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Re: ラボにおける「言語習得」:支部言語習得研究会プロローグ [ テーマ ] 04月27日 (火)
 昨日行われた神奈川支部の一日広場。一日広場は教務の場、この日のメインテーマは“テーマ活動を通して「ことばが育つ」プロセスが見えてくる”のお題で菊池順子テューターのレポートでした。

 先日発刊された「2003年度全国言語習得実務委員会報告書」の最初に彼女の報告が載っています。
菊池テューターは'02~'03年、神奈川支部の全国言語習得実務委員でした。
彼女の報告を素に、この2年間で彼女が見えてきた、子どもの「ことばが育つ」プロセスをわかりやすく語っていただくことは、これから支部で言語習得研究会としての研修を展開していく皮切りになる、実は重要な役割を担っていました。

 この報告書は神奈川支部では全テューターに配られました。
ややもすると「言語習得」と言うことばだけが、テーマ活動と離れて一人歩きしている現状を耳にすることがありましたので、生まれたての新人テューターがこの報告書を手にして大丈夫だろうか?と心配する声もありました。
 ですが、とくに'03全国言語習得実務委員会で確認された‘言語習得は語学学習ではない。テーマ活動を通してことば(英語も日本語も)が育つプロセスを見ていくこと’と、それに基づいて書かれた4人のテューターレポートの内容が全員に配る決め手になりました。それに、テーマ活動が成立していると見なすテューター歴など、どうやって決められましょう?

 さて、菊池テューターのレポートは約2時間弱。
*子どものノート事例を見ると、彼らがテーマ活動をやることで、ことばを母語とともに吸収しているプロセスが見えてくる。
*それもただことばだけではなく、イメージと語感をともなった形で吸収している。
*それがわかる大きな手だては、テーマ活動の記録。子ども同士が表現やことばにこだわっているようすや、グループでのことばのやりとりを書き留めた記録からパーティ内で起こっていることを具体化していく。
*他のテューターと事例を見ていくとことが大切。気がつかなかった発見があり楽しい。
*一人の子を見つめていくと周りの子もよく見えてくる。
*テューターが今まで見えなかったことが見えてくるテーマ活動ってすごいなー。

以上を彼女がすんなり理解したわけではありません。
・事例がないと悩んだそうです。すると担当事務局が「子どもの事例がないことは絶対にない。」とことばをかけてくれたそうです。
・記録がとれるグループ、つまり子ども同士でやりとりができてしまう、とそうでないグループがあると彼女は言ってます。それはまた別の要素が絡んでくることですが。

 彼女が混乱を乗り越えてご自分で獲得した上記のことを、全国言語習得実務委員会の流れとともに、丁寧にお話ししてくださって、誰もがよく理解することができました。新人の方もです。
そして何より楽しい作業だと思えました。
さていよいよ支部で彼女が体験してきたことを私たちも行ってみます。子どもの事例とテーマ活動の記録を持ち寄って。

 実は菊池テューターが実務委員をなさっていた2年間、私は支部の教務委員長をしていました。
2年間支部として彼女が全国の委員会で体験して来たことを受ける活動を、1年目はメンバーを選択、2年目は教務委員+選択2名という小グループで行ってきました。支部に下ろす前段階という役割も担いつつ。
ですから彼女の苦しみとそしてすごーい成長をそばで見てきました。

 その最中に「早く言語習得の活動を支部に下ろしましょう」と言う声もあり、板挟みにあいました。
でも彼女が2年間を過ぎて昨日のようにすてきなレポートをしてくださった、待っていてよかったと思いました。
 彼女と一緒に小グループで全国の活動を受けてきた昨年のメンバーも、これからの支部の研修で積極的に参加することができますし、さあいよいよです。


  
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Re:Re: ラボにおける「言語習得」:支部言語習得研究会プロローグ(04月27日) >>返事を書く
サンサンさん (2004年04月28日 06時53分)

やっと支部へおろせる段階になって、ほんと、よかったですね。
今年は、実務委員としてのお役目ご苦労様です。

古ギャルさんの報告もそのうち聞かれるかと楽しみにしています。
Re:Re: ラボにおける「言語習得」:支部言語習得研究会プロローグ(04月27日) >>返事を書く
アスベルさん (2004年05月11日 11時30分)

神奈川支部の研修の経過が少しのぞけてうれしかったです
ありがとう

9Fにいるのだからレポートを聞けると良かったです・・・
研修の内容まではわからなかったので残念・・・
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