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なよたけのかぐやひめ 第4回合同パーティ 11月18日 (水)
11月13日(土)中高大生G 19:00~21:30 
 「聴いて感じること」が表現になっていく過程を大切に。聴き方も深まり感じ方も
深くなってきました。
13日(金)のラボは小学生が年1回の会場が取れない日でお休みに。
中高大生のみ家でやった。
まずはCD をかけながら動く。話し合った場面は、なんとなく動けているがまだ何が伝えたいかは話し合っていないので、不安げな顔でどうかな~という顔をして動いている。
菜々子(大1)動いてみてまだシックリ来ない所があるよね、CDをもう一度よく聴いてどう感じたかを紙に書いてみよう。
事前に、菜々子(大1)に「CDを聴いてどう感じたか?を丁寧に今日はすすめていきたいね」と話してあったので、そう投げかけてくれた。

~その十五夜は二千の軍勢を竹取りの翁の家に送り~の場面
 CDを聴きながら思ったことや感じたことをどんどん書いている。
・ ボーンの太鼓の音がする→近づいてくる感じ
・ 緊張が張りつめる感じ
・ 兵士の「護る!」という強い気持ち
~かぐやひめの~どう守りを固めようとも天人とは戦えません~の場面
・ 何とも言えない太刀打ちできない悲しさ
・ かぐやひめのセリフに周りが呑まれていく
・ 人間としての感情がかぐやひめに芽生える→心の誠
・ 翁と姥は、何としても護る、絶対に手放さない決意
ゆっくりだけど確実に天人が近づいてきている気配
別の世界があることを知る
はやか(大3)すごくイメージが深まったね。もう一回そこの所やってみよ。
Tは自分の言葉で感じたことを語る、ラボっ子の言葉の豊かさに感動していた。
一人一人の感じたことを伝え合い、もう一度その場面を動くことにした。

ボーンという音を大切にしたいという意見はみんなから出ていた。
弓を射る兵士達がボーンという音と同時にいよいよ護りを強くするという感じで
あちらこちらに注意を向け、弓を構え一歩ずつ後ろに下がった。
すると、緊張感とともに、護りが固められていく表現になっていった。
かぐやひめの~どう護りを固めようとも天人とは戦えません~のセリフところで音楽が入るが、そこで弓を射る手がゆっくり降ろされながら、ゆーっくりと外へ広がっていった、がこれはみんな自然な動きだった。かぐやひめの言葉が私たちをそう動かした。
そしてかぐやひめの悲しみとともに泣き崩れた子もいた。
みんなすごく気持ちよく動けていたようだった,

菜々子(大1)八月十五夜の月が近づき、かぐやひめはもう~の場面を聴いて
感じたことを書いてみよう!
CDを目を閉じて聴く
菜々子:どう感じた?
・ 外では虫の声→まだ何もしらない日常を現しているのかな
・ 言えない苦しさ  どうにもならない定めと知っている
・「いいえ、いいえ、何も」二回言うのが一人で考えている感じがする
・音楽が心に重く響く  翁が話す時も同じ音楽が流れてる
・「月の都の人ですの」←ずっと言えなかった真実 かぐやひめの決意
・翁は唖然とする。どうした良いかわからない
・ 姥は気付いてたけど、思っていた以上のことで悲しい
・ 翁と姥は命をかけてかぐやひめを愛していた。

いろいろ感じたことをお互いが伝え合えた。紙に書くことで、自分のことばにして言えることが増えた気がした。
はやか(大3)感じて表現したいことをみんなが大事にして動いてみよう
    Are you ready?
部屋の外と中という感じで、前から表現してた障子、外には秋の風景の表現が生まれた。
障子はシンプルに座るだけになっていた。外では、すすきの葉が風に揺れ、音楽にあっていた。小学生も「虫の声がする」といって鈴虫やこうろぎの真似をしている子が居たので明日の合同でやってみたい。






11月14日(土)合同P  18:00~20:30   松枝公民館
今日の課題は小学生と中高大生のそれぞれが考えた表現を見せ合い、意見を言ってもらい、お互いが納得した表現になっていくこと。
どうやってやるかを30分前に集まって中高大生と話し合う。
早く来た菜緒(高3)や美樹(高2)を話す。昨日、中高大生で考えた表現はすごくみんな気に入っているが、これを小学生にどう伝えるか・・。
菜緒:小学生の考えた表現も教えて欲しいからお互いに見せ合ってどう思ったかを言ってもらったら?良い意見があったらそれを取り入れていけば良いし!
美樹:小学生に見てもらって、どんなことを感じたか聞きたい!

