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山手線でのコワーイ体験 05月29日 ()
ラボセンターからの帰り、私は一人で新宿から電車(山手線)に乗り、品川へ向かった。

席が空いていたので座ると、反対側には制服を着た小学2年生くらいの二人が座っていた。なんだか楽しそうに二人でふざけている。あ~あ、だんだんエスカレートしてきて周りにも迷惑がかかりそうだ。と反対側で観察していた。 しばらくして、二人は立ち上がり行ってしまった。次の駅で降りるのかしら・・・と二人の観察をやめて前を見ると、空いた席の横に子ども用の傘が2本ぶら下がっている。

迷わず私は「ちょっとキミたち~、傘わすれてるよ~」と叫んだ。
まばらに人が立っているだけだから、彼らの後ろ姿は確認できた。
しかし、彼らどころか、周辺の人もひとつも反応しない。
(いま思うと、映画でよくあるような場面・・・私だけ異次元にいるような、あの感覚だ)

「キミたち~」(他に言い方はなかったのか・・・)と繰り返した。
何も起こらない・・・
とっさに2本の傘を持って、私は彼らを追いかけた。1車両の中を追いかけた。 次の駅に到着する前に追いつけた。「キミたちの傘でしょ?
忘れてたよ」と二人に渡すと、二人は受け取った。(よかった。私は彼らと同じ空間に存在していた…笑)

ただ、彼らは何も言わず・・・表情も変えず・・・受け取った。
いつもなら「ありがとうは?」と強制(笑)するところだが、なんだかさむーい感じがしたので、そのまま元の場所へ戻って行った。

あれだけ派手に追いかけていたのだから、他の大人たちは「ご苦労さん」なり、「変な人!」なり、ちらりと私を見るかと思いきや、何事もなかったようにしている。 さっき座っていたところの席が空いている。やはり私だけ異次元にいたのか・・・

すると、笑顔で私を見ている若い外国女性がいた。座ろうとしたら反対側にはもう一人外国女性が笑顔を見せてくれている。

私の口から思わず出てきたことばは・静かに・
"Well... excuse me!" 
この皮肉を分かってくれるのはこの二人の外国女性たちだけ?
だからかな?英語になってしまったのは(笑)
ごめんあそばせ

(実は少年たちと同じ学校の女の子を連れた母親がすぐそばにいて、ふざけていたときから何も言わなかったことに、あきれていたので・・・)

何か起きた時、この電車に乗り合わせた人たちはお互いを助け合うことができただろうか。山手線は特別なのだろうか。 公共の場で人は仮面をかぶっているのも分かる。私も電車の中ではケイタイメールもするし、イヤホンで音楽も聞く。でも、、、

人として、当たり前の感覚は隠さないようにしたい。

話は変わるが、
電車の冷房が入らない時、「窓開けましょうか?」の一言も必要だ。
Re:山手線でのコワーイ体験(05月29日)
HITACHIさん (2011年05月29日 12時55分)

「コワーイ体験」と称した所に同感!

同じ様な場面は田舎の電車でもあります。
こんどの震災で常磐線が途中駅で停車し、乗客達が近くの避難所に行か
れたと言う事もありました。
普段の行動が思いやられますね。
東北の方たちの震災時の行動がマスコミに流れていますが、経験してい
ないだけの差でしょうか。
おーじゅんさんの日記で考えさせられました。
Re:山手線でのコワーイ体験(05月29日)
おーじゅんさん (2011年05月29日 14時40分)

HITACHIさんへ

ごぶさたしております。
震災後の再スタートおめでとうございます。
ご苦労が多いこととお察しいたします。

私は、身近でできることだけをやってきました。
幸いラボも工夫しながら続けてきましたので、子どもも大人も表面上は
元気な笑顔を取り戻しています。

やっぱり顔を見て、目を見て、からだ寄せ合って、こころ通わせようと
することは大事ですね。

書き込みありがとうございました。
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