは忘れられないですね。
植樹のことは存じませんでした。伺えなくて残念です。今年もたくさんの交流があること
でしょう。バーニーの貢献された交流がずっと続いていきますね。
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Re:バーニーの桜(06月14日)
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サンサンさん (2005年06月15日 19時57分)
この日記、書いて下さったことに感謝します。
私もその日、お誘いを受けていたのですが、支部のテーマ活動大会もあ
り、そちらに伺うことはかなわずでした。
バーニーさんにはほんとに御世話になりました。
心から、感謝しています。
彼の功績は偉大でした。
ラボランドに行ったときは、その木を見たいと思います。
その桜はいつ頃花が咲くのですか?
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Re:バーニーの桜(06月14日)
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Play with meさん (2005年06月24日 00時58分)
記念樹と遺骨がラボランドに!!
お世話になったバーニーさんがラボッコの声を聴きながら微笑んでくだ
さるでしょうね。
よかった!!と安堵しました。
ありがとうございました。
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