小学生が集まる・・・
菜緒(高3)今日は~三年と言う月日が経ち、国の帝とかぐやひめとは文をかわし、詩を読み交わして~という所からどんなことを感じたかまずは、聴いてみるよ!
目を閉じてCDを聴く  聴きながら感じたことを書く
事例①
ふたつのグループに別れてどんな事を感じたか言ってもらう。事例②
りおな:年月が少しずつ過ぎていく  姥は年月を感じない
あいり:三年  一日を大切に過ごしていた。(大事な時間)
はるか:翁も姥も悲しそうなかぐや姫を見てほっとけはしなかった。
まな:帝とかぐやひめはどんな気持ちで文を交わしていたのかな
   こわいように輝いてってどう言う意味?
菜緒(高3)涙が月の光に反射して輝いている?
かや:しずかな感じ
美樹(高3)月が悲しく照っている
菜々子(大1)天上界と地上とのつながりのはじまり
あみ(中2)ほのかな愛って言ってる←かぐやひめの人を好きになるという人間らしさ
ゆい(中2)常に外の美しい景色と暮らしている  静かな雰囲気
      ひとつひとつの言葉が丁寧  一日一日を大切にしている感じがする
隆太(中2)周りは月の出と共に明るいのに、かぐやひめだけが悲しんでいる
      →逆にかぐやひめが目立ち輝く
菜緒(高3)人間界を去る悲しさを押さえきれない

色々なことを感じ、伝え合うことが出来たので最初から動いてみることになる。
CDをかけて動く。
最初の竹やぶの表現では、最初様々な竹の表現があった。統一観もなく現したいことも伝わってこなかったが、今はみんながCDに耳を傾けて、
音楽と「三年という月日が経ち」という語りで、ゆーっくりと竹が成長する様子を現している。

そのあと中高大生G、小学生Gそれぞれが考えた表現を見せ合い、思ったことを言ってもらった。

今回、木曜日小学生Gが、CDを聴いて感じたことがあった。
~兵士を率いて勅使の中将は~の場面
あつや(小5):帝に引き止められなかったことを伝えにきたとき、今は家来がたくさんいる部屋で報告してるけど、僕は帝は一人、部屋にいるところに中将が報告にきているような感じがする。
中将は帝に一番近い人だから、その人だけが帝のところに伝えにきていると思った。
翔護(小2)帝は中将がいるから、泣くに泣けなかったと思う。我慢した。
ゆきみ(小3)帝は優しいから、かぐやひめの気持ちがわかった
      この場面は色に例えると  青、黒、灰色  部屋の温度は10℃くらい
      悲しみが怒りに変わった
ことり(小3)帝はご飯も食べられないほど悲しい

こんな話合いをしていた。CD をかけて動いてみると、自然に家来達が外を向いて
肩を落として座り、帝が一人になった。そこへ中将が知らせにきたという表現になり
雰囲気がとてもよく出ていた。
合同で、この場面をみんなに見せて、感じたことを言ってもらった。

最後に今日、感じたことを思い出しながら最初から最後まで動いた。
それぞれの気持ちをCDをよく聴いて伝え合い、イメージを深めたので徐々に表現から気持ちが伝わってくるようになった。
気持ちを伝える表現もあったが、そんな抽象的な表現も小学生が心を込めて出来るようになり、成長を感じた。

役も決まり、じっくりと聴き、どんな気持ちで言っているのか想像しながら一緒に言って自分のことばにしていく段階になってきました。
まだ表現が決まっていないところもありますが、
みんながとても多くのことを感じているので、それを伝え合い、表現したいことを見つけていきましょう。
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